Moueix 一族の Antoine Moueix Propriétés が造るワイン
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
Wine étiquette
Tasting
- ボリューム 軽□□□□□□□□□□■□□重
- タンニン 控□□□□□□□□□■□□□渋
- 甘み 辛□■□□□□□□□□□□□甘
- 酸味 弱□□□□□□□□□■□□□強
- 長く続く心地よい余韻
Profile
Château Leboscq
- 【Winery】Antoine Moueix
- 【Ownership】AdVini
- 【Region or Appellation】Medoc > Bordeaux > France
- 【commune】
- 【Classification】Cru Bourgeois
- 【Wine Style】Red-Savory and Classic
- 【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
- 【Blend】Cabernet Sauvignon, Merlot, Cabernet Franc, Malbec
- 【Food Pairing】Beef and Venison
- 【Sweetness】Dry
- 【Maturation】French Oaked
- 【Alcohol ABV】13 - 13.5%
- 【Avg. Price 】¥4,000/750ml
- 【Ageing】
Winery
- Antoine Moueix Propriétés は、Bordeaux のネゴシアンであり、この地域一帯で12のシャトーを運営しています。その中には、Medoc 地区の Château Patache d'Aux や、Saint-Emilion 地区の Château Capet-Guiller などが含まれています。
- Antoine Moueix 氏は、French のネゴシアンの先駆者的な存在で、Bordeaux のワイン業界、特に Libourne 地域に大きな影響を与えました。彼は1902年に自身のワイン貿易会社を設立。その後、1925年に Château Taillefer を、1953年には Château Tauzinat l'Hermitage を次々と買収し、その規模を広げていきました。
- 1929年の世界恐慌のさなか、Antoine は兄弟の Jean を説得し Libourneでの事業に呼び寄せました。後に Jean の息子 Jean-Pierre Moueix が、自身のワイン貿易会社を設立。あの名高い Petrus を手に入れたことで Bordeaux のワイン業界における Moueix 一族の影響力は、揺るぎないものとなりました。
- 1955年に Anroine が亡くなった後も、その子孫たちが一家の遺産を引き継いでいきました。1990年には、彼のひ孫にあたる Bernard Moueix が家業を継承し、Château Grand Redom を買収するなど事業を広げましたが、その後1996年にネゴシアン部門を AdVini に売却しました。
- ワイン業界への Moueix 一族の貢献を称え、Libourne には彼らの名を冠した「Stade Jean-Antoine Moueix」という多目的スタジアムが建てられています。ワインの造り手の名前が、街の大きなスタジアムの名前にまでなっているというのは、いかに彼らが地元 Libourne で尊敬されているかがよくわかるエピソードですね。
Last updated 06-Mar-2025
Moueix 一族の系譜- Moueix 家の Antoine Moueix は、19世紀後半(1870年代頃)に Bordeaux のある Nouvelle-Aquitaine 地域圏 Corrèze地方から Bordeaux 右岸 Libournais 近郊へ移住してきた。彼はもともと農業に従事していましたが、移住後にワイン商としての活動を始め、1902年に自身の会社 Antoine Moueix Propriétés を設立しました。
- Antoine は、Libournais を拠点にワインの取引を行うだけでなく、自らもシャトーを購入し始めました。1925年には Château Taillefer を手に入れています。これが Moueix 家によるシャトー経営の始まりと言えます。
- 1929年の世界恐慌のさなか、Antoine は兄弟の Jean を説得し Libourneでの事業に呼び寄せました。
