フランスこだわり赤ワイン Ch.Petit Village Pomerol/フルボディ

2021年4月29日木曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
ボルドーワインCh.Petit Village Pomerol

この記事は以下のような人におすすめ!
  • ワイン購入に失敗くない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人




Ch.Petit Village Pomerol の基礎知識

【種 類】AOC /Chateau Wine
【格付け】AC Pomerol
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【コミューン】Pomerol
【所有者】1989年からAXA保険。プティ・ヴィラージュは動きが激しい。
【Cepages】75/ME  18/CF 7/CS
【セカンドラベル】Le Jardin de Petit Village
【スタイル】フルボディ

ワインラベル

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Ch.Petit Village Pomerol

以前のラベル
Ch.Petit Village Pomerol

私はこの1970’ヴィンテージを 2000’4/9 新町公園で満開の桜を見ながら飲みました。
"瑞と二人で”とコメントしています。評価は★★★でした。
参考購入価格で
 1999'購入/ヴィンテージ1970'/¥14000

参考2021’相場価格

  • ヴィンテージ2019'/¥7600
  • ヴィンテージ2018'/¥8700
  • ヴィンテージ2017'/¥8800
  • ヴィンテージ2016'/¥9400
  • ヴィンテージ2015'/¥9300

味わい/香り/合わせる食材

2010’ヴィンテージ 味わい

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□□■□強い
  • 甘み:   ドライ□□□■□甘い
  • 酸味:  まろやか□■□□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□■□□□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)

  • 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
  • プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワイン
  • 樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。バニラ香
  • なめし皮:タンニンの多い赤ワインに出る香り。
  • チョコレートの香り:濃密で、厚みがあり、ややヴァニラの香りも感じられる。
  • 黒コショウの香り:収穫量を抑えて、テロワールの個性が表れた赤ワインに生ずる香り。
  • タバコの葉の香り:長期熟成した赤ワインに表れる香り。

Food Suggestion

このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
添え物、おかず、ソースも考慮する。

Ch.Petit Village Pomerol の追記

  • ポムロール高原の頂上の鉄分が豊富な粘土と砂利の土壌に11ha(26a)の畑が広がっています。そこにメルローを主として、少量のカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが密集して植えられています。ブドウの平均樹齢は30年です。
  • 1989年から所有しているAXAMillésimesの管理下で大規模な再植林がおこなわれました。ワイナリーも完全に再建され、温度管理されたコンクリート製の大桶が設置されました。
  • 収穫は手作業で行われ、区画ごとにコンクリートの大桶で醸造されます。 2007年以来、pigeage あるいはpunching downの過程を実施しています。
  • マロラクティック発酵後、オーク樽で約15ヶ月間熟成されます。新樽使用率は約60〜70%です。
  • ワインアドヴォケイト紙は2019年ヴィンテージに93/100、ジャンシスロビンソンは18/20のスコアで評価しています。

フランスワインについて

フランスワインは法律により厳しく管理されています。

AOCとは?

1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。


Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Medoc地区

1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。
唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。

水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

Pomerol村

  • 評判の大きさとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
  • 葡萄畑の総面積は約800haと小さく平坦な土地にある。
  • ここのワインの評価が高まるのは20世紀始めでJean-Pierre Moueix社の功績が大きい。
  • サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は土壌にある。
  • 太古の地層の侵食と中央山岳地帯からトルトニュー川が運んだ堆積土壌とで形成され鉄分を多く含み肥沃。西側が砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質。
  • 栽培葡萄品種はメルロ種が主でほぼ80%を占める。残りも殆どがカルベネ・フラン種で、ソーヴィニヨン種は少ない。
  • 出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。
  • 多くは、4~7年で飲み頃となる熟成の速いタイプ。極上ものは長寿である。
  • 総体的にバランス良く、高水準。
  • 「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、ポムロールの全生産量は34,850hlと少なくワインは総体的に高価格。
  • サン・テミリオンより平均的にシャトーワインの質が高いと言われていて、今やボルドーを代表する銘醸地の一つである。
  • 公的格付け(Crus Classés)はなされていない。

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自己紹介

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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