- このラベルに描かれている二人は結婚直後の Philippe 男爵と最初の妻 Lily であると言われています。楽しそうに二人が踊っているラベルの裏に悲しい愛の物語が有ります。
- Clerc Milon は親の後を継げる孝行息子、d'Armailhac はドラ息子って感じ。まさにテロワールの不思議で、同じ醸造家の手で造られても違ったワインになる。
- 長男は勿論 Ch.Mouton Rothschild 。
- 次男はムートンの代わりとして十分楽しめると定評のあるエレガントなスタイルの Ch.Clerc Milon。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
Wine étiquette の裏に隠された悲恋
ラベルは結婚式を挙げたばかりの二人が楽しそうにダンスをする姿が描かれていますが、そのラベルの裏に悲しい愛の物語が秘められています。
この Rothschild 家を若干20歳で Philippe 男爵は継ぎ、最愛の妻 Lily と娘 Philippine に囲まれ幸せに過ごしていました。
第二次世界大戦によってユダヤ系の大富豪であった Rothschild 家はナチスドイツからの迫害を受け、幸せだった一家は離散してしまします。
Philippe 男爵はフランス軍にはいり難を逃れましたが、妻 Lily はゲシュタボに捕らえられ、娘 Philippine は行方不明、ワイナリーは没収されます。
Philippe 男爵はフランス軍にはいり難を逃れましたが、妻 Lily はゲシュタボに捕らえられ、娘 Philippine は行方不明、ワイナリーは没収されます。
戦後父と娘は劇的な再会を果たしますが、妻 Lily は収容所で悲惨な死をとげていました。深い悲しみの日々を送っていた Philippe 男爵を二度目の妻 Paulie が救います。
娘の Philippine はこの Ch.Clerc Milon を大切にワインを造り続けています。
このラベルに描かれている二人は結婚直後の Philippe 男爵と最初の妻 Lily であると言われています。楽しそうに二人が踊っているラベルの裏に、この様な悲しい物語が有ります。
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□□□□■□□重
- タンニン 控□□□□□□□□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□□□□■□□強
- 酸味とタンニンの絶妙なバランスのなかに、ワイルドさも感じられる
Profile
Château Clerc Milon
- 【Ownership】Baronne Philppine de Rothschild (1970’ロンドン Rothschild 家庶流 Philippe 男爵が購入)
- 【Winemaker】Philippe Dhalluin(2004’〜)
- 【醸造】Ch.Mouton Rothschild と Ch.Clerc Milon の醸造チーム
- 【Region or Appellation】Pauillac > Medoc > Bordeaux > France
- 【Classification】5eme Grand Cru Classé
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc , Petit Verdot
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】13 - 14.5%
- 【Avg. Price 】¥17,000/750ml
- 【Ageing】18 months in barrels 55% new
Winery
- Château Clerc Milonは、Bordeaux 市北部の Haut Medoc 地区、Pauillac というAOC(原産地呼称)にあるワイン生産者です。 Gironde 川の河口の、いわゆる「左岸」に位置しています。1855年の Médoc・Graves 格付けで第5級に分類されました。
- Cabernet Sauvignon を主体としたこのワインは、しなやかで滑らかな口当たりが特徴です。また、このアペラシオンのワインとしては、比較的お値打ちな価格で手に入ることでも知られています。
- シャトーのブドウ畑は、Pauillac 北東部の Gironde 川を見下ろす丘の頂にあり Mouton Rothschild と Lafite Rothschild の畑の間の41haの畑です。土壌は主に粘土石灰岩の上に砂質粘土が重なっており、わずかな傾斜が水はけを助けています。
- Clerc Milon vineyard は、近くにあるGifonde 川河口からも恩恵を受けています。広大な水面が、この地域の気候を穏やかに保つのに役立っています。
- Clerc Milon の畑には、主に5種類のブドウが植えられています。Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc の3種類が中心で、Petit Verdot と Carmenère もごくわずか植えられています。
- ブドウは手摘みで収穫されます。品質を最大限に高めるため、畑の区画によっては3回に分けて収穫することもあります。
- 2007年に、Philippe 男爵の令嬢 Philippine の下で 重力を利用した40基のステンレス製の発酵槽を備えた醸造室が新設されました。続いて2011年に、湿度管理された樽熟成室も設置されました。
- Clerc Milon のワインは、40%が新しいオーク樽で、16〜18ヶ月間熟成されます。
- フランス革命で、広大な Lafite estates が分割された際、Clerc 家が Milon 集落の近くにある一部を購入したことから、この estates の歴史は始まりました。
- Milon というPauillac の小集落の名前と Clerc 家の名前から Ch.Clerc Milon という名前になっています。
- その後、この畑の持つポテンシャルが気に入った Mouton Rothschild の当主 Baron Philippe de Rothschild がこの畑を1970’に購入購入しました。その後数十年にわたり、畑は広げられ、品質の改善が続けられてきました。
