このワイナリーの最大の魅力は、絢爛豪華な Grands Crus（特級畑）のラインナップを良心的な価格で手に入れることができることです。
その高いクオリティに対してGrands Crus ワインが2万円以下、Premiers Crus ワインは1万円以下で手に入ります。そして村名格ワインならば5～6千円で入手できます。
この記事は以下のような人におすすめです！
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Dom.Drouhin-Laroze Gevrey-Chambertin の豆知識
- 【Producer】Domaine Drouhin-Laroze
- 【Region/Appellation】Gevrey-Chambertin
- 【Country Hierarchy】 Cote de Nuits>Burgundy>France
- 【Wine Style】Red(Savory and Classic) / Full body
- 【Grape/Blend】Pinot Noir
- 【Avg.Price】¥6100/750ml
- 【Food Suggestion】Duck,Goose,Game Birds(狩猟鳥)
ワインラベル
絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
この2001’ヴィンテージを2005'3/13～28の間で集中して1CSを宅飲みしてます。
”深遠な色合、凝縮した、優雅な素晴らしいものでした”
参考購入価格
2005’購入／ヴィンテージ2001'／￥3000
参考2021’相場価格
- ヴィンテージ2018'／￥5300
- ヴィンテージ2017'／￥5300
- ヴィンテージ2016'／￥6300
- ヴィンテージ2015'／￥5900
- ヴィンテージ2014'／￥5900
味わい
- ボリューム： 軽い□□■□□重い
- タンニン： 控えめ□□■□□強い
- 甘み： ドライ□■□□□甘い
- 酸味： まろやか□□□■□シャープ
- 果実味：スパイシー□□□■□フルーティー
香り（アロマ/ブーケ）
- 黒系果実の香り：よく熟したしっかりめの味わい。
- プルーンの香り：熟しすぎた葡萄から生産されたワインはプルーンのような個性を帯びる。
- 木樽の香り：バニラ香果実味と樽の個性が見事に融合したもの。
- スミレの香り：あらゆる赤ワインやロゼワインから感じられる香り。
Domaine Drouhin Laroze
- 1850年にJean-Baptiste Laroze氏がGevrey Chambertinの地にブドウ畑を取得したのがドメーヌの始まりです。
- 1919年にLaroze家のSusan Laroseと、Chambolle-Musigny村のAlexandre Drouhin氏が結婚し「Drouhin Laroze 」が誕生します。
- 5代目当主を務めるPhilippe Drouin氏は、「ミスター・グラン・クリュ」の異名を持つ人物です。この5代目と6代目がDomaineを運営しています。
- 現在、Domaineはブルゴーニュに11.5ha(28.5a) のブドウ畑を所有しています。
- Côte de Nuitsに6つのGrand cru vineyards、[Musigny][Chambertin Clos de Béze][Clos de Vougeot][Bonnes-Mares][Latricières-Chambertin][Chapelle-Chambertin]、と4つのPremier cru 区画、そして3つのvillage-level 区画を所有しています。
- 収穫はすべて手摘みで行われ、Gevrey-Chambertin のワイナリーに運ばれます。
- Grand cru ワインは 100% の新樽、Premier cruワインは 50% の新樽、villageワインはfirst-fill barrels（新しい小樽）で熟成されます。
- すべてのワインは、清澄も濾過もせずに瓶詰めされます。
- エレガントでパワーがあり、芳醇なアロマとフィネスを兼ね備えたワインを生み出し、世界中のワイン愛好家を喜ばせています。
Maison Laroze de Drouhin
- 2008 年、家族はワインの品揃えを増やすために、ネゴシアンの「Maison Laroze de Drouhin」を設立しましす。
- 「Charmes-Chambertin」「Mazoyères-Chambertin」 などの Grand cru 畑、Gevrey-Chambertin や Nuits-Saint-Georges のvillage-level区画からブドウを入手し、Gevrey-Chambertinのワイナリーで製造しています。
- ドメーヌ同様、Grand cruワインはフレンチ・オークの新樽のみで熟成されます。生産量は非常に少なく「Charmes-Chambertin」「Mazoyères-Chambertin」は通常、各ヴィンテージで2つの樽しか生産されません。
