最愛のボルドーワイン  Ch.Montrose 1999'

2022年12月1日木曜日

Bordeaux Le Medoc

t f B! P L

ボルドーワイン Ch.Montrose 1999'   

  • 私達をワインの世界に導いたのが「Stags Leap Wine Cellars 1993'」ならば、ワインの世界に引きずり込んだのは紛れもなく「Ch.Montrose1982'」です。


Profile

  • 【OwnershipMartin and Olivier Bouygues
  • 【Region / Appellation】St.-Estephe > Medoc > Bordeaux
  • 【Wine Style】Savory and Classic          
  • 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
  • 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc, Petit Verdot
  • Food Pairing】Beef and Venison
  • 【Classification】2eme Grand Cru Classé
  • 【平均価格】¥38,000/750ml
  • 【Maturation】French Oaked
  • 【Alcohol ABV】13%
  • 【Sweetness】Dry
  • 【直近のグレートヴィンテージ】70' 75' 82' 86' 89' 90' 96'
  • 『Web site』https://www.chateau-montrose.com/
 「Latour」と並んで最も晩熟なワインのひとつとされ50年の熟成にも耐えるワインを造っています。 



生産者  Ch.Montrose
  • その昔、この丘一帯にはヒースが茂っていて、春になると丘全体がピンク色に染まっていたことから、『Montrose(バラ色の丘)』という名前がつけられた、と言われている。
  • もともとMontroseの土地は「Latour」「Lafit」「Mouton」「Calon Segur 」 を含む広大な葡萄園を所有していたNicolas Alexandre de Segur侯爵(葡萄公)の所有地でした。
1815年
  • Dumoulin家のEtienne Theodore Dumoulinは Segur家より購入した小さな土地を耕し樹々を植え必要な設備を整え、ワイン造りを始めたのがCh.Montroseの歴史の始まりです。
  • 1855年のメドックの格付け当時、シャトーの畑の樹齢はまだ40年でしたが、既に評価は高く、格付けにて2級に選出されました。
  • その成功をうけ、畑は拡張され、次世代に引き継がれた時には現在のシャトーの畑の面積である95ヘクタールになっていました。
1866年
  • Mathieu Dollfus(アルザスの事業家)に所有が移る。
  • シャトーの改築・増築、設備の近代化、新しい栽培・醸造技術を取り入れ、Montroseを畑からワイナリーまで、当時最も素晴らしい技術を持ったシャトーへと進化させます。
1896年~2006年
  • Charmolue家が所有する。
2006年
  • Martin and Olivier Bouygues兄弟(フランスの建設・通信産業の大手)がシャトーを購入する。現在は、Martin Bouygues氏の妻Melissa Bouygues氏が代表の座に就いています。
  • (2006年から2011年はCh.Haut Brionの元支配人のJean Bernard Delmas氏が社長を努め、2012年からはCh.Mouton Rothschildの元社長のElve Berlan氏が社長を務めています。
  • セラーマスターはVincent Decup氏。ヴィンヤードマネージャーはPatricia Teynac氏が務めています)
最終更新日: 27-Apr-2022 



Wine étiquette

2000'05/04    33-1
これを記録しているのは16年後の年の瀬2016’12/28です。16年の歳月を経ても私の中には素晴らしい強烈な印象が残っており、完熟したボルドーワインが演出する最高の世界を知ることが出来ました。
私達をワインの世界に導いたのが「Stags Leap Wine Cellars 1993'」ならば、ワインの世界に引きずり込んだのは紛れもなく「Ch.Montrose1982'」です。

2005'03/09 33-2
私達をワインの世界に導いたのが「Stags Leap Wine Cellars 1993'」ならば、ワインの世界に引きずり込んだのは紛れもなく「Ch.Montrose1982'」です。
凝縮感たっぷりの濃密で非常にタニックなワインでした。

2006'03/20   33-3 33-4
「八戸工業大学遮音テスト」時の宿泊ホテルで旅先まで持参するほど愛飲してました。


2006'04/14  33-5 
with喜多  
Chateau Valentin⇒Ch.Palmer⇒Ch.Montrose
Ch.Montrose

Chateau Valentin

Ch.Palmer

2006'06/18 33-6 
Ch.Montrose⇒Almaviva
ワールドサッカー日本VSクロアチア戦観戦中。なんと日本選手の自主性の無さ、これでは点は取れまへん。いらいらが高じてワインも二本目になっちゃいました。

Almaviva

2006'06/24  33-7 
セラーに後1本しか残ってない

2006'09/30 33-8
2000’05/04、台北で購入した18年熟成のCh.Montrose1982’でファンになり今回の台北でも仏料理店に持ち込いただきました。実にうまい!!

当日の新聞の切抜き、ワインとの関連性は何も無(^-^)
「ゴッホの寝室」


ワイン雑学

  • ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度が「シャトー・システム」です。
    ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
「Chateau Wine」
  • 「Chateau Wine」の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
  • 「シャトー名をラベルに表示」できる条件。
  1. *自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  2. *自分の醸造所でワインに仕込む
  3. *自分のところで樽貯蔵する
  4. *自分のところで瓶詰めを行う
  5. *畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
    「Generic Wine」
    • シャトー名を表示できないので一般的には、地域・地区・村のAOCの名前が大きくラベルに表示されている。
    • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
    • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
    • ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
    1. ボルドー全域のもの「Bordeaux」
    2. 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
    3. 村のもの「MargauxやSt-Emilion・・・・」 これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。




          この記事は以下のような人におすすめです!
          • ワイン購入に失敗したくない人
          • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
          • ワインの知識を深めたい人


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          趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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