Ch.Recougne 1997' ・フランスふだん飲み赤ワイン 

2021年5月24日月曜日

Bordeaux地域

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ボルドーAC(ボルドー地域名)ワインより上位のワイン

Ch.Recougne1997'


この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

Wine étiquette

2003’05/22 宅飲み

ボルドー産のしっかりとしたデイリーワイン、抜栓翌日もヘタることなく素晴らしい味わいでした。

Tasting

  • ボリューム    軽□□□□□□□□□■□□□重
  • タンニン     控□□□□□□□□■□□□□渋
  • 甘み       辛■□□□□□□□□□□□□甘
  • 酸味       弱□□□□□□□□□■□□□強
  • タンニンを抑えた凝縮した果実味と香りの良いワイン

Profile

Ch.Recougne

概要
  • 【Ownership】 Xavier Milhade family 
  • Region or AppellationBordeaux Supérieur > Bordeaux > France
  • 【commune】Fronsac
  • Wine StyleRed-Savory and Classic
  • Grape/BlendBordeaux Blend Red Wine
  • 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc & Carmenere
  • Food PairingBeef and Venison
  • 【Sweetness】Dry
  • 【Maturation】French Oaked
  • 【Alcohol ABV】13 - 14.5%
  • 【Avg. Price 】¥5,000/750ml

Winery

  • 伝説によれば、Henry4世が Château Recougne に滞在した際、生産されるワインの品質に驚嘆したとの伝説があります。彼はその後、Château Recougne の土地を "Terra Recognita" または "recognized land"と宣言した。
  • 当時、Château Recougne を区別するために作られたワックスシールは、今日でも私たちの土地で生産されるワインの品質を保証する印となっています。
  • 1938 年以来、Xavier Milhade family は 4 世代にわたりChâteau Recougneを継承してきました。
  • Damase と Marie... Jean と Hélène... Xavier と Agnès... 今日の彼らの子供たち…そして明日は…と継承されていきます。
  • Xavier と Agnès は、ワイン醸造家としての経験を息子の Marc と Elodie と共有し、Château Recougne のワインの魂の礎である先祖伝来の家族の価値観を息子たちに伝えています。
  • 数年にわたる努力により、Château Recougne は最高級の Bordeaux Supérieur の一つに位置付けられるようになりました。
  • Dordogne 川を見下ろす Fronsac の丘の近くにある 100ha のブドウ畑は、鉄鉱石の下層土を含む緩やかな粘土砂の斜面に広がっています。
  • このブドウ園では主に Merlot を栽培していますが、 Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc,  Carmenère も栽培されています。Bordeaux では珍しいこのブドウ品種専用のキュヴェは、深い色合いとスパイシーな香りが特徴です。
  • 20 世紀半ばに建てられたこの地下室には、今も使われている小さなコンクリートの樽がたくさんあります。古代の手法でガラスタイルで覆われているものもあります。樽は小さく、そこで醸造されるブドウ畑に合わせて作られています。
  • 私たちのワインは、果実の風味を尊重しながら、細心の注意と繊細さをもって熟成されます。その恩恵は、丸み、ボリューム、エレガンス、そして力強さにあります。
  • 私たちのワインは収穫後少なくとも2年経ってから瓶詰めされます。
Bordeau Superieux
  • ボルドーAOPゾーン内で製造されたワインに適用されるアペラシオンティアです。
  • ボルドーAC(ボルドー地域名)ワインよりわずかに優れています。
  • このアペラシオンは、東の Sainte-Foy から Medoc の北西端まで130kmに及ぶボルドーワイン産地のどこからでも産出されます。
  • ボルドー地域全体で、約111,000ha(274,000a)のブドウ畑があり、毎年約6000万本のボトルが生産されています。
  • AC.Bordeaux Superieur ワインの場合、AOC.Bordeaux よりもアペラシオン規制が厳しくなります。
  • ブドウ畑は高い植栽密度を満たす必要があります。密接に植えられたブドウの木は生き残るためにより激しく戦わなければならないということで、より強く、より深い根系とより健康なブドウの木をもたらすという考えにあります。
  • 1ヘクタールあたり少なくとも4500本植栽する必要があります。
  • 最大生産量は50hl/ha、最低アルコール度数は10,5度(AC.Bordeauxより10%厳しくなります)

Wine 雑学

AOC(AC)ワイン
  • AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
  • フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
  • 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
AOC と AC の使い分け
  • AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
  • 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。


Chateau system
  • Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
  • ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
「Chateau Wine」
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
  • 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  • 自分の醸造所でワインに仕込む
  • 自分のところで樽貯蔵する
  • 自分のところで瓶詰めを行う
  • Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。

「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
  • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
  • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
 ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
  1. ボルドー全域のもの「Bordeaux」
  2. 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
  3. 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。




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自己紹介

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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