Maison Louis Latour
- Burgundy の Négociant でありワイン生産者です。ポートフォリオの大部分は、 Pinot Noir と Chardonnay から生産されています。
- 1731年に一族が Burgundy の中心 Cote de Beaune でぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まり、1768年に Aloxe-Corto 村に移住する。
- Latour 家は、1797年に醸造家兼 Négociant として創業し1834年に50haのドメーヌを取得し Corton Grancey 醸造所を建設しました。重力流による醸造を実現するための5層構造を採用したフランス初の醸造所である。
- 成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラで壊滅状態になった際、従来の Pinot-Noir 種に替え、Corton の丘にそれまで誰も想像さえしなかった、Chardonnay 種の苗木を植樹し、後に Burgundy の2大白ワインのひとつと謳われた Corton-Charlemagne 誕生させメゾンの名前を世界広める大きなきっかけとなる。
- こうした努力と成功を経て Louis Latour は現在、Cote d'Or 最大規模の Grand cru を所有する Burgundy 屈指の造り手にまで成長を遂げ「Corton の帝王」とも称されています。
- Louis Latour 社のブドウ畑の大部分は Aloxe-Corton にあり、うち50haは Corton-Charlemagne Grand Cru のブドウ園にあります。
- 同社はまた、「Le Montrachet」「Romanée-Saint-Vivant」等いくつかの Grand cru や Premier cru のワインを製造しています。
- Louis Latour の幅広いワインは、各地域と区画のテロワールに基づいて生産されています。赤ワインは French oak の大樽で発酵後、最大12ヶ月間樽熟成され、Chardonnay はステンレス鋼タンクでの発酵後、オーク樽熟成が行われます。
- Burgundy の偉大なワインの誕生には、熟成のため約12ヶ月もの時間をともにする樽の品質に大きく関わっています。Louis Latour もその重要性を十分に認識し、自社で樽工場を所有しています。樽作りは、今日でも決して機械化されることなく、熟練した職人によって手作業で行われており、その卓越した技術と知恵は、父から子へ脈々と受け継がれ、ワインの品質を支える財産となっています。その樽は、現在、毎年2,000樽以上も生産されており、半数が、品質の高さから世界の名だたるワイナリーに輸出されています。
- 同様にワインの顔となるラベルもワイナリーに併設された印刷所で、1世紀以上も、ほとんど変わることのないデザインで印刷されており「商品に関わるものは自らで」との拘りの哲学は、時代を超えて堅持されています。
- 1979年、Louis Latour はフランス中南部の Ardèche 川流域に畑を取得し、より手頃な価格帯の Viognier と Chardonnay を生産しています。同様の方針は南東フランス Var 地方の Pinot Noir にも適用されています。
- Louis Latour は世界各国の多くの国々で流通しており、Burgundy で最も認知度の高い生産者の一つです。
- 1997年、同社は創業者名のまま200年以上事業を継続する家族経営企業のみが加盟できる Hénokiens club の一員になった。1797年に設立された同社は、現在も家族経営で運営されています。
Last updated 30-May-2023
Vosne-Romanee
- Vosne-Romanée はブルゴーニュの Côte de Nuits 地区にある小さなコミューンです。
- もともとは Vosne と名付けられていましたが1866年に Vosne-Romanée となっています。
- 最高のブドウ園は Vosne-Romanée の北に集まっています。
- クラシックな Vosne-Romanée ワインは、重量、構造、エレガンス、長寿の完璧なバランスを持っており、チェリー、ラズベリー、下草、甘草、煙のニュアンスを感じます。
- Saint-Vivant 修道院ができて以来、この村は千年以上もの間、高品質のワインの産地として知られています。ワインは、Vosne-Romanée(村名)と6つのGrand cruアペラシオンで造られています。
- Vosne-Romanée の Grand Cru vineyards の総面積は27haで、これらは村の真上、コートドールの中央斜面にあり「La Grand Rue」「LaTâche」「Richebourg」「La Romanée」「Romanée-Saint-Vivant」「Romanée-Conti」が造られています。
- Vougeot 村は、Burgundy Côte de Nuits 地区の中心にある、面積わずか88haほどの小さなコミューン(行政区画)です。
- この小さな村は、南を Vosne-Romanée、北を Chambolle-Musigny という有名産地に挟まれています。村の大部分、およそ51haを占めているのが、象徴的な特級畑 Clos de Vougeot です。
- 残りの土地には、4つの Premier Cru と、ごくわずかな村名レベルの Vougeot の畑が存在しています。
- 主要な区画である Clos de Vougeot の畑とそれに付随するシャトーの建物は、このアペラシオンの中央から南部にかけて、畑全体の4分の3を占めています。
- しかし、近くの Echezeaux と同じく畑の広大さが原因で、ワインの評判を少し落としてしまっている側面があります。そのため、ほとんどの評論家は、Clos(畑)の内部にある特に名の通った区画、または高い評価を受けている特定の生産者のワインを選ぶことを推奨しています。
- この石垣に囲まれた畑は、実に素晴らしい場所にあります。東側の低い土地は、一番格付けが低い Bourgogne の畑に接しています。南側の隣接する斜面には、村名格付けの Vosne-Romanée の畑があります。一方、畑の上側(西側)の斜面は格上の特級畑 Grands-Echezeaux(南西側)と Musigny(北西側)に囲まれています。
- この畑は、格下の畑にも囲まれながら、偉大な特級畑に隣接する極めて優良な区画にあるということです。
- この地域の北側には、合わせて約12haの Premier Cru があります。