- 後に Jean の息子 Jean-Pierre Moueix が、自身のワイン貿易会社 Ets. Jean-Pierre Moueix を設立。あの名高い Petrus を手に入れたことで Bordeaux のワイン業界における Moueix 一族の影響力は、揺るぎないものとなりました。
- 現在、Moueix 一族の会社は Antoine Moueix Propriétés と Ets.Jean-Pierre Moueix にわかれています。
- Antoine Moueix Propriétés は、現在はフランスの巨大大手飲料グループ AdVini の傘下に入っています。St-Emilion のGrand Cru Classé の Chateau Cap de Mourlin などの自社シャトーを所有するほか、ネゴシアンとして Bordeaux 全域のワインを幅広く取り扱っています。
- Ets.Jean-Pierre Moueixは、Pomerol や St-Emilion の最高峰 Ch. Petrus や Ch. Trotanoy 更に California の Dominus などを所有・管理し、Bordeaux 右岸を世界に知らしめた立役者です。Jean-Pierre Moueix の二人の息子、兄 Jean-François Moueix は、主にフランス国内のネゴシアン部門や Ch.Petrus の所有権を継承し、弟 Christian Moueix は、長年 Ch.Petrus や他のシャトーの栽培・醸造を統括し、California の Dominus を設立しています。Christian Moueix の息子 Edouard Moueix が父の右腕として、Dominus や Bordeaux 右岸の Ch. la Fleur-Petrus などの運営に深く関わっています。
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French Wine 雑学
Bordeaux Wine
- Bordeaux はフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。
- フランスの伝統的なワイン産地には、使っている葡萄品種や栽培方法、醸造方法などにそれぞれ固有のスタイルがあり、そのような産地の個性を守るための法的な規制です。1935年にフランスで制定され、INAO(国立原産地名称研究所)が管理をしています。
- AOC が正確な表現で、AC は、AOC の表現が何度も続く場合に簡略化して言う場合、或いは原産地とあわせて言う場合に AC を使う。 AC.Bourgogne の Bourgogneが AOC の O に当たる原産地名となります。
- Bordeaux の特有の制度として「Chateau 名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度です。
- ボルドーワインは「Chateau Wine」と「Generic Wine」に分けられる。
- シャトー名をラベルに表示できる条件。畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- 自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- 自分の醸造所でワインを仕込む
- 自分のところで樽貯蔵する
- 自分のところで瓶詰めを行う
- Chateau Wine の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
- シャトー名を表示できないので、地域・地区・村のAOCの名前が大きく表示される。
- Bordeaux の大手ワイン商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
2.Medoc や Graves 等の地区ワイン
3.Margaux や St-Emilion などワンランク上の Semi-Generic ワイン
Bordeaux Libournais 地区の代表的AOCと特徴
地形と土壌の違いで次の様なAOCグループに分かれます。
AC. St-Emilion
AC. St-Emilion
- St-Emilion の特徴は、畑の小ささとシャトーの密集ぶりにある。
- 中小・零細シャトーが群がっているので選ぶのに苦労する。
- 同一地区内に「St-Émilion Grands Crus」と言う別のACも持っている。「Grands Crus」表示のワインは、定められた畑ではなくワインの品質によって選ばれており定期的に検討されます。基本収穫量、官能検査、12ヶ月以上の熟成、シャトー瓶詰などが義務付けられ約200ほどのシャトーが指定されています。村名ワインの「Saint-Emilion」より、若干上質と言う程度の理解の仕方が妥当で生産者を重視するのが良いと思います。