- ワインのエチケット(ラベル)に描かれている2人の踊り手は、Château Mouton Rothschild 内にある Museum of Wine in Art(アート・イン・ワイン美術館)に展示されている、17世紀の金と宝石で作られた作品をモチーフにしています。
Last updated 05-Dec-2024
Mouton の歴史が詰まった Museum of Wine in Art
Baron Philippe de Rothschild社
- 1853年、ロンドンに渡った Nathan de Rothschild 男爵の三男 Nathaniel がフランスのポイヤック村でシャトーを購入し名前を Ch.Mouton Rothschild と改めます。
- Nathaniel はパリRothschild家祖 James の長女 Charlotte と結婚し叔父の銀行業を手伝う為パリに移住する。これよりRothschild一族のワイン事業が始まる。(家祖 Mayer Amschel の五つの遺言の一つに婚姻は Rothschild 一族内で行うことが有ります)
- その後、曽孫の Philippe 男爵が経営を引き継ぎ Baron Philippe de Rothschild」社は大きく飛躍します。
- 「Ch.Mouton Rothschild」「Ch.d'Armailhac」「Ch.Clerc Milon」「Baron'arques」、Robert Mondavi との提携から始まった Chile の Almaviva、California の Opus Oneなどのジョイントベンチャー、ネゴシアン部門を含め取扱商品は60銘柄に及びます。
- パリRothschild家、Baron James de Rothschild は、隣接する Château Lafite-Rothschild を所有している。
- 1853年 ロンドンロスチャイルド家がこのシャトーを買収。
- Rothschild 家祖 Mayer Amschel の三男ロンドンRothschild 家祖 Nathan Mayer の三男 Nathaniel が取得。NathanielはパリRothschild家祖 James の長女 Charlotte と結婚し叔父の銀行業を手伝う為パリに移住する。
- 1855年、メドックの格付けで残念なことに2級に格付けされてしまいました。
- 1973年、1855年以後1級になるために様々な努力と働きかけを行い、4世代にわたる努力の末、ムートンは悲願の昇格を果たす。実に118年後の時が流れています。
ユダヤの国際財閥 Rothschild 家
- ドイツのフランクフルトで古物商兼両替商をしていた Mayer Amschel は5人の息子をフランクフルト、ロンドン、パリ、ウイーン、ナポリの主要都市に分散し巨大な金融帝国を築き上げました。Mayer Amschel Rothschild は何よりも一族の団結を望み、その精神は彼の5人の息子たちにも受け継がれ、現在も生き続けている。
長男 Amschel (1773-1855)フランクフルト家
二男 Salomon (1774-1855)ウィーン家
三男 Nathan (1777-1836)ロンドン家
四男 Carl (1788-1855)ナポリ家
五男 James (1792-1868)パリ家- Rothschild 銀行の重役は一族で占めること
- 事業への参加は男子相続人のみにすること
- 一族の過半数の反対がない限り宗家も分家も長男が継ぐこと
- 婚姻は Rothschild 一族内で行うこと
- 事業内容の秘密厳守(在庫や財産の目録を公表しない)
- 1853年、Rothschild家祖 Mayer Amschelの三男ロンドンRothschild家祖Nathan Mayerの三男Nathaniel Mayerが「Ch.Mouton」を購入。
- 1868年、Rothschild家祖 Mayer Amschelの五男パリRothschild家祖James Mayerが「Ch.Lafite」を購入。
- 1870年、プロイセンのビスマルクは普仏戦争終結の条件としてフランス側に支払不可能とも思える賠償金を要求します。しかし、銀行家の Rothschild が財力を結集し支払を完了します。これを聞いたビスマルクは拳を机にたたきつけ激怒します。その際にインク瓶が飛び散り机一面を汚した執務用の机が Lafite 館に家宝として保管されています。
Rothschild 家系図
French Wine 雑学
Bordeaux Wine
- Bordeaux はフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOC が正確な表現で、AC は、AOC の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合、或いは原産地とあわせて言う場合に AC を使う。 AC.Bourgogne の Bourgogneが AOC の O に当たる原産地名となります。
- Bordeaux の特有の制度として「Chateau 名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。
- シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインを仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
- シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Bordeaux の大手ワイン商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
2.Medoc や Graves 等の地区ワイン
3.Margaux や St-Emilion などワンランク上の Semi-Generic ワイン
Bordeaux 格付け
1855年のパリ万国博覧会開催に際し、ナポレオン3世の要請を受けて制定されたフランスのBordeaux・Medoc 地区の格付け。世界的にも有名なこの格付けは160年以上経つ現在でもワイン市場に大きな影響力を持ち、ワインラヴァーにとっても大切な指標となっています。