- 具体的には、Clos de la Perrière, Les Petits Vougeots, Le Clos Blanc(La Vigne Blanche, Les Crâs)といった畑です。
- Vougeot 村のブドウ畑は、大部分が赤ワイン用 Pinot Noir ですが、この北側の畑からは白ワインが非常に多く造られているのが特徴です。これは、これらの畑の約3分の1に Chardonnay が植えられているためで、特に Le Clos Blanc に集中しています。(このAOCでは、Pinot Blanc や Pinot Gris も栽培が認められています。)
- Village-level 村名格付けの畑は、北側にある Premier Cru のエリアにもあります(1部には白ブドウも植えられています)。その大部分は Le Villageと呼ばれる lieu-dit 区画に含まれており、名前が示す通り、村の北東の角にある集落の周囲に点在しています。
- この3.2haの村名格付けの畑には、さらに1.8haヘクタールの区画 Clos de la Prieuré が含まれています。この区画は、Domaine de la Vougeraie が単独所有している畑です。
- Vougeot 村の土地は全体で88haありますが、そのうちブドウ畑として使われているのはおよそ69haです。
- この村の大部分は、かつてシトー派修道院とその修道士たちの所有地でした。
- この場所にある特級畑を囲む壁、現在は1934年に設立されたワイン愛好家の団体「利き酒騎士団」の本拠地となっている Château(城館)自体、現在は Clos de la Perrière という名の畑になっている中世の採石場、そしてそのブドウ畑のすべてが、さながら歴史的記念碑のように見なされています。
- これらは、フランス革命の際に教会から没収されました。その後、相次ぐ売却や複数の人による所有、相続に関する法律を経て、現在では非常に多くの生産者に細かく分割されています。
- Vougeot 村は、1936年9月11日に Appellation 原産地呼称の認定を受けました。
- Premier Cru 1級畑の区画は1943年に定められました。
- Grand Cru 特級畑である Clos de Vougeotは、1937年に認定されました。
Maison Louis Latour Chablis La Chanfleure
- 【Winery】Louis Latour
- 【Ownership】Louis-Fabrice Latour(七代目)
- 【Region or Appellation】Chablis > Chablisien > Burgundy > France
- 【Classification】Chablis
- 【Wine Style】White - Green and Flinty
- 【Grape/Blend】Chardonnay
- 【Food Pairing】Shellfish, Crab and Lobster
- 【Alcohol ABV】13%
- 【Avg. Price 】¥5,000/750ml
Chablis
- Chablisはブルゴーニュの最北端に位置し、葡萄畑は約20Kmに及ぶスラン川流域の小さな谷となだらかな丘陵にある。
- キメリジャン隆起と呼ばれる非常に珍しい瀝青質粘土地帯の上にありシャルドネ種からシャブリ独特のキレのある辛口ワインを生み出しています。
- 「牡蠣にはシャブリ」と言われるほど生き生きとした酸味の利いたワインは、辛口白の代名詞になっており同じ辛口白でも植物系の香りと風味を持つムルーソとは対照的にミネラル系の香りと風味は「火打石」などと鉱物系の表現をされる。
Louis Latour Mâcon Villages Chameroy
- 【Winery】Louis Latour
- 【Ownership】Louis-Fabrice Latour(七代目)
- 【Region or Appellation】Macon-Villages > Maconnais > Burgundy > France
- 【Classification】Macon-Villages
- 【Wine Style】White - Buttery and Complex
- 【Grape/Blend】Chardonnay
- 【Food Pairing】Chicken and Turkey
- 【Alcohol ABV】13%
- 【Avg. Price 】¥4,000/750ml
Mâcon-Villages
- Burgundy 南部、Macon 地区にある27の特定の村で収穫されたブドウから造られる、辛口の白ワインに与えられる名称です。
- この呼称は、スタンダードな Macon 格付けよりも一段上の品質を表します。
- ワイン生産者やネゴシアンは、広大な Macon 地域内にある、地理的に認められた優れた畑のブドウやワインをブレンドするできます。
Louis Latour Aloxe-Corton
Louis Latour Aloxe-Corton(Vin du Bicentenaire 100周年記念)
- 【Winery】Louis Latour
- 【Ownership】Louis-Fabrice Latour(七代目)
- 【Region or Appellation】Aloxe Corton > Cote de Beaune > Burgundy > France
- 【Classification】Aloxe Corton
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Pinot Noir
- 【Food Pairing】Duck,Goose Game Birds
- 【Alcohol ABV】13%
- 【Avg. Price 】¥10,000/750ml
Aloxe-Corton
- Burgundy の Côte de Beaune 地域の北端にある小さな村です。
- 1938 年に設立された Aloxe-Corton のアペラシオンは、Pinot Noir と Chardonnay の生産を認めています。
- Chardonnay は合計118haのうち 2ha でしか生産されていませんが、有名な Corton Grand Cru との関連性で近隣コミューンの同等の品質のものよりも高い価格で取引されています。
- 1982年に約3分の1が Aloxe-Corton Premier Cru のステータスを獲得しています。
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