AC.St-Emilion衛星AC
- St-Emilion の北部の村のワインだが、近年本来のサン・テミリオンより優れたワインを出す所も少なくない。
- メルロ種がここでも主要なぶどう品種。カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン種もブレンドに使われる。
- ビロードのような滑らかでフルーティなワインは、凝縮された構造と微妙に締まったタンニンのおかげで、熟成されるほど旨くなる。
- Lussac Saint-Emilion
- Montagne Saint-Emilion
- Puisseguin Saint-Emilion
- Saint-Georges Saint-Emilion
AC.Pomerol
- ワインの評判の良さとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
- Pomerolには他のボルドー地区「Médoc」「Graves」「Sauternes」「St.-Émilion」の様に公式のワイン分類システムは有りません。
- ボルドー地域の東、リブルヌ地区のサンテミリオンに接した高低差20メートルばかりの800ha(2000a)の砂利地帯がポムロールです。ボルドーワインの生産地区分類でリブルネの呼称になっているリブルヌの町はポムロールのすぐ南にあります。
- サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は土壌にあります。太古の地層の侵食と中央山岳地帯からドルドーニュー川が運んだ堆積土壌で形成され鉄分を多く含み肥沃。西側は砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質です。
- 最高のワインが生産されるのは、ポムロールがサンテミリオンと接近する砂質の土壌に一定の割合の粘土を含む東部です。最も高く評価されているポムロール生産者の3つ「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」は東部地区にあります。
- 葡萄畑の総面積は約800haと小さく平坦な土地にある。 栽培葡萄品種はメルロ種が主でほぼ80%を占める。残りも殆どがカべルネ・フラン種でソーヴィニヨン種は少ない。
- 出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。
- Merlot主体で造られるワインはワインを豊かで滑らかで、若い時から飲めて、長期熟成も可能にします。そして、風味のあるスパイス構造と要素を追加するためにCabernet Francも使用されます。良い特徴を持ったメルローですが、早咲きの品種で春の霜に弱いというリスクも有ります。
- 前世紀には殆ど認められていなかったアペラシオンでしたが、現在では「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、これらは老舗 Médoc の多くの cru classé よりも高い価格で販売されています。ここのワインの評価が高まるのは20世紀始めで Jean-Pierre Moueix 社の功績が大きい。
- 高級ワインの需要が継続的に増加し、この小さな品質重視のアペラシオンの全生産量は34,850hlと少なことを考えると、国際的なワインの世界におけるポムロールの地位は、今後しばらく安全でしよう。
- ポムロールは、サン・テミリオンより平均的にシャトーワインの質が高いと言われていて、今やボルドーを代表する銘醸地の一つである。
- 土質が新しい堆積土壌の砂利と砂で構成されているため、Pomerolに似てはいるが、力強さの点で劣り、タンニンが少なめで、より早熟。むしろSt-Emilionに近い。
AC.Fronsac(Canon-Fronsacを含む)
- 18世紀初頭から19世紀にかけて、この地のリブルネ・ワインの中では一番評判がよくSaint-Emilionより高値がついていたほどだった.
- 19世紀末のフィロキセラで畑したが、1970年代から復興が始まり90年代ようやく蘇ってきた。
- 石灰質と軟質砂岩の土壌から生まれるメルロ約80%で作られるワインは、近年、荒さは陰を潜めすっかり濃密で柔らかなものに姿を変えた。
- 確かな生産者が多くコスト・パフォーマンスが悪くないないので狙い目のACだ。
Côtes de Bordeaux
- 新世界での新興ワイン地域からのボルドースタイルのワインの人気の高まりに対抗する為に「Blaye」「Cadillac」「Castillon 」「Francs」は一つの旗の元に集まりました。
- ボルドー右岸および Entre-Deux-Mers 地区のいくつかのAOCが統合されてできた総称です。
