最近のフランス・ボルドーワインの流行と云うかシャトー運営のテクニックと云うか、セカンドラベルが増えてきました。
同じ繊維から織られたビロードの様な物を試せる訳ですから、私達ワインラバーには有りがたい事です。
今日はそんな中の一本、「Ch.Montrose」のセカンドワイン「Ch.La Dame de Montrose」を飲んでみました。
Ch.La Dame de Montrose 概要
- 【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / second Label
- Medoc Seconds Cru Classe (Super2級)「Ch.Montrose」のsecond Label
- 【Region / Appellation】St.-Estephe > Medoc > Bordeaux
- 【Wine Style】Savory and Classic
- 【Cepages】64/CS 4/CF 31/ME 1/PV
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【生産者】Ch.Montrose
- 【平均価格】¥8,500/750ml
- 【直近の Ch.Montrose グレートヴィンテージ】70' 75' 82' 86' 89' 90' 96'
- 『Web site』https://www.wine-searcher.com/merchant/17445-chateau-montrose
エチケット
兄貴分のMontroseまでの凝縮感は無いが上品な造りのワインです
20051207 33-31
1866年、Mathieu Dollfus(アルザスの事業家)所有。
1896年~2006年、Charmolue家の所有。
20060100 33-32
20060204 33-33
歴 史
その昔、この丘一帯にヒースが茂っていて、春になると丘全体がピンク色に染まっていたことから、『Montrose(バラ色の丘)』という名前がつけられた、と言われている。
もともとMontroseの土地は「Latour」「Lafit」「Mouton」「Calon Segur 」 を含む広大な葡萄園を所有していたNicolas Alexandre de Segur侯爵(葡萄公)の所有地でした。
1866年、Mathieu Dollfus(アルザスの事業家)所有。
シャトーの改築・増築、設備の近代化、新しい栽培・醸造技術の取り入れを行いMontroseを畑からワイナリーまで、当時最も素晴らしい技術を持ったシャトーへと進化させます。
1896年~2006年、Charmolue家の所有。
2006年、Martin and Olivier Bouygues兄弟(フランスの建設・通信産業の大手)がシャトーを購入する。現在は、Martin Bouygues氏の妻Melissa Bouygues氏が代表の座に就いています。
(2006年から2011年はCh.Haut Brionの元支配人のJean Bernard Delmas氏が社長を努め、2012年からはCh.Mouton Rothschildの元社長のElve Berlan氏が社長を務めています。
セラーマスターはVincent Decup氏。ヴィンヤードマネージャーはPatricia Teynac氏が務めています)
La Dame de Montrose記事
- ボルドーワイン La Dame de Montrose1993' 1994'
- ボルドーワイン Ch.La Dame de Montrose1996'
- コスパ最高の赤ワイン ボルドーワイン辛口 Ch.La Dame de Montrose1996'
- ボルドーワイン Ch.La Dame de Montrose 1997'
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
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