Margaux 村最後の小規模な独立系ワイン生産者 Ch.Les Barraillots 1998'

2025年4月10日木曜日

Bordeaux Le Medoc

t f B! P L


2001’07/29 参議院議員選挙。遊山(肉料理とワイン)にて日本の将来に乾杯!!

Ch.Les Barraillots  


Wine étiquette

2001’07/29 参議院議員選挙 肉料理とワイン「遊山」にて日本の将来に乾杯
塩焼き(ミノ、カルビ、タン、ツラミ)、焼きシャブ、冷麺、タタキ。




Tasting

  • ボリューム    軽□□□□□□□■□□重
  • タンニン     控□□□□□□□■□□渋
  • 甘み       辛□■□□□□□□□□甘
  • 酸味       弱□□□□□□□□■□強
  • 後味スッキリしてて美味しい。

Profile

Ch.Les Barraillots

  • 【Ownership】Yannick Martin 
  • Region or AppellationMargaux > Medoc > Bordeaux  > France
  • Classification】Crus Artisans(1855年のメドック格付けとは異なる独自の格付)
  • Wine StyleRed-Savory and Classic
  • Grape/BlendBordeaux Blend Red Wine
  • 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc, Petit Verdot
  • Food PairingBeef and Venison
  • 【Sweetness】Dry
  • 【Maturation】French Oaked
  • 【Alcohol ABV】13.5%
  • 【Avg. Price 】¥5,000/750ml

Winery 

  • Ch.Les Barraillots は、Margaux 村最後の小規模な独立系ワイン生産者であり、Margaux のアペラシオンで数少ない Crus Artisans(1855年のメドック格付けとは異なる、独自の格付け制度) の 1 つです。
  • Medoc 方言で “barrail” or “barralhe”は、私有地の境界を示す土手を意味します。 Ch. Les Barraillots の小さな丘がこの土地を周囲のクリュ クラスの区画から分離しています。Château Margaux、Palmer、Durfort、Rausan Segla などの有名なシャトーに隣接しています。
  • ブドウ畑は、1928 年と 1933 年に Palmer と Durfort から取得されました。コミューンで最も標高の高い場所に位置し、土壌は透水性の砂利です。
  • Ch.Margaux で樽職人をしていた Yannick 氏の曾祖父が取得した畑の一部があります。
  • 質素な家とワイナリーは、町から0.4km離れた線路の反対側にあります。Martin 家は、牛乳からの収入目的だけでなく、ブドウ畑で使用する肥料のために乳牛を飼育していました。
  • 2014 年に父親から跡を継いだ Yannick Martin は、今でも肥料として牛の糞だけを使用していますが、現在では牛はいなくなり、ワイン造りに集中する時間が増えました。
  • 7ha のブドウ畑に平均樹齢は 40 年の Cabernet Sauvignon 55%、Merlot  30%、Cabernet Fran と Petit Verdot 15% が植栽されています。植栽は非常に密で、ほとんどの区画では 1 haあたり 10,000 本のブドウ樹があります。
  • ブドウ園では化学薬品は使用せず、収穫は手作業で行います。発酵はステンレス スチールで行い、ワインはオーク樽 (新樽率 20%~25%) で 12 か月間熟成させ、複数回の澱引きを行います。この自然な清澄化の期間は、春の瓶詰め前に卵白を使用して清澄化することで完了します。
 Yannick Martin 氏



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 この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

Wine 雑学

Bordeaux Wine

ボルドーワイン
  • ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
 Medoc地区
  • 1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインは Medoc 地区のものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。
  • 水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。
AOC(AC)ワイン
  • AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略。
  • フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
  • 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
  • AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
  • 原産地とあわせて言う場合に「AC」を使う。 AC.Bourgogne の Bourgogneが「AOC」の「O」に当たる原産地名となります。

ボルドーの特有の制度 Chateau system
  • ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
  • ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。
「Chateau Wine」
  • シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
  • 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
  • 自分の醸造所でワインに仕込む
  • 自分のところで樽貯蔵する
  • 自分のところで瓶詰めを行う
  • Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
  • シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
  • ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
  • ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
  • ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
  • ボルドー全域のもの「Bordeaux」、地区のもの「Medocや Graves・・・・」、「MargauxやSt-Emilionなど」村名表記されたものは、セミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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