Ch.Beausejour(Duffau Lagarrosse) について
Ch.Beausejour(Duffau Lagarrosse) の基礎知識
【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / Premiers Grands Crus Classes 「Classes-B」
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】St.Emilion
【一般Cepages】15/CS 25/CF 60/ME
【Type】フルボディー
参考購入価格 2021’
- 1999’購入/ヴィンテージ1979'/¥9800
- 1999’購入/ヴィンテージ1980'/¥7800
- 2021'購入/ヴィンテージ2016'/¥18000
こぼれ話/逸話
Beausejour (Duffau Lagarrosse) とBeausejour Becotはかっては同じ葡萄園だったが1869’父親Pierre-Paulin Ducarpeより二人の娘に分割された。シャトーとブドウ園の半分は、Duffau Lagarrosse(ダッファウ・ラガロッセ)家と結婚した娘に受け継がれました。フルネーム「Château Beauséjour Héritiers Duffau-Lagarrosse」として家名が表示されています。1869以来、9世代にわたって受け継がれ、家族によって所有運営され続けています。
ブドウ園の残り半分はDucarpeの息子が相続し「Château Beau-SéjourBécot」となっています。
2009年、Ch.Pavie Macquinの「Nicolas Thienpont」と有名なコンサルタント「Michel Rolland」そして「Stéphane Derenoncourt」が近代化を目指すCh.Beauséjourのコンサルに採用された。
ワインエチケット(ラベル)
この建物がワインラベルに描かれています。
フランスワインについて
フランスワインは法律により厳しく管理されています。
AOCとは?
1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。
詳細記事⇒△フランスワインとは❓ 産地とAOC制度△
ボルドーワインについて
詳細記事⇒△ボルドーワインとは❓ 基礎知識(生産地区の特徴と制度)△
Bordeaux 地域
ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
Medoc地区
1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。
St.Emilion村
中世の聖地・スペインのサンチャゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の宿場町として栄えた町で、欧州の古い中世の町が時間の流れを止めたようにたたずんでいる。 古い家並みの狭い石畳の急坂を登ると丘の上に古い寺院があって、びっしりと建て込んだ赤瓦の屋根の先に段々畑の葡萄畑が望める。1999年に世界遺産に登録されている。
中小・零細シャトーが群がっておりラベルの表示も似通っているのでワイン選びに苦労します。
ACは、地理的に<St-Émilion>とその北方を取り囲む<St-Émilion衛星AOC>がある。