Côtes-du-RhôneのACは、ローヌ河岸に沿って南北に200kmほど続くCôtes-du-Rhône地域総てにに適用される地方名の広域ACである。
指定地区であれば、何処でもこのACワインを出せるので村名ACの規定に達しないものはこのACで出荷されている。
ワイン豆知識
『Winery』French Cellars
『Grapes』Shiraz/Syrah, Grenache
『Region』France / Rhone Valley / Southern Rhône / Côtes-du-Rhône
『Wine style』Southern Rhône Red
『Allergens』Contains sulfites
AC/Côtes-du-Rhône
このACは、ローヌ河岸に沿って南北に200kmほど続くCôtes-du-Rhône地域総てにに適用される地方名の広域ACである。
指定地区であれば、何処でもこのACワインを出せるので村名ACの規定に達しないものはこのACで出荷されている。
- 市場に出るものはローヌ河下流域の南部(123ヶ村)のものが80%を占める。
- 最大生産量は1ha当たり51hl。
- 赤・ロゼ・白を産するが、ロゼと赤が殆どで全体の97%を占める。
- 赤の年間生産量は1,612,826hl。
赤は、全般的に若飲みタイプで、果実香があり、まろやかで飲み易い。
ロゼは、フルーティでボリューム感もあり爽やか。
白は、爽やかでしっかりしている辛口。
AOCワインとは❓
- 原産地統制呼称法(AOC)に基いて造られたワインを言う。
- AOCは「Appellation d'Origine Contorolee」の略称、
Origineは原産地という意味なのでこのワインの場合Côtes-du-RhôneのACワインと表現するのが良いでしょう。
ブレンド・ブドウ品種
Syrah種の特徴
- ローヌ河流域で広く栽培される。特に、コート・ロティの急斜面の痩せて乾いた土壌でよく育つ。
- ローヌの気候が非常に適している。
- 収穫量の少ない成熟期の遅い性質。
- 深みのある色を持ち、スミレ、ブラックベリー、ブルーベリーのアロマはスモーキーでシャープなのが特長。
- タンニンもバランスよく持ち合わせている。
- 近年フランスにおけるシラー種の栽培は大幅に高まっており、ローヌ河流域からラングドックやプロヴァンスへと拡がっている。
Grenacheの特徴
- 晩熟で長い生育期間を必要とするので暖かいエリアで栽培される。
- 糖度が非常にあがりやすいのが特徴で多くの場合アルコール度数が高くなります。
- まろやかで甘みを感じさせる肉厚な果実味。(イチジクやドライプルーンを連想させる)
- クローブなどの甘いスパイスやチョコレートの香り。
- まったりとした低めの酸味。
- テクスチュアが独特で「やわらかい」と言う印象を強く与えるぶどう品種です。
- 原産地であるスペインのアラゴン地方だけでなく、カタルーニャ州、フランスのラングドック・ルーション地方、ローヌ地方南部、プロヴァンス地方など地中海沿岸が主な栽培地域です。
- ニューワールド諸国でもアメリカやオーストラリア、南アフリカなどの国の暖かいエリアで広く栽培されています。
- 単一品種でワインになる事は少なく、シラーやムールヴェードルといった、スパイシーなぶどうとブレンドされる事が一般的で、やわらかなボディ感とコクを与える役割を担います。
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