海軍職員宿舎 (現)紫藤廬

2019年4月21日日曜日

台湾の空の下

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台湾にとっては歴史的意義の有る建物です。
【建物】1920年(大正9年)竣工   市定古跡
【設計】
【場所】MRT公館駅徒歩15分  台北市大安区新生南路3段16巷1号

日本時代に海軍職員宿舎として建築された建物は激動の時代を経て、今は周渝氏によって市民に憩いを提供する茶芸館として生まれ変わりました。静かなたたずまいの中でのんびりした時間を 過ごすには最適の空間です。
戦後の1950年代には、この家の使用者「周徳偉」教授を囲み、この家で当時の知識人や学者が集ま り西洋の自由主義思想を熱く語りあい美麗島事件前後には反政府活動家や前衛芸術家たちも集まるようになっていた。 

【美麗島事件】 1979年(昭和54年)12月の世界人 権DAYに高雄市で雑誌「美麗島」主催のデモが行われました。戒厳令下の時代にあっては、この デモは容認されるべきものでは無く警察官との衝突になり主催者らが投獄などの弾圧にあった事 件です。この事件は台湾の民主化に大きな影響を与え、今日の議会制民主主義や台湾本土化へと繋がっていきます。陳水扁前総統はこの事件の弁護団に参加しております。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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