- Castillon Côtes de Bordeaux(旧 AC.Cotes de Castillon)
- Francs Côtes de Bordeaux (旧 Bordeaux Côtes de Francs)
- Blaye Côtes de Bordeaux
- Cadillac Côtes de Bordeaux
Castillon Côtes de Bordeaux(旧 AC.Cotes de Castillon)
- 砂利と泥土、北の高い方は石灰岩系の土壌で造られる。ワインはSt-Emilionに似ているが、総体的に、若飲みタイプの赤である。(丘陵部には長寿のものもある)
- ボルドーの最東端にあるカスティヨン地区で特別に作られたACです。
- 2009年まではCotes de Bordeaux Castillon として販売されていました。
- Cotes de Bordeaux Castillon のワインはすべて赤で収穫量の約70パーセントのワインはメルローから作られています。
- カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランも植栽されています。マルベック、プチヴェルド、カルメネールも使用が許可されています。
- Côtes de Bordeauxのappellationは2003年後半に論議され2009年に創設されました。
Francs Côtes de Bordeaux (旧 Bordeaux Côtes de Francs)
- ワインは Côtes de Castillon 同様 St-Emilion に似ているが、Côtes de Castillon より、しっかりして腰の強いものが多い。僅かだが白もある。
- 平均栽培面積6haのブティ・シャトーの密集地で、近年は注目される造リ手が輩出している。
Libournais Saint-Émillion の格付け(1955年制定)
- Saint-Émillion は1955年以来、公的格付けがなされていて、10年毎に見直しを計る事になっています。
- これまでに1969年、1986年、1996年、2006年、2012年、2022年の6回にわたって改訂された。
- 格付けはそれぞれのシャトーのワインの価格や地価、ブランド性に大きく影響を及ぼします。そのため、2006年の見直しでは、降格した13のシャトーのうち八つのシャトーがその公平性を巡って不服を申し立て、訴訟となる。結果、2006年の格付けは取り消しとなり、1996年の格付けの効力を2011年まで延長するという暫定措置が取られた。
- 2012年の格付けでは、Premier Grand Cru Classé A に、新たに Château Pavie と Château Angélus が加わった。それまでは、Château Cheval Blanc と Château Ausone の2つのドメーヌだけだった。また、小さなガレージワイナリーから急成長しシンデレラワインという呼び名を持つCh. Valandraud や Ch. Canon La Gaffelière など四つのシャトーが Premier Grand Cru Classé B に昇格した。
- 2022年の格付けでは、Ch. Figeac が Premier Grand Cru Classé A に昇格した。
- 1955年から頂点に立ち続けてきたPremier Grand Cru Classé A の Ch. Ausone と Ch. Cheval Blanc の2シャトーが、審査基準を理由に格付けに参加しないことを表明。
- Ch. Angelus は、共同経営者の有罪判決を受けて格付けから撤退。
- Ch. Canon La Gaffelière(Premier Grand Cru Classé B)も、格付けを辞退。
2022年のプルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされたシャトー
Premier Grand Cru Classé A
- Ch. Figeac
- Ch. Pavie
- Ch. Beau-Sejour-Becot
- Ch.Beausejour Duffau Lagarrosse
- Ch. Belair-Monange
- Ch. Canon
- Ch. Canon La Gaffelière
- Ch. Larcis-Ducasse
- Ch. Pavie-Macquin
- Ch. Troplong-Mondot
- Ch. Valandraud
- Clos Fourtet
- La Mondotte
- Ch. Trottevieille
