「Rene et Vincent Dauvissat」または「Domaine Dauvissat-Camus」のいずれかのラベルが付いています。いろんな評論家から高い評価を受けているこの地域で最も人気のあるワインの1つで Chablis のほとんどの白ワインよりも高価です。 #Burgundy #ふだん飲みワイン
Rene et Vincent Dauvissat Chablis
- 【生産者】Rene et Vincent Dauvissat-Camus
- 【地域/Appellation】Chablis
- 【Country Hierarchy】Burgundy, France
- 【ワインスタイル】White - Green and Flinty 辛口
- 【Cepages】Chardonnay
- 【平均価格】¥7400/750ml
- 【おすすめ料理】Shellfish, Crab and Lobster
Rene et Vincent Dauvissat-Camus
- Vincent Dauvissatは、ブルゴーニュ北部の Chablis 地域で最も権威のある生産者の1人です。
- Vincent Dauvissat は DRC、Leroy、Roumierに並ぶシャブリの最高峰といわれている。
- 1930年から続くドメーヌのワインはシャブリの伝統的な醸造方法を守り、今でもフィエット(132リットル入りのオーク樽)で熟成を行っています。また新樽を20~40%用いるところもこだわりの1つ。そしてワインの長命さは驚嘆する。
- 家族経営で運営されており、1931年から元詰めを始める。
- 1976年に Vincent は父親の René Dauvissat を助け始め運営を引き継いでいます。
- ワインは「Vincent Dauvissat」または「Domaine Dauvissat-Camus」として瓶詰めします。「Domaine Dauvissat-Camus」は、Dauvissat家によって栽培、製造されたことを示しています。
- 畑は、2002年以降ビオディナミ。肥料は自身で作った、ビオディナミ調合剤を入れた堆肥を使用。収穫はすべて手摘みで、ブドウを選別しながら行う
- 評価の高い「La Forêt」を家族は「La Forest」とラベル付けしています。
- Villages Chablis(村名格ワインで、いわゆる格付けの Chablis) と Petit Chablis も生産していますが生産量が少なく見つけるのが難しいワインになっています。
- 栽培面積およそ10haの畑からできるDauvissatのワインは生産量が限られ入手困難な幻に近いワイン。
- 「Les Clos(Grand Crus)」「Les Preuses(Grand Crus)」
- 「Vaillons(Premieres Crus)」「La Forest(Premieres Crus)」「Secher(Premieres Crus)」「Montmains (Premieres Crus)」
- AC Chablisの畑を所有している。
- Vincent はシャブリの数少ない生産者の1人です。
- 葡萄は自然に栽培し、手摘みで収穫します。 そして、除梗は行わずに圧搾し malolactic-マロラクティック発酵を自然に起こします。冬の気温が原因で酒石酸塩がワインから沈殿し未精製になりますが定期的な粕の攪拌をしません。シャブリにとっては型破りなことです。
- 使用するオーク樽は6〜8年前のものをセラーでのワインの熟成中に使用します。オーク樽はワインのボディと構造を発達させるのに不可欠であると信じられていますが、風味の特徴に影響を与えないように古い樽を使用しています。
エチケット日記
- この2001’ヴィンテージを 2004'6/21 宅飲みしました。”★★★”
- ボリューム: 軽い□□■□□重い
- タンニン: 控えめ■□□□□強い
- 甘み: ドライ□■□□□甘い
- 酸味: まろやか□□□■□シャープ
- 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
- レモンの香り:酸味の強い、若い白ワインに強く現れる香り。
- グレープフルーツの香り:1ha当たりの生産量が多く、涼しい地方で造られる白ワインに共通する香り。
- アップルの香り:涼しい地方の白ワインに表れる香り。
Wine の要素
Region or Appellation
フランスのワイン生産地の詳解
ワイン用語
Remuage とは
- 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
- Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
- Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。
- Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
Vielles Vignes とは?
- フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
- ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
- 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
- つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
- 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
- ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
- フランスワインAOP法
- フランスワインとは❓ 産地とAOC制度
- ブルゴーニュワイン 五大産地とAOC(格付け)
- フランス ワインにAOPの表示?EUのワイン法との関係
- ブルゴーニュワイン Cote Chalonnaise / Maconnais / Beaujolais 各地区のAOC
- 銘醸地ブルゴーニューCote d'or「Vosne-Romanee」を歩く
- ブルゴーニュワインとは❓ ブルゴーニュのすべて
- 銘醸地ブルゴーニュー「Cote d'or Cote de Nuits/Vosne-Romanee 」を歩く
- ブルゴーニュワイン Chablis地区の格付け
- 家庭用ワインセラーは不要か必要か❓必要ならどれ❓
- ワイン日記 シャブリ / 生産者 Rene et Vincent Dauvissat-Camus
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人