赤ワイン購入のお手伝い!フルボディのボルドーCh.Latour

2020年12月12日土曜日

Bordeaux Le Medoc

t f B! P L
😁シャトーの情報を知れば購入が楽しくなり、飲む時が更に楽しくなりますよ😀

Ch.Latour
 

Ch.Latourについて

PauillacとSt.-Julienの村堺にあり、壁をめぐらしたCh.Le'oville Las Casesの隣に92haの畑を所有しています。  
1855年に行われたナポレオン3世の格付けで第1級に評価され、今もなお進化し続ける脅威のグラン・ヴァンは、ボルドーのみならず、世界最高のワインの一つです。

Ch.Latour の基礎知識

【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / Medoc Premier Grande Cru Classe
【地 域】Bordeaux
【地 区】Medoc
【村 名】Pauillac
【一般的Cepages】75/CS 20/ME 4/CF 1/PV
【所有者】アルテミス社(1993年)
【管理者】1998年に新支配人フレデリック・アンジェラ氏が就任。今に至るまで、革新的な取り組みで品質を向上させ続けています。

参考購入価格

1998’購入/1978'/¥27000

ワインエチケット(ラベル)

エチケットには農園のシンボルマークのサン・ランベールの塔が描かれています。
フランスとイギリスの100年戦争(1337年11月1日~1453年10月19日)の時の防衛用の砦の一部です。砦は、このあたりの防衛の要だったそうです。
サン・ランベールの塔

一般的Cepages

「グラン・クリュCh.Latour」
一般的にCS/75、ME20%、CF/PV/5のブレンドで作られ、年間平均製造量通常は18,000ケースです。
「Les Forts de Latour」
セカンド・ワイン
一般的にCS/70%、ME/30%というブレンドで、年間平均製造量は11,000ケースです。
「Pauillac」
近年はサードラベルも生産している。

シャトー・ラトゥールの歴史




1698年
Alexandre de Ségur侯の所有になり途中イギリス資本の参入などがありましたが20世紀までSégur家による運営が続く。
Alexandre de Ségur侯は1716年に「Lafite」も所有する。更に1718年には息子のNicola Alexandre de Ségurが「Mouton」「Calon Swgur」も手に入れている。

1993年6月
現在のアルテミス社に買収される。


グラン・ヴァン用の偉大な畑「ランクロ」

「ワインの品質の8割は畑で決まる。」という言葉があります。その点からいえばラトゥールの畑は、偉大なワインになることを約束されたものといっても過言ではありません。
  • Ch.Latourは所有する92haの畑のうち、ランクロと呼ばれる47haの区画のブドウのみを使用し醸造します。
  • ランクロはメドック地区の中でも特別に分厚い砂利質を持つ畑で、ここにカベルネ・ソーヴィニヨン種80%、メルロー種18%、カベルネ・フラン種とプチ・ヴェルド種が2%植えられております。
  • 他のシャトーに先駆け2009年という早い時期から、ビオディナミの完全有機栽培を実践。この農法は通常のブドウ栽培に比べ数倍の労働力が必要、そして湿度が高くカビ病の蔓延しやすいボルドー地方では馴染み難く2018年現在でも極僅かなシャトーしか取入れていません。
偉大な畑と、手間を惜しまない畑仕事から世界最高クラスのワイン「Ch.Latour」が生まれます。
ランクロと呼ばれる47haの区画
ビオディナミの完全有機栽培
分厚い砂利質を持つ畑

2012年を最後にプリムールからの撤退  

プリムール販売とは、収穫の翌年に樽での熟成段階にあるワインを販売することでボルドー地方で伝統的に行われている慣行です。
通常の高級ボルドーワインは収穫の約3年後にリリースされるために、収穫したブドウが収入となるのが遅いという問題がありプリムール販売によってこれを解決しています。 
が、ラトゥールでは「飲み頃になった美味しいワインを販売する」というコンセプトで全てのワインを飲み頃までシャトーのセラーで寝かせることにしました。 
これには巨大な設備と資金力が必要になり、しかもラトゥールは「飲み頃」ということにこだわり、3年より長い期間熟成させてからリリースしています。

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フランスワインについて

フランスワインは法律により厳しく管理されています。

AOCとは?

1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。

ボルドーワインについて

Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Medoc地区

1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。

水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

Pauillac村

格付け1級シャトーの3シャトーがこの村から選ばれています。
  • Ch.Latour
  • Ch.Lafite Rothschild
  • Ch.Mouton Rothschild
他の2シャトーは、Ch.Margaux(マルゴー村)とグラーブのCh.Haut Brionです。

△ワインセラーのサイトマップ記事△
https://longstay-wine.blogspot.com/2020/10/blog-post_25.html  


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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