この地域で最も人気のあるワインの1つです
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□■□□□□□□重
- 甘み 辛■□□□□□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□□□■□□□強
- クラッシックなシャブリ
Profile
Domaine Vocoret & Fils
- 【Ownership】Domaine Vocoret et Fils
- 【Region or Appellation】Chablis > Chablisien > Burgundy > France
- 【commune】
- 【Classification】Chablis Grand Cru Les Clos
- 【Wine Style】White - Green and Flinty
- 【Grape/Blend】Chardonnay
- 【Food Pairing】Shellfish, Crab and Lobster
- 【Sweetness】
- 【Maturation】
- 【Alcohol ABV】12.5%
- 【Avg. Price 】¥27,000/750ml
- 【Ageing】
Winery
- Vocore ファミリーは、Chablis で最も古いファミリーの1つです。
- 1870年に Edouard Vocoret によって設立されたDomaine Vocoret は、4世代にわたる家族経営の会社です。
- テロワールを尊重し、常により良い業績を上げ、常に改善することを優先して、葡萄園の永続化と開発に常に取り組んでいます。
- もともとは Vieux Chablis の小さな通りにありましたが、後に Emile Zola 通りに移されました。
- その後、Robert Vocoret が新しい区画を購入し農場を拡張および開発します。
- Robert Vocoret の2人の息子、Michel と Claude に引き継がれ、Michelはブドウ園を担当し、Claudeはワイナリー、ワインの精緻化、商取引を担当しました。
- Michel と Claude は引退し、Michel の息子 Jérôme と Claude の息子 Patrice に運営を渡しました。Patrice の兄弟 Sylvain も数年前にに加わり、ブドウ園でJérôme をサポートしています。
- Jérôme Vocoret は、ブドウの木にすべての警戒と情熱を注ぎ、季節を通して注意と監視をしています。
- セラーでは、Patrice Vocoret の監視の下で醸造が行われ、Chablis 地方のあらゆるアロマが見られる非の打ちどころのない品質のワインを製造しています。
- 現在、Domaine Vocoret は4つの原産地(Chablis Grands Crus / Chablis Premiers Crus / Chablis / Petit Chablis )に広がる約40haで構成され、Domaine は常に最新の技術から生まれた設備や設備に投資することで進歩しながらも、常に伝統を最も尊重しています。
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French Wine 雑学
フランスAOC
- フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
- フランスのAOCとは、Appellation d'Origine Contrôlée の略で、日本語では「原産地統制呼称制度」と訳されます。これは、主にワインをはじめ、チーズやバターなどの特定の農産物・食品について、その原産地名を名乗るための厳しい品質基準を定めたフランスの法律に基づく制度です。
- 原産地の保護と品質の維持
- 有名な産地の名前を騙る偽物を防ぎ、伝統と個性を守り、一定以上の品質を保証するために導入されました。
- 生産地域(境界線)の限定
- 使用できるブドウ品種
- 栽培方法(剪定方法、最大収穫量など)
- 醸造方法
- 最低アルコール度数
- 熟成期間
- ラベル表記 AOCワインのラベルには、必ず「Appellation ○○ Contrôlée」と表記され、○○の部分に認定された原産地名 Bordeaux、Chablisなどが入ります。
Bourgogneの五大産地とAOC
Bourgogneの五大産地
格付け
全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である
ラベルには、Montrachet、Corton、Romanee-Conti 等、大きく畑名が記されている
- Chablis
- Cote d'Or / Cotes de Nuits地区・Cotes de Beaune地区
- Cote Chalonnaise
- Maconnais
- Beaujolais
- フランスのAOC制度の基盤はテロワールの概念がワインの個性を造ると考えられることで成立しています。
- ブルゴーニュでは、畑の区画が細かく、明確になされていて、それぞれが個別のAOC名を名乗っている。大きくは下記のように4つのカテゴリーに分類されていて、一般的に、これを「格付け」と言っています
全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である
ラベルには、Montrachet、Corton、Romanee-Conti 等、大きく畑名が記されている
1級(AOC・Premieres Crus)
全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑
全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑
ラベルには、Vosne-Romanee(村名)+Les Buaux Monts(畑名)が記される
村名(AOC・Communales)
全生産量の23%
地区に限定される
村名(AOC・Communales)
全生産量の23%
上記2つの属さない、良質なワインを造る村(複数の村に跨る場合もある)の畑
行政上の単独の村の場合と周辺の村を含む場合がある
Vosne-RomaneやGeverey-Chambertin 等のように村名が表記される
地区(AOC・Sous-Region)地区に限定される
Beaujolais や Macon等
地域(AOC・Regionales)
ブルゴーニュ全域に渡るもの
ラベルには、Bourgogne Aligoteと表記される。
Chablis地区の格付け
- Chablisはブルゴーニュの最北端に位置し、葡萄畑は約20Kmに及ぶスラン川流域の小さな谷となだらかな丘陵にある。
- キメリジャン隆起と呼ばれる非常に珍しい瀝青質粘土地帯の上にありシャルドネ種からシャブリ独特のキレのある辛口ワインを生み出しています。
- 「牡蠣にはシャブリ」と言われるほど生き生きとした酸味の利いたワインは、辛口白の代名詞になっており同じ辛口白でも植物系の香りと風味を持つムルーソとは対照的にミネラル系の香りと風味は「火打石」などと鉱物系の表現をされる。
【格付け】1978年制定
- Chablis Grands Crus(特級)
- Chablis Premieres Crus (1級)
- Chablis
- Petit Chablis
- ブラン・クリュ(特級) は、シャブリの町の直ぐ近くの扇状地形の丘の傾斜地(標高200m以上)に畑が有りワインは品が良く繊細且つ優美です。
- 「牡蠣にはシャブリ」とよく言われるますが、手を加えた料理でないとクラン・クリュのワインの秀逸さは生かされません。長寿で10年は保存できる。
2.Bougros
3.Les Clos
4.Grenouilles
5.Preuses
6.Valmur
7.Vaudesir
2.Chablis Premieres Crus(1級)
- いい造リ手の物はカリフォルニアなど新世界のシャルドネとは、はっきりした違いがあり「流石ブルゴーニュ、やはり風土と伝統」と唸らせるものが有る。シャブリとその周辺の数ヶ村にあり、おおよそ40の畑がある。下記はその代表的なもの。
2.Montee de Tonnerre
3.Fourchaume
4.Vaillons
5.Montmains
6.Cote de Lechet
7.Beauroy
8.Vau Ligneau
9.Vau de Vey
10.Vaucoupin
11.Vosgros
12.Les Fourneaux
13.Cote de Vaubarousse
14.Berdiot
15.Chaume de Taivat
16.Cote de Jouan
17.Les Beauregards
3.Chablis
- Grands Crus、Premieres Crus 以外のもの。シャブリ全生産の60%がこのクラスの物です。
- ちなみにGrands Crusは5%、Premieres Crusは31%です。
- シャブリの指定範囲地区外の畑のもののカテゴリー
ワイン用語
Remuage とは
- 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
- Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
- 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
- Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。
- Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
Vielles Vignes とは?
- フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
- ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
- 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
- つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
- 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
- ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。