St-Emilion Grands cru Classe と St-Emilion Grands cru の相違
- St-Emilion Grands cru ワインは、通常の St-Emilion ワインよりもわずかに厳しい生産制限の下で生産されています。他のグランクリュのアペラシオンと同様に、この背後にある意図は、品質を向上させ、地域の高級なワインを日常的なワインと区別することです。
- ワイン愛好家にとって紛らわしいことに、St-Emilion Grands cru の指定は St-Emilion Grand Cru Classé の指定とは異なります。
- St-Emilion のトップクラスのワインは、St-Emilion ワイン分類の Grand Cru Classé を授与されるのが特徴です。2012年に64シャトーが授与されています。
- premier grand cru classé status の最高位のクラスAに4シャトー、クラスBに14シャトーががランクされています。この格付けは、1955年に始まり10年毎に見直されています。
St-Emilion 18 と Pomerol 15 の上位 Chateaux
St-Emilion 18 Chateaux
1.Ch. Ausone
ローマの詩聖アウソニウスが「小さな、かわいい荘園」とその詩に謳い、愛した葡萄畑。
丘陵の絶好の斜面に畑とシックなシャトーがある。葡萄の樹齢は高く、古いものは100年というものもある。
香り、風味、繊細さ、力強さ、フィネス、長期熟成、グラン・ヴァンの神髄。
品種:M50%、CF50%
丘陵の絶好の斜面に畑とシックなシャトーがある。葡萄の樹齢は高く、古いものは100年というものもある。
香り、風味、繊細さ、力強さ、フィネス、長期熟成、グラン・ヴァンの神髄。
品種:M50%、CF50%
2.Ch. Angelus
特級畑が集中するサン・テミリオン・コート(丘陵)の西側斜面の端に畑がある。
収穫量を抑え、葡萄の収穫を理想的な成熟状態で行う厳しい栽培を手掛けている。
特級畑が集中するサン・テミリオン・コート(丘陵)の西側斜面の端に畑がある。
収穫量を抑え、葡萄の収穫を理想的な成熟状態で行う厳しい栽培を手掛けている。
樽熟成させたワインはカルベネ・フラン種の口当たりが素晴らしく、リッチで心地よい果実味がある。引き締まったタンニンの気品と血統のいい繊細さ、長い余韻を誇る。
濃い色調と濃密で強いアロマを特徴とする”現代のボルドーワイン”系統の代表格と言われている。2012年、Classes-A-への昇格を果たす。品種:M50%、CF45%、CS5%
3.Ch. Beau-Sejour-Becot
ワインは、肉厚でリッチながらタンニンとスタイルは控えめ。魅力的で飲みやすい。
品種:M70%、CF15%、CS15%
4.Ch. Beausejour
Beausejoueは「美しき棲家」を意味する。
輝きのある「育ち」のよさを感じさせるワインとなっています。生産量3000ケースと少なく市場にあまり出てこない。品種:M60%、CF25%、CS15%
5.Ch. Belair-Monange
オーゾンヌの隣で、土質も同じ。違いはオーゾンヌの畑が総て斜面にあるのに対して、この畑は斜面とその上の台地とに分かれている。
ワインは、オーゾンヌに比べやや軽く濃密さはないが、肉付きは良く、このBグループのトップクラスを維持している。品種:M65%、CF35%
品種:M70%、CF15%、CS15%
4.Ch. Beausejour
Beausejoueは「美しき棲家」を意味する。
輝きのある「育ち」のよさを感じさせるワインとなっています。生産量3000ケースと少なく市場にあまり出てこない。品種:M60%、CF25%、CS15%
5.Ch. Belair-Monange
オーゾンヌの隣で、土質も同じ。違いはオーゾンヌの畑が総て斜面にあるのに対して、この畑は斜面とその上の台地とに分かれている。
ワインは、オーゾンヌに比べやや軽く濃密さはないが、肉付きは良く、このBグループのトップクラスを維持している。品種:M65%、CF35%
6.Ch. Cheval Blanc
この「白い馬」と言う名前の畑は、ポムロールとの境界に接し、ペトリュスに近い。シュヴァル・ブランとオーゾンヌは サンテミリオンACの端と端にある。
若干の粘土を含む砂利と砂の土壌で、カルベネ・フラン種が中心のワインはオーゾンヌと対照的なサンテミリオンの王者。
ビロードのような口当たりのこのワインをA・リシーヌは「3分の1がポムロール、3分の1がグラーブ、3分の1がサン・テミリオン」と表現した。
この「白い馬」と言う名前の畑は、ポムロールとの境界に接し、ペトリュスに近い。シュヴァル・ブランとオーゾンヌは サンテミリオンACの端と端にある。
若干の粘土を含む砂利と砂の土壌で、カルベネ・フラン種が中心のワインはオーゾンヌと対照的なサンテミリオンの王者。
