フランスボルドーワイン Ch.Lafon Rochet の基礎知識/1964' 1992'

2022年12月18日日曜日

「Ch.Lafite Rothschild」や「Ch.Cos-d'Estournel」に隣接する最高の立地条件から産まれるワインを試したくて飲みました。噂通りのもので、大満足です。

ボルドーワイン Ch.Lafon Rochet

Ch.Lafon Rochetの基礎知識

シャトー・ラフォン・ロシェは、Médoc 地区最北端のアペラシオンであるサンテステフに位置するワイン生産者である。畑には Cabernet Sauvignon のほか、Merlot, Cabernet Franc, Petit Verdot、などが植えられています。
「Ch.Lafite Rothschild」や「Ch.Cos-d'Estournel」の隣畑
ワインは、ヴィンテージによって Merlot または Cabernet が主体のスタイルで造られます。

このワイナリーの歴史は17世紀に遡り、1855年の Médoc と Graves の格付けで4級に格付けされました。1950年代後半には、ドメーヌは荒廃し、ブドウ畑はまばらになり、ワイナリーも使用できない状態になっていました。
1960年、コニャック生産者として国際的に知られる Tesseron family の Guy Tesseron がシャトーを引き継ぎ、ドメーヌの修復に取りかかった。
発酵室とワイン貯蔵庫は再建され、修復された。シャトーの建物は取り壊され、再建された。
家族は邸宅を黄色に塗り、 grand vin と second wine のラベルを変更することにしました。この黄色は、現在もドメーヌのブランディングの一翼を担っている。

砂利、粘土、砂の土壌の上にあるブドウ畑は、より一貫したスタイルのワインを造るため、植え替えを行いました。敷地面積は45ha(10a）です。
Lafon-Rochet vineyard の畑には約40の個別区画のブドウがあり、そのすべてがワイナリーのセメントタンク,ステンレスタンク,温度制御されたタンク、を使用し別々に醸造されます。
生産量の約60％は grand vin に、残りの40％はセカンドワインの「 Les Pèlerins de Lafon-Rochet」に使用されます。
力強く複雑な味わいの樹齢の高いブドウは grand vin に、樹齢の若いブドウはセカンド・ワインのブレンドに使われる。

Guy Tesseron は、息子の Michel にドメーヌの管理を引き継いだ。Michel の弟のAlfred は、Guy が1975年に購入した Pontet-Canet を引き継いだ。
2007年から2021年にかけて、château は Michel の息子 Basile が指揮を執り、2014年から2016年にかけて2つの新しい vat room が建設された。

2021年9月、châteaux Pédesclaux, Lilian-Ladouys, d'Issan のオーナーであるスイスの不動産億万長者 Jacky Lorenzetti がシャトーの買収を進めており、2021年が Tesseron family にとってのシャトー最後のヴィンテージになると発表された。

最終更新日：2021年9月10日

Ch.Lafon Rochet 1992' 　19971019　2-1

残念、飲むのが少し早すぎてタンニンが際立ち過ぎた★★☆

Ch.Lafon Rochet 1964' 　20030608

わかめサラダやヒレ、ロース、貝柱、アスパラ等の鉄板焼きを相手に熟成度100％の凄いワインを飲んだ★★★★

1932年

メドック地区のシャトーで、1855年の格付けの対象にならなかったシャトーの内、質の高いワインのシャトーのオーナー達が、自分達のワインに付加価値を付けるために、ワイン仲買人に頼んで作った非公式格付けの「Cru Bourgeois」が発足した。（444銘柄）

2003年

2007年

2009年

3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance（認証）」になり格付けというより品質ラベルといった性質のとしての再出発となった。
が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた９つのシャトーが脱退する。

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