Boedeaux には四つの地区にそれぞれ独自の格付けがあり、現在、総生産量の約5%を占める Bordeaux ワインが格付けにランクインしています。
Medoc メドック格付け
Medoc 格付けは、1855年開催のパリ万国博覧会の展示品の一つとして、時の皇帝ナポレオン3世の要請を受け、Bordeaux 商工会議所によって作成されました。
建前的には Gironde 県内すべてのシャトーを対象としたものですが、作成したのが Bordeaux 商工会議所のため、Libourne 商工会議所が管轄する Dordogne 川右岸の Saint-Émilion や Pomerol のシャトーは考慮されず、赤ワインの格付けは Medoc のシャトーに限定されました。
ただし、当時から名声の高かった Ch.Haut Brion が唯一の例外として Graves から選定されています。なお、格付けは試飲によって決められたものではなく、過去数十年にわたる取引価格をもとに決定されました。
Medoc の格付けは第1級から第5級までの5等級あり、1855年4月18日に発表された当初は合計57のシャトーが選ばれました。その後相続による分割や他のシャトーへの吸収などを経て、現在、第1級に5シャトー、第2級に14シャトー、第3級に14シャトー、第4級に10シャトー、第5級に18シャトーの合計61シャトーが格付け表に名を連ねています。
特筆すべきは1855年の制定以来1度だけ見直しが行われ、1973年に第2級の Chateau Mouton-Rothschild が第1級に昇格したことです。しかし、それ以降見直しは一切行われず、今後も行われる様子はありません。
Sauternes ソーテルヌ格付け
1855年のパリ万国博覧会で白ワインも格付けされています。対象は Sauternes と Balzac 地区の甘口ワインとされました。
格付け等級は三つに分かれており、別格扱いの最高クラス Premier Cru Supérieur にChâteau d'Yquem 、第1級の Premier Cru に11シャトー、第2級の Deuxième Cruに15シャトーの合計27シャトーが格付けされています。
Graves グラーヴ格付け
Medoc の格付け制定から100年近く後の1953年に発表され、1959年に承認されています。
Graves の格付けに階級分けはなく、1987年に制定されたAOC.Pessac-Leognan に属するシャトーから赤ワインが7シャトー、白ワインが3シャトー、赤ワインと白ワインの両方で選出されたのが6シャトーの合計16シャトーが選ばれています。
もちろん、Medoc の格付けで第1級に選ばれた赤ワインの Ch.Haut Brion もこの格付けに入っています。しかし、白ワインは生産量があまりにも少なくオーナーが辞退したため、格付けに入っていません。
Cru Bourgeois クリュ・ブルジョワ
Cru Bourgeois の格付けは、常に問題提起され続け紆余曲折を繰り返して今日に至っており理解が難しいです。
1932年
1855年の Medoc 格付けに漏れたシャトーを対象として、1932年に Bordeaux 商工会議所と Gironde 県農業会議所の権威のもと発表されたのが Cru Bourgeois の格付けの始まりで、当初は444のシャトーが選定されました。
Medoc 格付けの次のクラスとしての位置付けでしたが、省庁の認可を受けたものではありませんでした。
2000年
農務省の省令で、Cru Bourgeois の上位階級として Cru Bourgeois Supérieur と最高位にあたる Cru Bourgeois Exceptionnel が設定された。
2003年
政府公認の新しい「Cru Bourgeois」の3つの等級リストが発表された。
*Cru Bourgeois Exceptionnel 9chateau
*Cru Bourgeois Superieurs 87chateau
*Crus bourgeois 151chateau
ラベルには、総てCru Bourgeoisと表示される。
2007年
*Cru Bourgeois Exceptionnel 9chateau
*Cru Bourgeois Superieurs 87chateau
*Crus bourgeois 151chateau
ラベルには、総てCru Bourgeoisと表示される。
2007年
審査の公正さに異論が噴出しBordeaux の行政控訴院はこの格付けを無効とする判決を下した。
2009年
3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance(認証)」になり格付けというより品質ラベルといった性質としての再出発となった。
が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた9つのシャトーが脱退する。
2009年
3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance(認証)」になり格付けというより品質ラベルといった性質としての再出発となった。
が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた9つのシャトーが脱退する。
その後、シャトーのオーナーらは「Medoc Cru Bourgeois 連盟」を作り、格付けではなく、一つの認定としてクリュ・ブルジョワの名称復活を発表。
メドックの八つのAOC「Médoc、Haut-Médoc、Listrac、Moulis、Margaux、Saint-Julien、Pauillac、Saint-Estèphe」による官能検査の合格、第三者機関の訪問調査受け入れ諸条件を満たした場合にのみ、Cru Bourgeois の認定を与えることになりました。
審査は毎年行われ、2年前のヴィンテージの認定シャトーが、毎年9月に発表されることになりました。
2016年
無効となった上位階級のない格付け差別化を求める有力シャトーの多くが参加を見送り Cru Bourgeois 連盟は、「2020年までに3段階からなる新たな格付制度を導入する」と2016年に発表。
2018年