ビロードのような口当たりのこのワインをA・リシーヌは「3分の1がポムロール、3分の1がグラーブ、3分の1がサン・テミリオン」と表現した。
品種:CF60%、M37%、マルベック2%、CS1%
7.Ch. Canon
革命時ギロチンから逃げようとした人たちを匿ったと言われる大きな地下蔵を持つ。
古典的で、絹のような滑らかさに気品と優美さを持つ長寿ワイン。
1996年シャネルが買収。品種:M60%、CF40%、CS10%
革命時ギロチンから逃げようとした人たちを匿ったと言われる大きな地下蔵を持つ。
古典的で、絹のような滑らかさに気品と優美さを持つ長寿ワイン。
1996年シャネルが買収。品種:M60%、CF40%、CS10%
8.Ch. Canon La Gaffelière
リッチで、濃厚、キメ細やかで調和のとれたワインを造り出しこのクラス入りを2012年果たす。品種:M55%、CF40%、CS5%
リッチで、濃厚、キメ細やかで調和のとれたワインを造り出しこのクラス入りを2012年果たす。品種:M55%、CF40%、CS5%
9.Ch. Figeac
元々はシュヴァル・ブランもこのフィジャックに含まれていた。従って畑の土壌は同じ、違うのは品種の構成、しばしばシュヴァル・ブランと肩を並べると言われている。
品種:M3 0%、CF35%、CS35%
元々はシュヴァル・ブランもこのフィジャックに含まれていた。従って畑の土壌は同じ、違うのは品種の構成、しばしばシュヴァル・ブランと肩を並べると言われている。
品種:M3 0%、CF35%、CS35%
10.Clos Fourtet
地下の洞窟の地下蔵は13ヘクタールの広さを誇り、サン・テミリオンの街の下まで延びている。ワインは果実香豊かで、奥ゆかしくリッチ。品種:M72%、CF22%、CS6%
地下の洞窟の地下蔵は13ヘクタールの広さを誇り、サン・テミリオンの街の下まで延びている。ワインは果実香豊かで、奥ゆかしくリッチ。品種:M72%、CF22%、CS6%
11.Ch. La Gaffeliere
生産されるワインの3分の1をセカンド・ワインのシャトー・ロックフォールに回すほどの厳格な選別がなされてる。ワインは滑らかで、ボディーのしっかりしたもの。
品種:M65%、CF30%、CS5%
生産されるワインの3分の1をセカンド・ワインのシャトー・ロックフォールに回すほどの厳格な選別がなされてる。ワインは滑らかで、ボディーのしっかりしたもの。
品種:M65%、CF30%、CS5%
12.Ch. Larcis-Ducasse
2002年パヴィ・マガンを経営するジャック・ティエンポンに所有が変わり、以来、パヴィの丘の端に位置し真南に向いた高台の好位置のテロワールを生かした気品と力強さを持つワインを生み出し2012年の新しい格付けで、Premier Grand Cru Classé B のクラス入りを果たす。
非常に控えめだが、繊細でフィネスとフレッシュさを併せ持つ。 熟成5年目頃から本領を発揮する。品種:M65%、CF25%、CS10%
2002年パヴィ・マガンを経営するジャック・ティエンポンに所有が変わり、以来、パヴィの丘の端に位置し真南に向いた高台の好位置のテロワールを生かした気品と力強さを持つワインを生み出し2012年の新しい格付けで、Premier Grand Cru Classé B のクラス入りを果たす。
非常に控えめだが、繊細でフィネスとフレッシュさを併せ持つ。 熟成5年目頃から本領を発揮する。品種:M65%、CF25%、CS10%
13.La Mondotte
このワインはCh. Troplong-MondotとCh. Pavie、Ch. Pavie-Macquin、Pavie-Decesseに隣接する複数の小さな畑から造られている。
オーナーのネイベルグ伯爵はCH・カノン・ラ・ガブルエールの所有者でもあり、新樽100%に木製の仕込み樽を備えた新しい醸造棟を立て、このカルトワインを生み出した。
コクのある構成と非常に緻密な酒質で、世間を驚かせたこのワインは、年を追うごとに高騰。
2012年、Premier Grand Cru Classé B に昇格。品種:M80%、CF20% 生産量:9,600本
このワインはCh. Troplong-MondotとCh. Pavie、Ch. Pavie-Macquin、Pavie-Decesseに隣接する複数の小さな畑から造られている。
オーナーのネイベルグ伯爵はCH・カノン・ラ・ガブルエールの所有者でもあり、新樽100%に木製の仕込み樽を備えた新しい醸造棟を立て、このカルトワインを生み出した。
コクのある構成と非常に緻密な酒質で、世間を驚かせたこのワインは、年を追うごとに高騰。
2012年、Premier Grand Cru Classé B に昇格。品種:M80%、CF20% 生産量:9,600本
