「蘇澳冷泉」「蘇澳南方漁港」 /台湾に残る明治大正

2013年1月18日金曜日

台湾の空の下

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「蘇澳冷泉」「蘇澳南方漁港」   

「蘇澳冷泉」 ★★★
炭酸冷泉は珍しく、ここ蘇澳とイタリヤが有名だ。蘇澳冷泉は大量の炭酸を含んでいる為、魚介類が成長する事が出来ず、昔から有毒な湧き水とされていた。日本時代、当地を訪れた日本軍人「竹中信景」が飲料になる事に気づき、退役後1897年妻子を伴い再訪し、研究開発をした。
冷泉はラムネや羊羹の製造に用いられ宜蘭の特産品になっており道端では昔懐かしいラムネが売られている。「蘇澳観光冷泉」入場料70NTD。もう一ヶ所、地元の人達で賑わう少し小振りの「阿里史渓冷泉」もあります。
園内には石碑が立てられており、「竹中信景」の偉業が中文と日文で書かれている。それによると終戦前の1942年に死去し遺言により源泉のある七里山麓に埋葬された(七里山の西麓が源泉の位置である)。終戦後、家族の手によって日本へ持ち帰られたと書かれている。

「蘇澳南方漁港」 ★★
台北の新鮮な魚は「基隆」で食え、この定番はどうやら間違いのようです。なぜならば、ここ蘇澳南方漁港で陸揚げされた物が夜の内に基隆に運ばれ冷凍魚貝類と一緒にセリにかけられます。基隆漁港はここ蘇澳南方漁港より1日遅れるという事です。
南部屏東の東風漁港、東部台東の成功漁港、北部では、ここ蘇澳南方漁港が台湾の3大漁港です。
地元宜蘭料理、海鮮料理を食べさせてくる御薦め店です。(あまり紹介したくない店の1つ)
宜蘭料理の一つ(西肉菜)。10種類以上の野菜、肉、鶏卵をふわふわに揚げたものが入っております。台湾料理は日本人の味付けに近いものが多く、これもそのうちの1つでサッパリした非常に美味しいものです。

蘇澳南方漁港の近く。白砂が美しい海岸線を創っており、そこで若者達がカイトサーフィン等で、波と戯れています。



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台北の日貨専門店 瑞瑞

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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