ヴージョで3番目に人気の高いワインで、価格は上昇傾向にあります。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Dom. Jean Grivot Clos de Vougeot Grand Cru
- 【Producer】Dom.Jean Grivot
- 【Region/Appellation】Clos de Vougeot (Grand Cru)
- 【Country Hierarchy】 Vougeot>Cote de Nuits>Burgundy>France
- 【Wine Style】Red(Savory and Classic) Full body
- 【Grape/Blend】Pinot Noir
- 【Avg.Price】¥28,000/750ml
- 【Food Suggestion】Duck,Goose,Game Birds
ワインラベル
絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
この1990’ヴィンテージを1997'9/7宅飲みです。
”間違いのない栽培業者 ★★★★”
参考購入価格
1997’購入/ヴィンテージ1990'/¥8900
参考2021’相場価格
- ヴィンテージ2019'/¥34000
- ヴィンテージ2018'/¥30000
- ヴィンテージ2017'/¥32000
- ヴィンテージ2016'/¥32000
- ヴィンテージ2015'/¥32000
- ヴィンテージ2014'/¥57000
2015’ヴィンテージ 味わい
- ボリューム: 軽い□□■□□重い
- タンニン: 控えめ□■□□□強い
- 甘み: ドライ□■□□□甘い
- 酸味: まろやか□■□□□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
香り(アロマ/ブーケ)
- 樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。バニラ香
- スミレの香り:あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。
- 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
- 黒コショウの香り:1ha当たりの収穫量を抑えて、テロワールの個性が表れた赤ワインに生ずる香り。
- バラの香り:上質な赤ワインが熟成したときに表れる。
Dom.Jean Grivot
- Grivot家はJura地方で、17世紀半ばには早くもブドウの木を育てていました。
- フランス革命の直前に家族はVosne-Romanéeに移住しました。
- エステートは1900年代初頭にガストン・グリヴォGaston Grivotによって開発されました。
- 1919年にClos de Vougeotの小区画を購入しました。
- Domaine Jean Grivotは、ブルゴーニュで最初に独自のワインを瓶詰め販売したドメーヌの1つです。
- Vosne-Romanée と Nuits-Saint-Georgesにまたがる約15ha(37a)の土地を所有しています。これには、「Echézeaux」「 Richebourg」と「Clos de Vougeot 」の1.9ha(4.6a)の広大な区画が含まれます。
- すべてのブドウ園は、収穫量を減らすのに高密度に植えられており、更にgreen harvestsによって収穫を減らします。数列のChardonnay以外は Pinot Noirが植えられており全てが樹齢40歳以上です。
- ワイン製造は、房の95%が除梗され、ステンレスタンクで発酵する前に4〜6日間の冷浸軟化が行われます。そして、オーク樽で18か月間熟成します。
- 新樽使用率はヴィレッジワインの場合は約25%、Premier cruは最大60%、Grand crusは最大70%です。
- ワインは、月の動きと大気圧に応じて清澄やろ過なしで瓶詰めされます。
Clos de Vougeot
- Côte de Nuits地域で最大かつ最も有名なGrand cru vineyardsの 1 つです。
- 広さは 50.9ha(125a) で、Côte d'Or. 全体で[Corton]に次いで 2 番目の広さです。
- Vougeot 村の大半は「Grand Cru」ですが4つの「Premier cru」と「village-level」のワインがあります。
- Clos de Vougeot は11世紀にシトー修道会の修道士によってワイン造りが始められ、後に畑の周りにClos(壁) と châteauが築かれます。
- フランス革命後、土地は国に没収され1791 年にオークションで売却されます。その後、一連の所有者変更の後、ナポレオンの銀行家の息子Julien-Jules Ouvrardが入手します。そして、1889年に地元のネゴシアンに売却されるまで、ほぼ 19 世紀を通じて Ouvrard 家の手中にありました。
- その後の所有権の変更により、土地は分割され、現在Clos de Vougeot は、80 以上の生産者が所有する 100 の異なる区画に分割されています。
Clos de Vougeotは1937年に公式にGrand cruとして分類されていますが、テロワールの実際の質ではなく畑の周りに築かれたClos(壁)の位置に従っています。
区画のテロワールは実に多様であり、さまざまな土壌や側面があり傾斜は大きく異なります。細分化される前であれば全体からのブドウをブレンドして、単一のラベルClos de Vougeotの下でバランスの取れたスタイルを実現できたから問題ではありませんでした。
現在、各生産者はテロワールの小さな区画からワインを造っていますので、グラン・クリュのステータスに値するワインもそうでない場合もあります。これは、現代のクロ・ド・ヴージョのワインの品質が大きく異なることを意味します。
※ブルゴーニュワインとは❓ ブルゴーニュのすべて、に「おすすめの生産者」を記していますのでご参考にしてください。
フランスワインAOPとは?
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。