- E. Guigal の LaLa シリーズの La Landonne, La Mouline, La Turque を是非お試しください。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□□□□□□■重
- タンニン 控□□□□□□■□□□□□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□■□□□□□強
- 酸味が抑えられて丸い感じ
Profile
E.Guigal Chateauneuf du Pape
- 【Ownership】E.Guigal
- 【Management】
- 【Oenological consultant】
- 【Region or Appellation】Chateauneuf-du-Pape > Southen Rone > Rhone > France
- 【Wine Style】Red - Rich and Intense
- 【Grape/Blend】Southern Rhone Red Blend
- 【Blend】70% Grenache, 15% Mourvedre, 10% Syrah, 5% Other
- 【Food Pairing】Lamb
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】13.5 - 15%
- 【Avg. Price 】¥8,000/750ml
Winery
- E. Guigal は、Rhône Valley で最も注目されているワイン生産者のひとつです。
- このワイナリーは、1946年に Etienne Guigal によって Ampuis に設立されました。 Ampuis は現在も Guigal の本拠地であり、Rhone 河沿いの右岸の急斜面 Côte Rôtie(焼けた丘) の中心の村です。この Côte Rôtie から Guigal の代表的なワインである LaLa シリーズの La Landonne, La Mouline, La Turque が生まれています。
- Guigal 社は、ワイン造りの長い歴史を持つ会社です。現在、ローヌ地方の北部から南部にかけて畑を所有しており、様々なワインを生産しています。主に Syrah 種と Côte Rôtie 地域に力を入れていますが、それ以外にもGrenache, Mourvèdre, Viognier, Roussanne を使ったワインも手掛けています。これらのブドウは、ローヌ北部の伝統的な品種や地中海沿岸の品種です。
- この会社は、Saint-Joseph, Hermitage, Gigondas, Condrieu, Chateauneuf-du-Pape に、かなり大きな自社畑を所有しています。それぞれの畑からのワインはシンプルにアペラシオン名がラベルに表示されています。手頃な価格帯の Côtes du Rhône の赤、白、ロゼ、ワインにも共通しています。
- Guigal が造る最も有名なワインは、Côte Rôtie 地域で造られている La Landonne, La Turque, La Mouline の3つです。これらのワインは、この地域で最も人気があり、非常に高く評価されています。この3つのワインはどれも、複数のヴィンテージで Robert Parker 氏から100点満点の評価を獲得しています。
- La Mouline と La Turque は、樹齢75歳の Syrah と Viognier の ブレンドワイン です。どちらもリリース前に新しいオーク樽で約42か月を過ごし凝縮された豊かな香りが特徴のワインに仕上がっています。
- La Landonne は樹齢40年の Syrah 100%を使い、La Mouline, La Turque 同様オーク樽で約42か月を過ごしリリースされます。
- 4番目の Côte Rôtie ワイン Château d'Ampuis は、Guigal 社が1995年に取得した Ampuis にある歴史的な素晴らしいエステートにちなんで名付けられています。このワインは、Guigal 社の素晴らしいワインの中でも特に優れたものの一つですが、これまでのところ、他の3つの LaLa シリーズのワインほどの評価は得ていません。
- Guigal 社は、辛口ワイン以外にも Condrieu 地区で Viognier 種から造る遅摘みのデザートワインも手掛けています。この Luminescence と呼ばれるワインは、exceptional vintage にのみ生産されます。 exceptionally fine 2015 vintage は、醸造者の知らない間にブドウの3分の1が収穫されてしまう盗難被害に過去に遭っています。
Last updated 10-Dec-2024
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French Wine 雑学
Rhone
Rhone Valley は、フランス南東部の主要なワイン生産地域です。
Lyon から地中海沿岸近くの Rhone Delta まで、Rhone 川の南北240 kmをカバーしています。
Northern Rhone の特徴
- Cornas やHermitage など非常に範囲の限定されたクリュが固まった地方で、夏暑く冬寒い大陸性気候で、酸味と渋みのバランスのよい上質なワインを小量産出する。
- 北部では単一のブドウ Syrah シラーから赤ワインが造られる。少量の Viognier,Roussanne, Marsanne を混ぜることを許可されているAOCも有ります。
- 白ワインは Viognier か Marsanne から造られる。
- 北部のワインは、当たりはずれが少ないが、生産量が限られているため値段も高い。
- 夏は暑いが、冬はミストラルによって雲のない地中海性気候の下、広大な畑が広がっていて、素朴で安価なワインの大量供給地であると共に、Avignon 周辺には個性的ワインの生産地も点在する。
- 14世紀にローマ教皇庁があった Avignon の北にあるAOC.Châteaunuef-du-Papeが有名。
- 南部ローヌの特徴は、殆どが赤ワインで、一部でロゼ、白ワインが造られている。その大半のワインは口当たりのいい早飲みタイプで手ごろな値段で楽しめます。
- ローヌは北部と南部ではさまざまな点で違いが大きく、南部では、Grenache を主流に数種のブドウをうまく組み合わせて造られている。Châteaunuef-du-Pape などは13種類の葡萄から造られている。





