この地域のワインの人気を平均を上回っています。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
- ボリューム 軽□□□□□□□□□□□□■重
- タンニン 控□□□□□□□□□□□■□渋
- 甘み 辛■□□□□■□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□■□□□□□□強
- 余韻には土っぽさやミネラル感が長く残ります
Profile
Robert Mondavi Winery Coastal Cabernet Sauvignon
- 【Winery】Robert Mondavi Winery
- 【Ownership】Constellation Brands
- 【Region or Appellation】 Central Coast > California > USA
- 【Wine Style】Red - Bold and Structured
- 【Grape/Blend】Cabernet Sauvignon
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】
- 【Maturation】
- 【Alcohol ABV】13 - 13.5%
- 【Avg. Price 】¥2,000/750ml
- 【Ageing】
Winery
- Robert Mondavi Winery は、Napa Valley で最も著名なワイン生産者の一つです。1966年に Robert Mondavi 氏本人によって設立されたこのワイナリーは、カリフォルニアにおける現代ワイン産業の先駆けとなったことで広く知られています。
- 1966年当時、Napa Valley は今ほど高級ワインの産地として認知されていませんでした。彼の情熱がなければ、今の「Napa・ブランド」はなかったかもしれません。
- Mondavi は、家族経営の「Charles Krug」から袂(たもと)を分かつという、決して円満とは言えない形で独立し、自身のワイナリーを設立しました。彼の掲げた目標は「量より質」への転換であり、この谷(Napa Valley)で素晴らしいワインを造ることは可能だと信じていました。
- 1868年に初めて植樹された 「To Kalon Vineyard」は、Mondavi の地所の中心地となりました。To Kalon は、ギリシャ語で「至高の美」を意味する、Napaで最高峰の畑の名前です。ここで栽培される Cabernet Sauvignon と Sauvignon Blanc は、Mondaviのラインナップの骨格を成しています。
- 長年にわたり、Mondavi は Napa Valley で最も著名な醸造家たちを採用してきました。その顔ぶれには、Mike Grgich (of Chateau Montelena)、Warren Winiarski (of Stag's Leap Wine Cellars) 、 Zelma Long (of Simi Winery)らが名を連ねています。
- Robert Mondavi brand は、2004年に飲料大手の Constellation Brands 社に売却されました。その後、彼は息子 Tim、娘 Marcia と共に「Continuum Estate」を設立。2008年、Mondavi は、94歳でその生涯を閉じました。
- 今日、このワイナリーでは、 Merlot, Chardonnay, Zinfandel, Pinot Noir, Moscato、など、多種多様なブドウ品種からワインを造っています。その生産範囲は、Napa Valley 全域の Vineyard に及んでおり Carneros や Stags Leap といった名高い地区の畑も含まれています。
- 産地と栽培品種へのこだわり、自然環境や動物達を保護するための自然農法の実践、先進の醸造方法や熟成法の積極的導入など幾多の革新性は Robert Mondavi の名を世界に轟かせています。
- Robert Mondavi Winery は、価値重視の「Woodbridge」「Private Selection」 のラベルから、Napa Valley の有名な To Kalon のブドウ園から収集する熟成させる価値があるワインまで、さまざまなワインを製造しています。
- Constellation 社は2025年、主要な2つのサブブランド、Robert Mondavi Private Selection と Woodbridge の売却を発表しました。Robert Mondavi Private Selection ブランドは、広大な Central Coast appellation(AVA)に属し、Woodbridge ブランドは、ブドウ畑の多くは Lodiダイに位置しているものの、ラベルには広域な Generic California appellation の名称が記載されています。
- 今回の売却は、モンダヴィ・ブランドをより高級な路線へ集中するための戦略的な動きとも言えそうです。
- Mondavi がカリフォルニアのワイン造りにおいて果たした最も注目すべき貢献の一つは、Château Mouton Rothschild の Baron Philippe de Rothschild との提携によってもたらされました。
- その結実として誕生したワインが「 Opus One」です。1980年に初めてリリースされて以来、カリフォルニアを象徴する Cabernet Sauvignon の一つとして、絶大な称賛と高値の両方を獲得し続けています。
- Opus One は現在、 Robert Mondavi Winery とは独立した別個の組織となっていますが、経営母体が変わってもボトルには今もなお Baron Philippe de Rothschild と Robert Mondavi のシルエットが描かれ創設者の精神がデザインとして刻まれ続けています。
Last updated 22-Apr-2025
家業の Charles Krug からの離脱理由
Robert Mondavi が家業の Charles Krug から離脱し、自身のワイナリー Robert Mondavi Winery を設立するに至った理由
経営ビジョンの深刻な相違
経営ビジョンの深刻な相違
- Robert & Peter 兄弟は1943年に父 Cesare Mondavi とともに Charles Krug を買収しましたが、運営方針は正反対だった。
- 兄 Robert Mondavi は、「カリフォルニアでもヨーロッパに負けない世界最高品質のワインを作るべきだ」と考え、設備投資やマーケティング、プロモーションに多額の費用をかけようとしました。
- 弟 Peter Mondavi は、堅実で保守的な経営を好み、コストを抑えて安定した家業を守ることを重視した。
- 1965年に決定打となった出来事が発生します。Robert がホワイトハウスの晩餐会に出席するため、妻のために高価なミンクのコートを購入しました。これに対し Peter が「会社の金を私的に流用した」と非難します。実際には Robert 自身の報酬からの支出でしたが、経理上の解釈で揉めました。激昂した Robert が Peter を殴打するという兄弟喧嘩に発展しました。
- この事件を受け、母 Rosa を含む家族は Peter の側につき、Robert を家業から休職処分という実質的な追放にしました。
- 行き場を失った Robert でしたが、これを機に「自分の理想を追求する」と決意。翌1966年、53歳という年齢で Robert Mondavi Winery を設立しました。
- Robert は、Cesare Mondavi 離脱後、自身の持ち分を巡って家族を提訴しました。1976年に勝訴し、多額の賠償金を得たことで彼のワイナリーをさらに発展させる原動力となりました。
- 長らく絶交状態が続きましたが、2005年に二人はついに和解し共同で「Ancora Una Volta」(アンコーラ・ウナ・ヴォルタ:もう一度)というワインを醸造し、長年の確執に終止符を打ちました。
- ちなみに、Peter が守り抜いたワイナリーは現在も彼の息子たち Marc と Peter Jr. によって経営されており、正式名称は C. Mondavi & Family となっています。
Wine 雑学
産地の区分け、ぶどう品種と収穫年度の記載などを規制してアメリカワインの品質を管理する目的で1983年に制定されました。
フランスやイタリアなどヨーロッパのワイン法による原産地統制呼称制度は設けられていません。
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