この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
ワインラベルの注意点
生産者の表示□部分をチェックすること
Domaine もの
参考購入価格
2004’購入/ヴィンテージ2002'/¥18000
négoceもの
自社畑ではないものの栽培や収穫もデュジャックでコントロールし、作りも ドメーヌものとほとんど同じで、デュジャック・フレーヴァーをしっかり感じら れるワインです。
参考購入価格
2004’購入/ヴィンテージ2002'/¥4800
Dujac Fils & Père Chambolle Musigny
négoceもの豆知識- 【Producer】Dujac Fils & Père
- 【Region/Appellation】Chambolle Musigny
- 【Country Hierarchy】 Cote de Nuits>Burgundy>France
- 【Wine Style】Red(Savory and Classic) Full body
- 【Grape/Blend】Pinot Noir
- 【Avg.Price】¥5000/750ml
- 【Food Suggestion】Duck,Goose,Game Birds
味わい
- ボリューム: 軽い□□■□□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ□□■□□甘い
- 酸味: まろやか□□■□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- バラの香り:上質な赤ワインが熟成したときに表れる。
- 木樽の香り:バニラ香果実味と樽の個性が見事に融合したもの。
- スミレの香り:あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。
- マッシュルームの香り:石灰質の土壌から養われた香り。
『Dujac Fils & Pere』
Dujacファミリーは2000年に、ネゴス会社を設立します。
ネーミングの「 Fils(息子) & Pere(父)」は意味が深いですね。
このラベルは、通常、Moreyと近隣のコミューン周辺のブドウを使用し「Nuits Saint-Georges」と「Chambolle-Musigny」で販売します。
ネゴスビジネスでは有るが、畑を自分が所有していないだけで、畑の管理や手入れ、ブドウの収穫までドメーヌのスタッフが行っています。
量に応じてではなく面積単位で購入契約を結んでいるので収量制限もしっかりと思い通りに行っています。
実質的には、ドメーヌ部門の物とあまり違いはありません。
Chambolle Musigny
昔は単純にChambolleと呼ばれていたが、ブルゴーニュファン憧れの特級畑「Musigny」を擁することから「Chambolle Musigny」と村名を変更した。
Côte de Nuits sub-regionにある人口は 400 人未満の小さなコミューンですが、 Pinot Noirから造られる高品質な赤ワインで有名です。
Chambolle-Musignyの古典的ワインは力強く、洗練されていて、芳香があります。
この村はVosne-Romanée 、Gevrey-Chambertinと並んで 地球上で最高の Pinot Noir wineを生産すると考えられています。
白ワインはアペラシオンの南にある有名な「Musigny Grand Cru」の約 0.5ha(1.2a) のシャルドネブドウから作られています。
このMusigny は土壌と勾配がわずかに異なる Les Musigny と Les Petits Musigny の 2 つのセクションに分かれていますが2つの区画で収穫された果実の約70%は、「Domaine Comte Georges de Vogüé」 によって一緒に瓶詰めされます。
Musigny の Premiers CruやCommunalesのアペラシオンでは白ワインは造られていません。
Bonnes-Mares は、Chambolle-Musigny の反対側にあるもう 1 つの Grand Cru です。
一般的に、Musignyのワインよりもストラクチャーはありますが、丸みとフィネスは劣ります。 Bonnes-Mares の小さな区画が Morey-Saint-Denis にあります。
Premiers Crus は品質が異なる場合があります。「Les Amoureuses」 は Musigny と非常によく似た土壌を持ち、最高級であると広く考えられています。「Les Charmes」も高く評価されています。これもまたミュジニーのスタイルに似ています。
Chambolle-Musigny の村自体は、コート・ドールの丘陵地帯の中央上部、標高約 300m に位置しています。合計で 176 ha(435a)のブドウ園があります。このうち、24のChambolle Musigny Premiers Crusが 56ha(138a)、2つのグラン クリュは24ha(59a)です。
フランスワインAOPとは?
