馬場町紀念公園 /台湾に残る明治大正

2013年1月25日金曜日

台湾の空の下

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馬場町紀念公園   

馬場町紀念公園は、台湾・台北市万華区にある公園です。

馬場町は日本統治時代、歩兵と騎兵の軍事訓練のための「台北練兵場」として使用され、練兵場は空港としても使用されていたため、松山空港に対して「台北南空港」とも呼ばれていた。馬場町は、今日の万華区の南部、新店渓に接する地域、青年公園(旧練兵場)一帯に相当し、現在の中華路二段、泉州街(崁頂)、水源路の一部が町内に含まれていました。つまり、今日の青年公園、南機場国宅一帯です。

馬場町の河岸は、中華民国の戒厳令時代に多くの政治犯が銃殺処刑されたことで有名な刑場でした。
1980年代には、馬を飼育したり、乗馬の訓練を行う競馬場に変わり利用者は主に政府関係者でした。
1998年、当時の台北市長・陳水扁氏は、馬場町と六張犁に「馬場町紀念公園」を設けることを決定しました。
2000年に馬場町にある記念公園が完成し、台北市長・馬英九氏によって「馬場町紀念公園」と命名されました。
2020年3月6日、台北市文化局は公園を「馬場町刑場」として史蹟に登録しました。

かつては厳粛で殺伐としていた馬場町紀念公園も、今ではすっかり様変わりし、公園内では自転車に乗って新店溪河岸の景色を楽しんだり、夕陽を眺めたり、犬の散歩をしたりすることができる市民の憩いの場として親しまれています。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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