Limoux
受賞した賞の数で、この地域のトップ4にランクインしています。 #Cremantワイン #Blanquetteワイン #ふだん飲みワイン
Vergnes Domaine Martinolles
- 【生産者】Domaine de Martinolles
- 【Hierarchy/Region・Appellation】Blanquette de Limoux Methode Ancestrale > Languedoc-Roussillon > France
- 【ワインスタイル】Sparkling - Fresh and Youthful / Dry
- 【Grape / Blend】Mauzac
- 【平均価格】¥1700 / 750ml
- 【おすすめ料理】Pork
- ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ（畑名）、シャンパーニュではブランド名が重要。
Wine Style Characteristics（特徴）
※ Sparkling-Fresh and Youthful
- このカテゴリーは、甘い Moscato から親しみやすいクリスピーなプロセッコまでを網羅します。青リンゴと花の特徴を備えたライトなワインで色はレモン色です。
- Fresh
- Citrus
- Green apple
- Fruity
- Frizzante
※ Mauzac
Mauzac と食べ物
- Mauzac と言えば、ほとんどの場合、 Mauzac Blanc を指します。他にもモーザックの品種がありますが、これらの植え付けは非常にまれです。
- 南西フランス全体で見られる伝統的な白ブドウの品種です。ファッショナブルな Chardonnay に大きく取って代わられましたが、 Limoux と Gaillac のアペラシオンではスパークリングワインを作るために使用されています。
- Mauzac のブドウから作られたワインは、傾向として蜂蜜のような青リンゴの特徴を持っています。それ自体で、あるいはブレンドの一部としてつかわれます。
- Mauzac は、シーズン後半に熟す傾向があるため、収穫前に最適な成熟に達するには比較的温暖な気候が必要です。しかし、酸度は高くスパークリングワインの生産に適しています。
- 最も有名な物は、 methode traditionelle Blanquette de Limoux ワインで、ブレンドの少なくとも90％を構成する必要があります。残りは Chardonnay 或いは Chenin Blanc で構成されています。
- Gaillac の Methode Ancestraleワインで唯一許可されている品種です。主に発酵後ではなく発酵中に瓶詰めされる醸造プロセスのために、 Blanquette de Limoux よりも軽くて甘い傾向があります。
- この品種はピレネー山脈のすぐ北の地域で何百年もの間栽培されており、Toulouse 付近の村にちなんで名付けられたと言われています。地元のワイン醸造業者の努力にもかかわらず、1950年代以降かなり栽培面積が減少しています。
Mauzac と食べ物
- Sushi
- Fried chicken
- Sydney rock oysters
用語解説
- Remuageとは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
- disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
- dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
- RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
- NV(Non-vintage)
- ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
- 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
- 甘口から辛口まである。
- 年号表示無し。
structure の意味合い
- 甘味、酸味、タンニン（渋み）、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。
- アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格＝ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
- 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
- 白ワインでよく使われる表現です。
- テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
生産者 Domaine Martinolles
- Don Perignon よりずっと前の1544年に、 Saint-Hilaire の 修道士がスパークリングワインを発明しています。
- 地元の狩猟保護区の環境にある葡萄園では、隣接する30ha以上のオリーブの木立、松林、オークを保存しています。
- 持続可能な農業の認定を受けたTerra Vitisで Chardonnay, Pinot noir, Mauzac, Chenin, Merlot, Cabernet を栽培しています。
- Sauvignon, Cabernet Franc, Syrah は手作業で収穫されます。 5〜45歳のブドウの木の平均収量は40 hl / haで、植栽密度は1ヘクタールあたり4,200〜6,000本です。粘土質石灰岩から砂質粘土質石灰岩の土壌まで、区画は主に標高190〜300mの北向きにあります。
- 海洋と Pyrenean の影響を受ける地中海気候で Chardonnay, Pinot, Cabernet のスパークリングワインの開発につながる micro climate になっています。平均降雨量は約800mm、昼と夜の温度差は15°以上で、ブドウの熟成期間を延長し、酸味のバランスをとることができます。
- ワインは、ステンレス鋼または小さなオーク樽で製造、熟成されます。
- 素晴らしいスパークリングワインを生産するため、ガラスの壁でできた貯蔵庫で150万本以上のボトル相当を貯蔵しています。
発泡性ワイン（France）
シャンパーニュ地方以外の発泡性ワイン
- Cremant（クレマン）、
- Vin Moussoux（ヴァン・ムスー）、
- Vin Effervescent（ヴァン・エフェルヴサン）
- Blanquette（ブランケット）
- ラングドック地方では伝統的にBlanquette（ブランケット）と呼ばれる。
