ローカル「集集」線の1泊旅  #台湾中部 /台湾に残る明治大正

2012年12月4日火曜日

台湾の空の下

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集集線   

路線の改良工事で2010年3月から長期運休をするとのNEWSを聞いて、旧正月前に中部の収集線に1泊2日の行程で行ってみる事にした。レトロブームで日祭日は混んでいるだろうと思い火曜日をねらって行く。

今回は、一挙に終点「車埕」まで行き帰路、目星を付けた駅に立寄る事にする。2時間にⅠ本程度の便数との情報は持っているが最新の各駅の時刻表が手に入らなかったので、途中下車駅で次発時間を確認しながらの観光にする。

まずは台北から台中までの移動は9:42発10:34分着の新幹線を利用、料金はNT$595。新幹線「新烏日」駅から集集線の終点駅「車埕」まで乗換なしで行ける11:00発12:45着の電車に乗車。全長29.7km 全工程48分の旅だ。(台鉄には「台中」駅は無く駅名は「新烏日」になる。構内でつながっているので移動は簡単)

時間が許せば台北から海線の自強号(特急)で「彰化」へ、「彰化」から普通電車で集集線の入口「二水」まで、そこから集集線の旅「二水」「源水」「濁水」「龍泉」「集集」「水里」「車埕」と満喫し、帰りは逆コースをとり、「彰化」から台北へ山線で帰るのもおもしろいでしょうね。

台鉄には、「集集線」「平渓線」「内湾線」の三支線があり、なかでも、この「集集線」は最初にマスコミ取り上げられた事もあり、かなり観光化されている。この日は学校が休みの事も有り、ワイワイガヤガヤと学生が観光していた。

「二水」駅。日本時代の駅舎が現役で使用されている。近郊は以前はバナナの栽培で有名だったが現在は水田に変わっています。

集集線「二水」「源水」「濁水」「龍泉」「集集」「水里」「車埕」

駅写真↴
「源泉」駅
「龍泉」駅  看板のみ
「集集」駅   「龍泉」~「集集」間は緑のトンネルで有名  
1930年2月竣工の駅舎。199979月大震災で半壊したが、現在は戦前の姿通りに復元されています
レトロな待合室。(戦前からの金庫・鉄道電話が現役で使用されている)
引退した22型蒸気機関車
1999年9月の台中大震災で崩壊した「武昌宮」 
「水里」駅
集集線で最も大きな駅。沿線の交通の要所⇒玉山(新高山)への登山口。日月潭」「埔里」の入口。台中行きのバス発着あり。台湾最古の「登り窒」=「蛇窒」があり、焼き物の里らしく「水がめ」のモニュメントに駅名が書かれている。

「水里」~「車埕」間は2kmの山岳路線の景色が楽しめる
「車埕」駅  集集線の終着
貯木場  昔は木材の集積地だった様子がうかがえる
朽ち掛けた旧警察署。内部には革張りの椅子が1脚あった。手が加えられなければ、あと数年で崩壊するだろう。大震災前までは使用されていたのかもしれない。隣には現在の警察署があります。
木材で賑った所らしく「檜の駅弁」を売っていた

帰りは台中で友人を訪問し、ゆっくり宿泊して帰る事になった(20100209)。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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