南仏ラングドックのフクロウがワインアイコンの Mythque 。いろんなフクロウがおります。

2024年3月4日月曜日

Languedoc-Roussillon

t f B! P L

Mythique とは、フランス語で「神話」を意味します。
Mythique 1990'ヴィンテージが、ラングドックのワインとして初めてパーカーポイント90点を獲得しています。
パーカーポイントとは、ワインの世界で絶大な影響力を誇る評論家 ロバート M. パーカー, Jr. 氏が100点満点で評価しています。

ラングドックルーションワイン La Cuvee Mythque


ワイン日記

20210203


  • 【生産者】協同組合ヴィナデイス(Vinadeis)
  • 【地域/Appellation】IGP Pays d'Oc
  • 【Country Hierarchy】Vin de Pays - IGP Wine, France
  •   France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Corbiéres
  • 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / medium-bodied
  • 【Grape / Blend】 Southern Rhone Red Blend
  • 【平均価格】\1700 / 750ml 
  • 【おすすめ料理】Lamb
生産者 Vinadeis
 1967年にラングドック地方のワイン生産者がそれぞれのワイン造りのノウハウを共有するために設立された組織です。ブドウ畑から瓶詰にいたるまでの品質を初めて提唱したことから、ヴィナデイスはラングドックのパイオニアと称されるようになりました。

現在、ヴィナデイスに加盟しているワイン生産者は1,600軒ほどで、南仏のテロワールを生かすことを大切にしながら、伝統的なワイン造りに情熱的に取り組んでいます。
ミティークのブレンド用ワインに選ばれるのは、1,600軒で造られているワインの中から10軒のみという非常に狭き門。

ヴィナデイスに加盟するワイン生産者にとって、ミティーク用のワインに選ばれるというのは最高の名誉となっています。
ミティークのワインは、ヴィナデイスに加盟するワイン生産者が切磋琢磨することによって生まれた、高品質のワインです。


  • ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。Languedoc-Roussillonでは「葡萄品種」に注目。
  • Midiの愛称で呼ばれている Languedoc Loussillon 地方、South Languedoc出身の赤ワインです。 Grenache / Syrah / Mourvedre などの品種を混醸して製造されるワインは力強く、コクが有りながら若飲みタイプに仕上げられています。


※Southern Rhone Red Blendとは
  • Rhone Valley の南端でワイン醸造に使用される葡萄品種の事。通常は Grenache / Syrah / Mourvedre が使用されます。(総称してGSMブレンドと呼ばれることが多い)
  • その他、地中海沿岸に植えられている多くの地元の品種が使用されます。(Carignan / Cinsaut / Clairette / Counoise / Muscardin / Terret Noir / Vaccarese等)
  • Viognier や Roussa の白ワイン用品種が使われます。
  • 非常に多くの組み合わせが可能な南フランスワインには、「Rhone Blend」は有用な用語です。
  • 南スランス以外の土地では特にオーストラリアとカリフォルニアで、古典的なローヌブドウの品種が受け入れられています。カリフォルニアでは、この品種の主な支持者は "Rhone Rangers"と呼ばれ、オーストラリアでは、ボトルの "GSM"という用語が消費者に熱狂的に受け入れられています。

AOC.Corbieres


  • Corbieres は、フランス南部のオード県 Languedoc Loussillon 地方、南はピレネー・ゾリアンタル県に接し、背後に Corbieres 山をのぞむところに位置する。
  • VDQS(Vins délimités de qualité supérieure)は、2011年まであったフランスワインの規格ですが2011年にすべての産地がAOCに昇格した。
  • Corbieres のアペラシオンは1985年にVDQSからAOCに昇格しました。
  • このアペラシオンは Corbieres 村をはじめとするオード県の11地区・百数十カ村で構成され、海沿いから山間の内陸部までを含む約15000haという Languedoc 地方最大のワインの生産地です。
  • そのほとんどがむきだしの岩盤が入り組む丘陵地帯で、合間にあるわずかな土地にぶどう畑が存在する。
  • Corbieres 中央にある  Boutenac の丘を中心とした10カ村で生産される「Corbieres Boutenac」は、赤のみ2005年に単独のAOCに昇格した。凝縮した果実とスパイシーな香りを持ち、厚みのある力強い味わいのワインを産出している。