14.Ch. Pavie
畑は古く4世紀からのもので畑の一部には樹齢100年の古木が残っている。丘の中腹にある洞窟の3000樽も入る貯蔵庫は11世紀に掘られたもの。
畑は古く4世紀からのもので畑の一部には樹齢100年の古木が残っている。丘の中腹にある洞窟の3000樽も入る貯蔵庫は11世紀に掘られたもの。
ワインはテロワールの特質をストレートに表す、きめ細かいシルキーなタンニを土台にした彫の深いボディーを持っている。2012年、Classes-A-への昇格を果たす。
品種:M60%、CF30%、CS10%
品種:M60%、CF30%、CS10%
15.Ch. Pavie-Macquin
畑は、パヴィとトロロン・モンド挟まれる申し分のないテロワールと厳格で丹精込めたワイン造りで、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセにふさわしい品質と安定性を維持している。
品種:M70%、CF25%、CS5%
畑は、パヴィとトロロン・モンド挟まれる申し分のないテロワールと厳格で丹精込めたワイン造りで、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセにふさわしい品質と安定性を維持している。
品種:M70%、CF25%、CS5%
16.Ch. Trottevieille
この奇妙な名前は「威勢にいいおばあちゃん」の意味。
畑は町から1キロほど離れた東の台地にあり、土壌は粘土と石灰岩の混じったもの。
品種:M50%、CF45%、CS5%
この奇妙な名前は「威勢にいいおばあちゃん」の意味。
畑は町から1キロほど離れた東の台地にあり、土壌は粘土と石灰岩の混じったもの。
品種:M50%、CF45%、CS5%
17.Ch. Troplong-Mondot
畑はサン・テミリオンの最も高い場所、パヴィの丘にある。
完熟を待っての収穫、新樽使用率の高さで、今や畑の立地条件以上のグラン・ヴァンの片鱗を見せている。品種:M80%、CF10%、CS10%
18.Ch. Valandraud
シンデレラ・ワインの名を欲しいままにしていたオーナーのジャン・リュック・テュヌヴァンは畑を買い足し、栽培面積は一般的なものになり「ガレージワイン」ではなくなった。しかし、その厳格な栽培と醸造は変わることなく、畑を拡張してもそのワイン造りの哲学は踏襲されている。
ワインは骨格がしっかりして豊かな果実味が特徴。2012年、Premier Grand Cru Classé B に昇格。品種:M66%、CF33%、マルベック1% 生産量:3,500ケース
畑はサン・テミリオンの最も高い場所、パヴィの丘にある。
完熟を待っての収穫、新樽使用率の高さで、今や畑の立地条件以上のグラン・ヴァンの片鱗を見せている。品種:M80%、CF10%、CS10%
18.Ch. Valandraud
シンデレラ・ワインの名を欲しいままにしていたオーナーのジャン・リュック・テュヌヴァンは畑を買い足し、栽培面積は一般的なものになり「ガレージワイン」ではなくなった。しかし、その厳格な栽培と醸造は変わることなく、畑を拡張してもそのワイン造りの哲学は踏襲されている。
ワインは骨格がしっかりして豊かな果実味が特徴。2012年、Premier Grand Cru Classé B に昇格。品種:M66%、CF33%、マルベック1% 生産量:3,500ケース
Pomerol 15 Chateaux
公式格付けがありませんが代表的ワインと取引価格からみる私的格付け。 AAA
Ch. Petrus
Le Pin
Clos des Litanies
Ch. Certan-de-May
Ch. la Conseillante
Ch. la Fleur-Petrus
Ch. Lafleur
Ch. Latour a Pomerol
Domaine de l'Eglise
Ch. Nenin
Ch. Petit-Village
Ch. de Sales
Ch. Trotanoy
Vieux Chateau Certan
Le Pin
AA
Ch. l'Evangile
A Clos des Litanies
Ch. Certan-de-May
Ch. la Conseillante
Ch. la Fleur-Petrus
Ch. Lafleur
Ch. Latour a Pomerol
Domaine de l'Eglise
Ch. Nenin
Ch. Petit-Village
Ch. de Sales
Ch. Trotanoy
Vieux Chateau Certan
AC.Cotes de Bourg
2009年に作成された新しいアペラシオン Côtes de Bordeaux の一部となることを目的としていましたが先に進んでいません。
