ボルドー概要
- フランスのACワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出する。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで幅広く多彩な銘醸地域である。
- 海に近いこともあり温暖な気候は葡萄栽培に適しており、その生産地はジロンド河とその支流の流域にある。
- 歴史的に英国領だったこともあり、英国はもとより広く海外で愛飲され現在でもその多くが輸出されている。
- 銘酒がシャトーワインであることが大きな特色。
- 7対3で赤が主体。
ボルドー五大産地
- Le Medoc(メドック)
- Les Graves(グラーブ)
- Entre-deux-Mers(アントル・ドゥ・メール)
- Libournais(リブルネ)
- Blayais et Bourgeais(ブライ・ブール)
ボルドーとブルゴーニュとの大きな相違点
- ボルドーのAOCは村名AOCまで。
- ブルゴーニュのAOCは畑名AOC(1級と特級)。
シャトーの格付け
AOCとは全く別のものでシャトー・ワインの中でも常に高品質ワインを造っているシャトーに公的「格付け」がなされている。
公的「格付け」がされている4地区。
- Medoc (1855年制定)
- Sauternes (1855年制定)
- Graves (2003年制定)
- St-Emilion (2006年制定)