Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□■□重
- タンニン 控□□□■□□渋
- 甘み 辛□■□□□□甘
- 酸味 弱□□□■□□強
- 深みのある色合い 燻煙や土、スパイスが混ざり合った複雑な香り、酸は低く、ふくよかなベリーやリッチなプラムのコクのある完熟感、 滑らかな舌触、果実味と酸味もある。
Profile
- 【Ownership】Anabelle Cruse
- 【Region or Appellation】Saint-Emilion > Bordeaux > France
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Merlot, Cabernet Franc
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Classification】Saint-Emilion Grand Cru Classé
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【平均価格】¥6,000/750ml
- 【ETC.】Ch.Grand Corbinの隣に有ります。
Winery
- Château Corbin は、Saint-Emilion の町の北西4キロに位置する Saint-Emilion Grand Cru Classé のドメーヌである。 このドメーヌは1924年以来 Cruse 家の所有であり、1955年の最初の格付け以来 Grand Cru Classé である。
- 13ヘクタールのブドウ畑は、 Pomerol アペラシオンの境界に近いところにある。 Pétrus や La Conseillante は西にわずか2キロのところにある。 Saint-Emilion の象徴 Château Cheval-Blanc は、南西方向の同じような距離にある。
- 畑は、主に約80% Merlot、残りは Cabernet Franc を栽培している。 畑は2種類の土壌、シャトーを囲む砂礫と、鉄分を多く含む赤土の粘土(ドメーヌの Pomerol 側ではより深い粘土)にまたがっている。
- このドメーヌでは Grand vin の Château Corbinと、セカンドワインの Divin de Corbin と XX de Corbin の3種類のワインを生産している。このアペラシオンでは珍しく、より広い Saint-Emilion のタイトル Cruse-Bardinet でリリースしている。
- グランヴァンの場合、コンクリートタンクで発酵させた後、フレンチオークのバリックで約18カ月熟成させる。 セカンドワインは通常、収穫の1年後にリリースされる。
- Château Corbin は、このアペラシオンの中で最も古いもののひとつですが、元の広大な Corbin 所有地は現在、Château Corbin Michotte, Grand Corbin-Despagne, Grand Corbin Manuel などに細分化されている。
- Cruse 家の名前は Bordeaux ではよく知られており、Anabelle Cruse のいとこEmmanuel Cruse は、Médoc 地区 Margaux の第3級シャトー Château d'Issan のドメーヌを率いている。
- Saint-Emilion 地区と Pomerol 地区との境界沿いにある Corbin 台地にはシャトー名に Corbin が付くシャトーが五つ有ります。
- Ch.Corbin
- Ch.Corbin Michotte
- Ch.Grand Corbin
- Ch.Grand Corbin Despagne
- Ch.Haut Corbin(2012年、Ch.Grand Corbin に統合される)
産出されるワインの味わいは、ポムロール地区に似ていて黒系果実の完熟感が特徴でジューシーという言葉がピッタリです。
Wine 雑学
AOC(AC)ワイン
- AOCとは Appellation d'Origine Controlee (原産地統制呼称制度) の略
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。
- 1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOCが正確な表現で、「AC」は、「AOC」の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合。
- 原産地とあわせて言う場合には、「AC」を使う。例としてAC.Bourgogne との表示は Bourgogneが「O」に当たる原産地なのでACを使っています。
Chateau system
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Chateau system とは、ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインに仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
「Generic Wine」
シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilionなど」。これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
St-EmilionのAC
- 地理に St-Émilion とその北方を取り囲む St-Émilion衛星AOC がある。そして、St-Émilion は同一地域の中には St-Émilion Grands Crus と言う別のACを持っています。
- Classeの付かないこの「Grands Crus」表示のワインは、定められた畑ではなくワインの品質によって選ばれており定期的に検討される。
- 基本収穫量、官能検査、12ヶ月以上の熟成、シャトー瓶詰などが義務付けられ約200ほどのシャトーが指定されている。
- このAC表記のワインは「Grands Crus」の付かない村名ワインの「Saint-Emilion」より、若干上質と言う程度の理解の仕方が妥当と思われますので生産者を重視してください。
関連記事
- Corbin 名が付くシャトーのひとつ Ch.Corbin Michotte 1995'
- 台北グルメツアー(2000’04/28~05/05)で飲んだ Ch.Corbin 1995'
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- 穏やかなメルロー主体ワイン Ch.Grand Corbin Despagne 1989'
- https://longstay-wine.blogspot.com/
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
おまけ
ワインはデリケートな生き物で飲む時の温度が大事です。そして、素晴らしい味を表現させるためにも保管する温度や湿度などに気を配ることが必要です。
とは言うものの高額のワインセラーを購入し個人で熟成させるにはやはりリスクが伴います。
私は1〜2年の保管用に大型のワインセラーを使用していますが本気で長期熟成(5~10年)を試みるワインは実績のある寺田倉庫(株)のレンタルセラーを利用しています。あらゆるリスクとコストを考えてみても割安感があります。
更にWineは投資対象になります。その場合、保存を如何にしていたかが大事な要素になります。個人の保存では信頼が薄いです。やはり実績の有る専門業者に預けるのがベストです。
実績と信頼の寺田倉庫
基幹事業の保存保管事業では、ワイン、アート、映像フィルムなど、各商材に適した温湿度管理による保管と、倉庫会社の枠を超えた新規事業を展開しています。
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