Languedoc Wine


  • Languedoc(旧Coteaux du Languedoc)は、南フランスの Languedoc-Roussillon ワイン産地の重要なアペラシオンです。
  • 2012年 で Coteaux du Languedoc アペラシオンはLanguedocに統一されました。
  • このアペラシオンで、フランスの全ワイン産地のブドウの木のほぼ3分の1をカバーしています。
  • 典型的な Languedoc の赤は、ミディアムボディのフルーツnote が優勢なワインです。最高の例は少し重いボディで、スパイス、underbrush(イチゴ類)、革のヒントを伴う、より暗く、より香ばしい香りがあります。
  • 使用されるブドウの品種は、古典的な南フランスの品種、 Grenache, Syrah, Mourvèdre です(総称してGSMブレンドと呼ばれることが多い)。その他、Carignan 、 Cinsaut が使用されます。
  • アペラシオンの白ワインは、 Grenache Blanc, Clairette, Bourboulenc から造られますが、 Rhône Valley 品種  Viognier, Marsanne, Roussanne を使うこともあります。非常に特殊な Picpoul du Pinet では、あまり知られていない地元の品種Picpoul も使用されます。
  • ロゼは、主に赤の品種とサブ的に白の品種を使用します。
  • Languedoc のアペラシオンは、高品質のワイン産地については sub-regions を特定しています。それは、Sommieres, Pic Saint-Loup, Gres de Montpellier, Terrasses du Larzac, Pezenas、そして有名な La Clape です。独特の白ワインのアペラシオン  Picpoul de Pinet も sub-regions として扱われます。
  • sub-regions 内の高品質のワインの産地として公式に特定されている地域では、Languedoc の原産地に独自の名前を付けることが許可されています(例:e.g. Languedoc La Clape)。最も有名な Saint-Drezery と Cabrieres、それと  Aniane の西数マイルの小さな Montpeyroux area (尊敬されているワイナリーMas de Daumas Gassac と Domaine de la Grange des Peresの本拠地)です。
  • Coteaux du Languedoc から Languedoc の名前の変更はすべて、Languedoc-Roussillonとそのワインの評判を向上させるための取り組みの一環です。取られた最も重要なステップの1つは、Carignan と Cinsaut の使用割合を徐々に減らすことにあります。原産地法で、これら2品種が40%以上を占めることを禁じています。sub-region と terroir タイトルのいずれかを主張するワインについては、品種にさらに厳しい制限があります。

Languedoc-Roussillon Wine について


  • 東の Nîmes と Montpellier から、地中海沿岸に沿ってスペインの国境に至るまでの南フランスのさまざまなアペラシオンの集合体です。
  • 文化的に Languedoc と Roussillon は異なります。Languedoc は13世紀からフランスに属する典型的なフランス人です。17世紀にスペインから買収された Roussillon は、スペインとカタロニアの文化の影響を受けています。
  • Pays d'Oc IGP が、殆どの Languedoc-Roussillon をカバーしています。ただし、Roussillon 内にブドウ園を持つ生産者は、IGP Côtes Catalanes のラベルを付けるオプションがあります。Languedoc でこのオプションが有るのは、 Hérault と  Aude の La Clape と Quatourze に限ります。
  • フランスのワイン全生産量の約4分の1は Languedoc-Roussillon で生産されています。スパークリングの Blanquette de Limoux、Banyuls の甘い赤酒精強化ワイン、Côtes du Roussillon のロゼなども含まれています。
  • 土壌の種類やテロワールは地形と同じくらい地域によって異なりますが総じて地中海性気候で、暑くて乾燥した地域です。
  • Languedoc のブドウ園は主に海岸平野にあり、Roussillon ルシヨンのブドウ園は崖の上にあるか Pyrenees 山脈の麓にあります。


フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。

他のMythque


【生産者】Val d'Orbieu
  • 【地域/Appellation】IGP Pays d'Oc
  • 【Country Hierarchy】Vin de Pays - IGP Wine, France
  •   France > Languedoc-Roussillon > Languedoc > Corbiéres
  • 【ワインスタイル】Red - Rich and Intense / medium-bodied
  • 【Grape / Blend】 Southern Rhone Red Blend
  • 【平均価格】\1700 / 750ml 
  • 【おすすめ料理】Lamb
生産者 Val d'Orbieu
  • 180のシャトー、ドメーヌと15の農協、さらに4000以上の生産者からなるグループ。
  • 南仏の恵まれた気候と土壌で育てたぶどうから醸造されたワインを厳選、テイスティングを繰り返しながらブレンドして「La Cuvee Mythique」を造り出しています。

※このワインは Vin de Pays d'O「Cuvee Mythique」と Languedoc AOC「Mythique Languedoc」の両方あります。

My SNS

 この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

ページビューの合計

Translate(翻譯)

台北の日貨専門店 瑞瑞

記事検索

国別ワイン記事検索

自己紹介

自分の写真
趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

QooQ