フランスChampagne  2000 Taittinger Prelude Grands Crus

2021年10月20日水曜日

Champagne Cremant Franciacorta Cava メモリー

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2000 Taittinger Prelude Grands Crus


複雑で伝統的なChardonnay - Pinot Noir スタイルです。  #Champagneワイン  #高級ワイン

フランスChampagne 2000 Taittinger Prelude Grands Crus
 

2000 Taittinger Prelude Grands Crus

  • 【生産者】Taittinger
  • 【Hierarchy/Region・Appellation】Champagne Brut > Champagne> France
  • 【ワインスタイル】Sparkling - Complex and Traditional  / Dry
  • 【Grape / Blend】Chardonnay - Pinot Noir
  • 【平均価格】¥24,000 / 750ml 
  • 【おすすめ料理】Shellfish, Crab, Lobster


  • ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。

 Wine Style Characteristics(特徴)
※ Sparkling-Complex and Traditional 
  • バターから焼きりんごやトーストまで、このスタイルはヴィンテージのシャンパンやその他の世界中の熟成スパークリングワインに共通しています。

  • Brioche
  • Yeasty
  • Hazelnut
  • Fine bead
  • Baked apple
  • Butter
  • Vanilla

 
※ Chardonnay - Pinot Noir
  • 世界中で一般的にブレンドされてスパークリングワインを生産しています。
  • 最高の  cuvees は通常、伝統的な方法の champenoise で作られ、vintage あるいは non-vintage ワインとして生産されます。このブレンドはフランスにルーツがありますが、イタリアと多くの新世界の国々で成功しています。
  • 重厚な砂質の土壌を持つイタリアの  Franciacorta 地方は、時には Pinot Blanc (Pinot Bianco) が加わりますが Chardonnay - Pinot Noir のワインで大成功を収めています。
  • ヨーロッパ以外では、アメリカ/California and Washington, オーストラリア/Tasmania and the Adelaide Hills, ニュージーランド/predominantly Marlborough, 南アフリカ/Stellenboschで、このブレンドが採用されています。

  • Chardonnay - Pinot Noir の比率は、生産者の好みやヴィンテージの条件によって異なりますが、2つを同量使用することも珍しくありません。このスタイルで作られたワインは、「サクサクしてフレッシュな味わい」「スティールでミネラル主導」「パン、トースト、バター」の特徴を持っています。最高のワインは、これらのカテゴリーのそれぞれの要素を持ち、豊かで統合されたワインに熟成するでしょう。
  • 甘さは、プロデューサーの希望するスタイルによって大きく異なりますが、辛口のワインは Brut 、甘いスタイルは sec あるいは doux と呼ばれます。
  • Sparkling rosé は、少量の赤い Pinot Noir wine を cuveeキュヴェに加えるか、或いは長時間 skin contact させる事により造ります。結果、白いものよりも赤い果実の特徴があり、色も淡いサーモンから鮮やかなルビーまであります。 

  • Chardonnay - Pinot Noir のブレンドに使用される Pinot Noir は酸味を最大化するために、still wines(非発泡性ワイン) に使用されるブドウよりも早く収穫されます。したがって、このスタイルは涼しい気候のブドウ栽培地に適しています。
  • Chardonnay は texture と nutty、brioche のフレーバーを、Pinot Noir はその無数のアロマとレッドフルーツの noteを加えます。

  • ブレンドに Pinot Meunier がないことでトラディショナルな Champagne blend とは異なります。 Burgundy では、この地域の輝く Cremant de Bourgogne (フランスで生産される発泡ワインの内、Champagne 地方以外の土地で、Champagne 製法で造られる、高品質発泡ワインのこと)を生産するために使用されています。

 Chardonnay – Pinot Noir のフードマッチング
  1. Bay scallops with garlic and parsley butter
  2. Freshly shucked oysters
  3. Camembert cheese

    用語解説
    • Remuageとは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
    • disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
    • dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
    • RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。

        structure の意味合い
        • 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。 
        • アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
        Texture の意味合い
        • ワインの質感、飲んだときの口当たりを表します。
        note の意味合い
        • 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
        • 白ワインでよく使われる表現です。
        nose の意味合い
        • テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。