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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Dom.Dujac Chambolle-Musigny
Domaine もの
- 【Producer】Dujac Fils & Père
- 【Region/Appellation】Chambolle Musigny
- 【Country Hierarchy】 Cote de Nuits>Burgundy>France
- 【Wine Style】Red(Savory and Classic) Full body
- 【Grape/Blend】Pinot Noir
- 【Avg.Price】¥12000/750ml
- 【Food Suggestion】Duck,Goose,Game Birds
味わい
- ボリューム: 軽い□□■□□重い
- タンニン: 控えめ□□■□□強い
- 甘み: ドライ□□■□□甘い
- 酸味: まろやか□□■□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□■□□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- バラの香り:上質な赤ワインが熟成したときに表れる。
- 腐葉土の香り:熟成のピークを迎えた赤ワイン。
- スミレの香り:あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。
- マッシュルームの香り:石灰質の土壌から養われた香り。
『Domaine Dujac』
Morey-Saint-Denisに本拠を構えています。
Morey-Saint-Denisのワインは、Dujac なしでは語れない、というほど高く評価されているワイン生産者です。
Pinot Noir と Chardonnaから、エントリー・レベルのブルゴーニュからCôte de NuitsのTop Grand Cruワインまで、高品質のワインを製造しています。
1968 年にJacques Seyssesによって設立されたDomaineです。
彼はMorey-Saint-Denisにある4.5haの老朽化したドメーヌ・グライエを買い取りPinot Noir と Chardonnay を植えます。
ベルギー出身のJacques Seyssesは「La Pousse d’Or」でワイン造りを学んでいます。
「La Pousse d’Or」はコート・ド・ボーヌ地区のヴォルネイにあり、1100年頃のブルゴーニュ公の時代に記録が残されているほどの古い歴史を誇るドメーヌです。ロマネ・コンティの元オーナーだったデュヴォー・ブロシェ家が所有していたDomaineです。
Domaine設立以前の数年間、DRCのAubert de Villaineや、 Dom.Armand RousseauのCharles Rousseau から技術を学びながらブルゴーニュを旅しています。
20世紀後半、Dujacは「Clos de la Roche」2ha(5a)、「Clos St-Denis」1.4ha(3.4a)、「Mares」0.6ha(1.5a) 、「Romanée-Saint-Vivant」0.17ha(0.4a)「Le Chambertin 」0.3ha(0.7a)を購入します。「Puligny-Montrachet premiers crus 」の購入により白ワイン用畑が拡大しました。
2005年にVolnayのDom.de Montilleと共同でDom.Toma Moyerardを買収したことにより
従来所有していたGrand Cruに「Chambertin」と「Romane Saint Vivant」が加わりGrand Cruだけで7つとなった。
そして、もともと所有していたGrand Cru「Bonne Mares」とPremiers Crus「Vosne-Romanée les Beaumont」は面積が増し、Vosne-Romanée最高の1級畑と謳われる「Vosne-Romanée au Marconsole」に新たに1.57haという広い面積を所有することになった。
Jeremy Seyssesが1998 年にドメーヌに加わり、その後妻のDianaと弟のAlecが加わりました。現在はジャックの息子達が、それぞれ醸造と販売を担当し、ドメーヌを実質的に引き継いでいます。
Alec, Jeremy and Diana
ワイン造りのスタイルにいくつかの小さな変更が加えられました。
栽培においては、
1987年からリュット・レゾネをとり、2001年からは徐々にビオロジックへと移行させ現在はビオディナミ農法を大半の畑で採用している。
醸造においては、
伝統的には全房圧搾法が使用されていましたが、熟度が十分に高くない場合はブドウの除梗が少量行われます。
ジャック時代のワインは全房圧搾法により梗が色素を吸収するためワインの色調は比較的淡く、しかしながら香りと味わいはしっかりしているというものだった。
ジェレミーになってからはヴィンテージに応じて除梗率を変え、以前よりも色合いはしっかり、果実味も充実したものとなっている。
若いワインには新しいオークの使用量を減らしたり、マロラクティック発酵ができるように空調されています。
それ以外は、ワインは半世紀にわたって同じ方法で製造されており、ろ過や精製はほとんど行われません。
Domaine Dujacはコート・ド・ニュイでは珍しい白ワインの造り手でもある。
1985年の霜害で村名格Morey-Saint-Denisの畑の一部が枯死したのを機会にシャルドネを植え、「Morey-Saint-Denis Blanc」としてリリースしたのが始まり。
さらにはMorey-Saint-Denis1級「Mont Ruizan」に入手した0.6haの畑にもシャルドネを植え、2000年から白ワインを送り出している。
Grand Cru 所有畑
- シャンベルタン 0.29ha
- シャルム・シャンベルタン 0.7ha
- クロ・サン・ドニ 1.29ha
- クロ・ド・ラ・ロシュ 1.95ha
- ボンヌ・マール 0.43ha
- エシェゾー 0.6ha
- ロマネ・サン・ヴィヴァン 0.16ha
Premiers Cru 所有畑
- ジュヴレ・シャンベルタン・オー・コンボット 1.1ha
- シャンボル・ミュジニー・レ・グリュアンシェール 0.32ha
- モレ・サン・ドニ・レ・モン・リュイザン・ブラン 0.6ha
- モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・ルージュ 0.79ha
- ヴォーヌ・ロマネ・レ・ボー・モン 0.73ha
- ヴォーヌ・ロマネ・オー・マルコンソール 1.57ha
Communales 所有畑
- モレ・サン・ドニ・ルージュ 2.92ha
- モレ・サン・ドニ・ブラン 0.65ha
- シャンボル・ミュジニー 0.64ha
Régionales 所有畑
ブルゴーニュ・ブラン 0.19ha
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