Chateau Sanxet Millenium Bergerac 1998' ・ボルドースタイルの手頃なワイン

2021年9月23日木曜日

Sud Ouest

t f B! P L
Bergerac 地方の典型的なぶどう園風景

ボルドースタイルの手頃なワイン

Chateau Sanxet Millenium Bergerac


この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

Wine étiquette

2001’04/19 2-1 宅飲み

 2001’05/17 2-2  宅飲み


Tasting

  • ボリューム    軽□□□□□□□□□□□■□重
  • タンニン     控□□□□□□□□□□■□□渋
  • 甘み       辛□■□□□□□□□□□□□甘
  • 酸味       弱□□□□□□□□□□□■□強
  • 相性の良い食事が難しいなと感じる

Profile

Sanxet Millenium Bergerac

  • 【Ownership】Chateau Sanxet Millenium
  • Region or AppellationBergerac > Sud Ouest > France
  • 【commune】
  • Classification】
  • Wine Style Southwest France Red
  • Grape/BlendCabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Malbec, Merlot
  • 【Blend】
  • Food PairingBeef and Venison
  • 【Sweetness】
  • 【Maturation】
  • 【Alcohol ABV】12.5%
  • 【Avg. Price 】¥2,000/750ml
  • 【Ageing】

Winery 

  • Chateau de Sanxet は、Bergerac の近くMonbazillac の丘陵地に位置しています。
  • Chateau de Sanxet のオーナー故 Bertrand de Passemar とその家族が所有・経営していました。彼の妻 Sabine と共に Bergerac のワインを生産し、またシャトーは自動車のプライベートミュージアムとしても知られていました。
  • 現在は、息子の Guillaume de Passemar が引き継いでいます。
  • Monbazillac や Bergerac のアペラシオンのワインを生産しています。

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French Wine 雑学

フランスAOC

  • フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
  • フランスのAOCとは、Appellation d'Origine Contrôlée の略で、日本語では「原産地統制呼称制度」と訳されます。これは、主にワインをはじめ、チーズやバターなどの特定の農産物・食品について、その原産地名を名乗るための厳しい品質基準を定めたフランスの法律に基づく制度です。
  • 原産地の保護と品質の維持
  • 有名な産地の名前を騙る偽物を防ぎ、伝統と個性を守り、一定以上の品質を保証するために導入されました。
具体的な規定
  • 生産地域(境界線)の限定
  • 使用できるブドウ品種
  • 栽培方法(剪定方法、最大収穫量など)
  • 醸造方法
  • 最低アルコール度数
  • 熟成期間
  • ラベル表記    AOCワインのラベルには、必ず「Appellation ○○ Contrôlée」と表記され、○○の部分に認定された原産地名 Bordeaux、Chablisなどが入ります。
フランスワインの品質分類において、AOC(Appellation d'Origine Contrôlée) または2009年以降のEU規定に基づくAOP(Appellation d'Origine Protégée)は最上位に位置づけられています。国が正式に「その土地の伝統的な製法と品質のルールを守っている製品」ということのお墨付きを与える制度。

Sud Ouest 地方

  • フランスワイン産地区分の「南西地方」と言う呼称は、便宜的呼び方で、歴史・文化的には「Gascogne(ガスコーニュ)地方」と呼ぶのがふさわしい。
  • このフランス南西部は、ボルドーの陰に隠れて軽視されがちだが、歴史も古く、個性的なワインが少なくない。
  • ボルドーが売り切れた後に市場に出されると言うボルドー優遇政策の長い歴史が、マイナーなワインにしてしまったが、その起源は確かなものを持っている。
  • 近年、新技術を導入し、目覚しい品質の向上を成し遂げ、個性を打ち出している。多様で魅力的なこの地のワインの特徴は、美食と深く結び付いている点である。
  • この地方のワイン産地は、ガロンヌ河とトルトーニュ河の両岸、ガロンヌ支流のロット川とタルン川流域、バスク・ピレネー地方と広範囲に広がって点在し、一口に言えば、ばらばらで纏まりがない。
  • 当然、ワインも多彩で一様ではない。Bordeaux 品種を主に使う Bordeaux に近い平地の地区と、固有品種を使うPyrenrees の麓の地区分けられます。
  • 北部の Bergerac 地方、東部の Cahors・Gaillac 地方、南部の Basque・Pyrénrées 地方に大きく3分類することができる。
「Gascogne(ガスコーニュ)地方」
  • Gascogne人は、血気さかんで意地っぱり。よくいえば個人主義者だが、要するに頑固者。
  • フオワグラやジビエに恵まれた Gascogne には質実剛健な食の伝統がある。

Bergerac 地区

  • 「シラノ・ド・ベルジュラック」物語が、この町の名を有名にしている。
  • Bergerac 地方は、ドルトニュー河がその川幅を広げる中流域にある。ドルトニュー渓谷は、絵のように美しい村落や城郭が点在し、深い森に包まれた景色と史跡、そして、トリュフと黒セップ茸、野禽類の宝庫である。
  • 葡萄畑は、Bergerac の町を大きく取り巻きドルトニュー河の沖積層土壌の丘陵と台地にあり、温暖な海洋性気候の影響の下に、晩秋は豊かな陽光を受け、多彩な種類のワインを産出している。
  • ボルドーに近い地続きの地区だから、ボルドーの品種とワインスタイルの影響を強く受け、ワインの骨格はおのずとボルドーに似ている。
  • どちらかと言えば、ライト・ボディーからミディアム・ボディーになりがちだが、産地はそれなりの個性を主張している。
  • <赤>は、メルロ種40~50%で、香り高く柔らかな口当たり、若飲みタイプ。
  • <白>は辛口。セミヨン種40~50%で、肉付きよくフレッシュ、果実香あり、若飲みタイプ。近年ソーヴィニョン・ブランの比率を高め品質向上。周辺に甘口の白の有名な産地が集中しているため、<Bergerac Sce>とAC標記する。
  • <ロゼ>は、カベルネ系品種を使い、マセラシオン方式で造る。色はサーモンピンクで、フレッシュ風味です。
AC Côte de Bergerac
  • このACは、地理上では Bergerac と同じですが生産上の規制が厳しく格上です。
  • <赤>は、色が濃く木樽で熟成、骨組みがしっかりしていて複雑さが増し、5~6年で開花する。
  • <白>は、多くはセミヨン種主体の甘口。ボディーは豊かで保存が利く


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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