2018ヴィンテージから再び三つの等級に分かれる格付けになりました。
*Cru Bourgeois Exceptionnel
*Cru Bourgeois Supérieur
*Cru Bourgeois
2020年度の格付け
*Cru Bourgeois Exceptionnel(14シャトー)
*Cru Bourgeois Supérieur(56シャトー)
*Cru Bourgeois となりました。(249シャトー )
Saint-Émilion サン・テミリオン格付け
Saint-Émilion の格付けもグラーヴの格付け同様、1855年のメドックの格付けの約100年後に制定されました。
生産者主導で行われる Saint-Émilion の格付けは10年ごとに見直しが行われます。これまでに1969年、1986年、1996年、2006年、2012年の6回にわたって改訂されました。
格付けは3階級にわかれています。 第1特別級 Premier Grand Cru Classé A・Premier Grand Cru Classé B と特別級 Grand Cru Classé です。10年ごとに見直しが行われますので格付けに興味を示さないシャトーや格付け辞退などが有り現在は約80シャトーが格付けに参加しています。
Bordeaux Grands Crus Classés of 1855
- 1級Chateau Lafite-Rothschild・PauillacChateau Latour・PauillacChateau Margaux・MargauxChateau Mouton-Rothschild・PauillacChateau Haut Brion・Pessac-Leognan
- 2級Chateau Rauzan-Segla・MargauxChateau Rauzan-Gassies・MargauxChateau Leoville-Las Cases・Saint-JulienChateau Leoville-Poyferre・Saint-JulienChateau Leoville-Barton・Saint-JulienChateau Durfort-Vivens・MargauxChateau Gruaud-Larose・Saint-JulienChateau Lascombes・MargauxChateau Brane-Cantenac・Cantenac(Margaux)Chateau Pichon-Longueville Baron・PauillacChateau-Pichon Longueville Comtesse de Lalande・PauillacChateau Ducru-Beaucaillou・Saint-JulienChateau Cos d'Estournel・Saint-EstepheChateau Montrose・Saint-Estephe
- 3級Chateau Kirwan・Cantenac(Margaux)Chateau d'Issan・Cantenac(Margaux)Chateau Lagrange・Saint-JulienChateau Langoa-Barton・Saint-JulienChateau Giscours・Labarde(Margaux)Chateau Malescot St-Exupery・MargauxChateau Boyd-Cantenac・Cantenac(Margaux)Chateau Cantenac-Brown・Cantenac(Margaux)Chateau Palmer・Cantenac(Margaux)Chateau La Lagune・Ludon(Haut-Medoc)Chateau desmirail・Cantenac(Margaux)Chateau Calon-Segur・Saint-EstepheChateau Ferriere・MargauxChateau Marquis d'Alesme-Becker・Margaux
- 4級Chateau Saint-Pierre・Saint-JulienChateau Talbot・Saint-JulienChateau Branaire-Ducru・Saint-JulienChateau Duhart-Milon-Rothschild・PauillacChateau Pouget・Cantenac(Margaux)Chateau La Tour-Carnet・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau Lafon-Rochet・Saint-EstepheChateau Beychevelle・Saint-JulienChateau Prieure-Lichine・Cantenac(Margaux)Chateau Marquis de Terme・Margaux
- 5級Chateau Pontet-Canet・PauillacChateau Batailley・PauillacChateau Haut-Batailley・PauillacChateau Grand-Puy-Lacoste・PauillacChateau Grand-Puy-Ducassas・PauillacChateau Lynch-Bages・PauillacChateau Lynch-Moussas・PauillacChateau Dauzac・Labarde(Margaux)Chateau d'Armailhac・PauillacChateau du Tertre・Arsac(Margaux)Chateau Haut-Bages-Liberal・PauillacChateau Pedesclaux・PauillacChateau Belgrave・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau de Camensac・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau Cos-Labory・Saint-EstepheChateau Clerc-Milon・PauillacChateau Croizet-Bages・PauillacChateau Cantemerle・Macau(Haut-Medoc)