- この名はモーザック種の葉を覆う柔らかな綿毛に由来する。
- Limoux の発泡性ワインは、地元の伝説によると、1531年、Limoux の町の程近い、ベネディクト派の St-Hilaire 修道院のカーヴで、コルクで閉めた瓶の中でワインが発酵し、泡だっていることを修道士が偶然発見した。シャンパーニュのドン・ペリニオン師の伝説よりも１世紀も早い発見であることから、「世界最古の発泡性ワイン」と言われている。ただし、これを実証することは困難です。
- Languedoc地方は、地中海沿岸の隣国スペインに近い、ピレネー山脈の裾野に広がる地域で、葡萄の歴史は古く2700年前、ギリシャ・ローマの植民地時代に始まる。
- フランスの安価な日常ワインの半分以上がこの地域で生産されるという、同国最大の葡萄畑を有する地区ですが、最近では、AOCに昇格するワインもある一方、イタリアからの安価なワインに対抗するため、ヴァンド・ド・ペイを目指す動きも有ります。
Blanquette de Limoux Methode Ancestrale Wine
- Limoux はこの地域の中心にある町で発泡性ワインでその名が知られていて３つの別のAOCがある。Limoux はバスク人の町。
- Blanquette Methode Ancestrale
- Blanquette de Limoux
- Crémant de Limoux
- 赤ワインと白ワインは、AOC Limoux アペラシオンの下で Limoux 地域でも生産されています。
- Blanquette de Limoux Methode Ancestrale は、 Carcassonne のすぐ南 Pyrenean 山脈の丘陵地帯にある南フランス地域から伝統的に生産されるスパークリングワインの Appellation です。
- AOC Blanquette de Limoux Methode Ancestrale のワインは、ここで Blanquette として知られる Mauzac 品種からのみ生産されています。ブドウは房全体が圧搾され、糖分を濃縮するためにいかなる drying procedure を受けてはなりません。
- 二次発酵後に、Lees(沈殿物)の除去は行われませんので、ワインの外観がわずかに曇っています。より現代的な方法で作られた標準的な Blanquette de Limoux ワインよりもわずかに甘いです。
- このACは「祖先伝来の手法」で造られるもので、その製法は、シャンパンと同じ壜内醗酵だが、壜熟前のリクード・ド・ティラージュを行わない。葡萄が本来持つ糖分と気温の変化だけで、自然醗酵が行われるもの。壜詰めは必ず３月の「月の下降期（Vieille Lune）」と決まっている。この時期でないと十分な泡が出来ないと言い伝えられている。
- 金色を帯びた淡い黄色で、アルコール度は幾分低いが、骨組みのしっかりした美酒。使用品種はモーザック100％。生産量 5,957hl （126ha）
- この２つのACは、祖先伝来の壜内発酵の自然完了を行うものではなく、シャンパンと同じように、通常の壜内二次発酵方式で造るもの。モーザック、シュナンブラン、シャルドネ種の３つの品種を使う。
- 違いは、熟成期間がBlanquette de Limoux９ヶ月以上、Crémant de Limoux 12ヶ月以上。
Languedoc-Roussillon
- Languedoc-Roussillon はワインラベルには表示されない用語ですが、管理者、小売業者、評論家、その他のワイン専門家によって長い間使用されてきました。
- 東の Nîmes、Montpellier から、スペインの国境に至るまでの地中海沿岸に沿った内陸に至るまでの南フランスのさまざまなアペラシオンのカテゴリーです。
- 地理と文化は2つの部分に分かれます。Languedoc は典型的なフランス人の性格で、13世紀からこの国に属しています。Roussillon は17世紀にスペインから買収され、Spanish と Catalan の文化の影響を受けています。
- 何世紀にもわたって、「Languedoc」と言えば Roussillon 地域などが含まれてきました。ローマ時代から中世の間、Occitan (Oc語話者)の領土は、現在のフランスの南半分の大部分を占めていました。
- 「Pays d'Oc IGP」は、大部分の Languedoc-Roussillon をカバーしています。ただし、完全にRoussillon 内にブドウ園を持つ生産者は、「IGP Côtes Catalanes」のラベルを付けるオプションがあります。Languedoc AOP（旧 Coteaux du Languedoc）は、 Hérault 県のブドウ園に加えて、Aude の La Clape と Quatourze のブドウ園に限定されています。
- 全フランスのワイン生産用ブドウ樹の約4分の1は、Languedoc-Roussillon にあります。それらは、Blanquette de Limoux 発泡性ワイン、Banyuls の濃厚で甘い赤酒精強化ワイン、Côtes du Roussillon のロゼのような多様なワインを造ります。
- 土壌の種類やテロワールは地形と同じくらい地域によって異なります。全体としては地中海性気候で暑くて乾燥した地域です。
- Languedoc のブドウ園は主に海岸平野にありますが、Roussillon のブドウ園は崖の上にあるかピレネー山脈のふもとにあります。
- ここの土地の大部分は、石灰岩の土壌にある乾燥した低木地の典型的な南フランスの風景です。はるか南や北の Montagne Noire 周辺には、やや標高の高い地形の地域もあります。
- 19世紀の南フランスへの鉄道の開通は、地元のワイン産業にとって劇的な後押しとなり国レベルで大きな変化をもたらしました。歴史的にワイン輸送はほぼ水上手段に限定されていました。
- 鉄道開通迄は、フランス北部、英国、オランダ、ドイツの主要市場との効率的な輸送手段の有る Bordeaux や Loire Valley などの地域と比べて、ワインを北に輸送するのは時間がかかり非現実的なプロセスでした。
- Languedoc-Roussillon のブドウ園が鉄道で接続されると、手頃な価格の大量のワインに対する需要が劇的に高まりこの地域は、ワイン産地として成功しました。
フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
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- このエチケットは 2003’07/00 宅飲みしました。 ”★★”
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