「Cru Bourgeois」ながら格付けシャトー並みの評価をされているのは当然で以下のシャトーから購入した畑でこのシャトーは構成されている。錚々たる上級格付けシャトーばかりです。
- Ch.Le'oville Las Cases(2級)
- Ch.Le'oville Poyferre(2級)
- Ch.Leoville Barton(2級)
- Ch.Ducre Beaucaillou(2級)
- Ch.Gruaud Larose(2級)
- Ch.Lagrange(3級)
Henri Martin氏は代々シャトーに従事する家系のうえ、彼自身の活躍もあり名門シャトーから少しずつ畑を譲ってもらうことができたのです。
言い換えるとCh.Gloriaを飲めばSt.-Julien村の優良6シャトーを味わえるということです。
言い換えるとCh.Gloriaを飲めばSt.-Julien村の優良6シャトーを味わえるということです。
Ch.Gloria
【所有者】Domaines Henri Martin
【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / Cru Bourgeois
【地 域】Bordeaux
【地 区】Medoc
【村 名】St.-Julien
【Cepages】65/CS 5/CF 15/ME 5/PV
1991年、Henri Martin氏の死後、彼の義理の息子にあたる Jean Louis Triaud 氏が中心となってワイン造りを引き継ぎCh.Saint Pierreをはじめ5つのワインを大切に守り続けています。
【村 名】St.-Julien
【Cepages】65/CS 5/CF 15/ME 5/PV
1991年、Henri Martin氏の死後、彼の義理の息子にあたる Jean Louis Triaud 氏が中心となってワイン造りを引き継ぎCh.Saint Pierreをはじめ5つのワインを大切に守り続けています。
メドックの伝説的人物「Henri Martin」氏
彼の一家は300年以上に亘り Medoc 地区 St.-Julien 村でワイン造りを続けてきた家系です。
Henri Martin 氏の祖父は、メドック格付け第2級 Ch.Gruaud Larose の醸造家、父はクーパーと呼ばれる木樽職人でした。
1903年、Henri Martin氏もワイン醸造家の道にはいります。
1950年代後半、Comandrie de Bordeaux(ボルドー委員会)の創設に携わり、リーダーとして活躍。ボルドーワイン振興に貢献した人々に贈られるボンタン騎士団の称号を与えられています。
1963年、Ch.Latourが英国系資本に売却された際には、ジャン・ポール・ガルテル氏と共にマネージャーに就任し、新たな畑の購入や醸造設備の改築計画を担いました。またその間40年以上、St.-Julien村の村長を務めています。
1982年、彼が78歳のときSt.-Julien村の真ん中に位置する格付け第4級「Ch.Saint Pierre」を購入しています。
まさに名実ともにボルドーワインの中核で活躍した偉大な人物です。
エチケット日記
20050620 4-2 宅飲み