Gevrey-Chambertin
ブルゴーニュのCôte de Nuits地区にある村Gevrey-Chambertinは、世界で最も有名で高価な赤ワインを生産しています。この村には 9 つのGrandes Crusと26のPremieres Crusの畑があります。
赤ワインのみがAOCワインとして認められます。
Grandes Crus(特級畑ワイン)- Chambertin(シャンベルタン)
- Chambertin Clos de Beze(シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ)
- Latricieres Chambertin(ラトリシエール・シャンベルタン)
- Mazis Chambertin(マジ・シャンベルタン)
- Charmbertin Chambertin(シャルム・シャンベルタン)
- Griotte Chambertin(グリオット・シャンベルタン)
- Chapelle Chambertin(シャペル・シャンベルタン)
- Ruchottes Chambertinリュショット・シャンベルタン
- Maoyeres Chambertin(マゾワイエール・シャンベルタン)
- Chambertin(28.29ha)の地所は、Chambertin(12.9ha),ChambertinClos de Beze(15.39ha)に分かれている。
- ChambertinClos de Beze(15.39ha)から生まれたワインはChambertinあるいはChambertinClos de Bezeと名乗れる。
- Chambertin(12.9ha)の畑から生まれるワインはChambertinとしか表示できない。
- 両方の畑の葡萄を使用するワインはChambertinとしか表示できない。
Les Cazetiers(レ・カズティエ)
Combe au Moine(コンブ・オ・モワヌ)
Le Clos St-Jacques(レ・クロ・サンジャック)
他23面
Combe au Moine(コンブ・オ・モワヌ)
Le Clos St-Jacques(レ・クロ・サンジャック)
他23面
ブルゴーニュで最もコクがあり、ストラクチャーがあると広く認められているこの村のワインは、長寿は言うまでもなく、色、香り、フレーバーの特別な強さを備えています。
よくできたヴィンテージは、ボトルの中で数十年にわたって熟成する可能性があります。
品質、評判、比較的大量の生産量と相まって、”king" of Burgundy”と評されています。
Grandes Crusのブドウ畑は、村のすぐ南、 Côte d'Or の丘の斜面の中腹にあります。これら 9 つの異なる畑は、Gevrey-Chambertin村とMorey-Saint-Denis村との境界線の間の幅500m（1640 フィート) の帯全体を占めています。ここで、コミューンで最も高価なワインが生産されます。
Premieres Crusのブドウ園は、村のすぐ西、 Côte d'Or の高い斜面標高250 ～ 350ｍにあります。これらの中で「Le Clos St-Jacques」と「Les Cazetiers」はグランド・クリュの品質であるといわれています。
village-levelのブドウ園は、東と北に連なり、他のほとんどのCôte d'Orコミューンよりも多くのワインを毎年生産しています。
Gevrey-Chambertin Appellationdeでは1075ha(435a)のvineyardsから毎年約200万本以上のワインが生産されています（プレミア クリュ ワインを含む）
尊敬されている生産者
「Domaine Armand Rousseau」「Domaine Fourrier」「 Domaine Leroy」「Domaine Trapet Père et Fils」です。
大きなnegociantの「Louis Jadot」「Domaine Faiveley」はポートフォリオ構成に Chambertin Grand Cru や premier cruそしてvillage-levelがあります。
当初、単にGevreyと呼ばれていましたが、1847年に教区評議会は、最も有名な地元のブドウ園、「Le Chambertin」の名前を追加し「Gevrey Chambertin」としました。
これにより「Gevrey Chambertin」は、Côte d'Or全体から南のPuligny Montrachets,Chassagne Montrachetsまでつながる Appellationdeとなります。
フランスワインAOPとは？
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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