「忠列祠」 日本統治時代「台湾護国寺」 /台湾に残る明治大正

2013年1月19日土曜日

台湾の空の下

t f B! P L
「台湾護国寺」   

「忠列祠」 ★★★
忠列祠は台北のランドマークの一つ圓山大飯店が有る剣潭山の裾野にあり、辛亥革命、抗日戦争、国共内戦の戦いで戦死した約33万人の兵士の霊を祀っています。

陸、海、空から選抜された兵士が交代で大門と大殿の守護を担当し1時間ごとに行われる衛兵交代セレモニーが有名です。任務に就いたら最後、1時間は微動だにしません。
このセレモニーは青年節(3/29)、軍人節(9/3)、悪天候を除く毎日おこなわれています。

この儀式は厳粛に行なわれておりますので、観光客も脱帽するなどのマナーは必要です。残念な事に心無い観光客が衛兵に触るなどの行為が頻発するため儀仗兵の周りにバリケードが作られました。
軍服の青は空軍、白は海軍、グリーンは陸軍です。
未確認情報
情報では衛兵交代の形式が変更になるという事です。
現在の交代セレモニーは陸海空が1時間交代で担当しています、それを6か月交代でやるという事のようです。1月~6月は陸軍、7月~12月は空軍、私の好きな海軍は来年の1月にならないと見れないという事です。

PS.
日本との関係は西隣にそびえたつ圓山大飯店は北白河宮能久親王を奉祀する台湾神社跡、そして忠烈祠は日本時代「台湾護国寺」であった。台湾護国寺は1972年(S17)に建立された、台湾から出兵し戦死した兵士を祀るお寺でした。

戦後、国民党政府統治になると建物はそのまま忠烈祠となり使用されましたが1969年に全面再建築された。現在の建物は北京の紫禁城内の大和殿をモデルとした中国宮殿風の姿になっている。現在 唯一日本時代の神社の原形をとどめているのは桃園忠烈祠である。

以前の建物は下記

ページビューの合計

Translate(翻譯)

台北の日貨専門店 瑞瑞

記事検索

自己紹介

自分の写真
趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

QooQ