        生産者 Taittinger 

        • Taittinger は Pierre Taittinger が1734年創立のフルノー社を買い取り、1932年から Taittinger ブランドで Champagne を造り始めます。
        • 彼の息子 François が1945年に経営を始め、セラーとブドウ園を建設し、Taittinger をトップ Champagne house にしました。 
        • Champagne で最も有名な家族経営の Champagne house です。約290ha(710a)の地所の約半分は Pinot Noir、残りは Chardonnay と 少量の Pinot Meunier が占めています。これらのブドウ園で全生産量の50%を占め、残りは歴史的な関係を持つ生産者からのものです。Chardonnay-dominant cuvées で知られております。

        • Taittinger の最高峰は blanc de blancs prestige cuvée の「Comtes de Champagne」で、1952年のヴィンテージで初めて造られました。ブドウは主に、Avize, Chouilly,  Le Mesnil-sur-Oger などの Grand cru vineyard から供給されています。 オークは、タンニンや重さを加えるのではなく、brioche や grilled almonds の風味を与えるために控えめに使用され、ボトルは少なくとも10年間  Saint-Nicaise の chalk pitsに保管されます。この地域で最も一貫性のある  blanc de blancs の1つと見なされています。
        • Brut Reserve NV は40%の Chardonnay 、残りを Pinot Noir と Pinot Meunier で構成しています。 これは、新鮮で適度に繊細なスタイルになります。
        • これに加えて、 demi-sec, several rosés, single-vineyard, vintage, limited-edition wines など、さまざまなスタイルの Champagne を製造しています。
        • 2005年、同社は米国の投資グループであるスターウッドに売却されましたが、1年後に家族に買い戻されました。
        • ごく最近、イギリスの Kent 地方にブドウ園を設立しています。


        Champagne Brut

        • フランス北部の Champagne 地方の辛口の  Sparkling wine です。白とロゼの両方で、Brut にすることができます。
        • 通常は Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier で造られています。その他、Pinot Blanc, Pinot Gris, Petit Meslier, Arbane を使う事も可能です。
        • フランス語の brut は「生」と訳され、この意味で dosage 時に甘さ投与量を大幅に追加せずに販売されたワインを示します。現在、「Brut Nature」「Zero Dosage」という用語は、投与量がまったくないシャンパンを示すために使用されています。
        • Brut wines は「non-vintage」「vintage Champagne」そして「Blanc de Noirs」「Blanc de Blancs」で可能です。そして、Brut バージョンが一般的です。
        • Champagne wine の法律では、Brut wines は、砂糖は 15g/1L 未満とされています。
        • Champagne house Perrier-Jouët が1846年のヴィンテージを無糖ワインにし、英国市場に出しました。このドライな無糖スタイルがすぐに人気を博し、今では  Brut Nature として定義されています。
        公式 Champagne の甘さレベル
        • Doux (最低50grams/Per liter)
        • Demi-sec (33–50g/L)
        • Sec (17–35g/L)
        • Extra-Sec / Extra Dry (12–20g/L)
        • Brut (0–12g/L)
        • Extra Brut (0–6g/L)
        • Brut Nature/Zero (0–3g/L)
        現在は[Brut][Extra Brut][Brut Nature]が人気があります。


        Champagne

        • Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
        • 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
        • この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
        • 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
        • 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
        • この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
        • シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
        • 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
        • ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
        • 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
        • ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
        ※ NV(Non-vintage)
        1. ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
        2. 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
        3. 甘口から辛口まである。
        4. 年号表示無し。


        フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。



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         この記事は以下のような人におすすめです!
        • ワイン購入に失敗したくない人
        • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
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        エチケット日記


        2000 Taittinger Prelude Grands Crus

         
        • このエチケットは 2003’12/19 岡崎橋で「鮟鱇のどぶ汁」食事会後、我家の二次会で大野家の結婚を祝して乾杯した時のものです。 ”再会できるかどうか分らないぐらいの素晴らしいミレニアム・ヴィンテージ・シャンパンでした★★★★” 

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        台北の日貨専門店 瑞瑞

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        趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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