- 名前の由来となった Bourg は、Garonne 川と Dordogne 川との合流地点に面した街でここから2つの川が合流し Gironde 川が始まる。
- Cotes de Bourg は、「ボルドーの小さなスイス」とも呼ばれる美しい丘陵地帯が広がるGironde 川右岸の素晴らしいワイン生産地で川の対岸には有名な Medoc のAOC Margaux が有ります。
- Cotes de Bourg は Medoc とは異なり、大手保険会社や証券会社が所有しているシャトーは無く20~30haの小規模な畑を、何世代かにわたって家族経営しているシャトーがほとんどです。
- このアペラシオンは、Bordeaux 市の北西20 kmに位置する Bourg の町周辺で作られたワインを対象としています。
- 赤ワイン用の畑は3950haあり、その65%は Merlot が植栽されています。白ワイン用の畑は29haで Sauvignon Blanc, Colombard, Sémillon が植栽されています。
- Blaye 同様 高品質でありながら、他の Bordeaux よりも大幅に安価なワインを生産しています。
- この地域は、重くて丈夫な赤ワインを生産してきましたが、消費者の嗜好の変化を満足させるために、より親しみやすく、柔らかく、果実味のあるものになっとぃます。ワインはより若い飲酒スタイルですが、5年から10年の熟成も可能です。
- Cabernet Sauvignon と Cabernet Franc は、複雑さと構造を追加するために使用され、Malbec は色付に使用されることもあります。
- 他の Bordeaux の畑に比べて 日当りが良く、気温も少し高めで最低気温は1~2℃という条件を生かし、この地区のワインはまろやかでフルーティなのが特徴です。
- コストパフォーマンスの良い非常にレベルの高いワインが見つかります。
ユダヤの国際財閥Rothschild家
ユダヤの国際財閥Rothschild家
- ドイツのフランクフルトで古物商兼両替商をしていたマイヤー・アムシェルは5人の息子をフランクフルト、ロンドン、パリ、ウイーン、ナポリの主要都市に分散し巨大な金融帝国を築き上げました。
- 1853年:Rothschild家祖 Mayer Amschelの三男ロンドンRothschild家祖Nathan Mayerの三男Nathaniel Mayerが「Ch.Mouton」を購入。
- 1868年 : Rothschild家祖 Mayer Amschelの五男パリRothschild家祖James Mayerが「Ch.Lafite」を購入。
- 1870年、プロイセンのビスマルクは普仏戦争終結の条件としてフランス側に支払不可能とも思える賠償金を要求します。しかし、銀行家の Rothschild が財力を結集し支払を完了します。これを聞いたビスマルクは拳を机にたたきつけ激怒します。その際にインク瓶が飛び散り机一面を汚した執務用の机が Lafite 館に家宝として保管されています。
Bordeaux 格付け
1855年のパリ万国博覧会開催に際し、ナポレオン3世の要請を受けて制定されたフランスのBordeaux・Medoc 地区の格付け。世界的にも有名なこの格付けは160年以上経つ現在でもワイン市場に大きな影響力を持ち、ワインラヴァーにとっても大切な指標となっています。
Boedeaux には四つの地区にそれぞれ独自の格付けがあり、現在、総生産量の約5%を占める Bordeaux ワインが格付けにランクインしています。
Medoc メドック格付け
Medoc 格付けは、1855年開催のパリ万国博覧会の展示品の一つとして、時の皇帝ナポレオン3世の要請を受け、Bordeaux 商工会議所によって作成されました。
建前的には Gironde 県内すべてのシャトーを対象としたものですが、作成したのが Bordeaux 商工会議所のため、Libourne 商工会議所が管轄する Dordogne 川右岸の Saint-Émilion や Pomerol のシャトーは考慮されず、赤ワインの格付けは Medoc のシャトーに限定されました。
ただし、当時から名声の高かった Ch.Haut Brion が唯一の例外として Graves から選定されています。なお、格付けは試飲によって決められたものではなく、過去数十年にわたる取引価格をもとに決定されました。
Medoc の格付けは第1級から第5級までの5等級あり、1855年4月18日に発表された当初は合計57のシャトーが選ばれました。その後相続による分割や他のシャトーへの吸収などを経て、現在、第1級に5シャトー、第2級に14シャトー、第3級に14シャトー、第4級に10シャトー、第5級に18シャトーの合計61シャトーが格付け表に名を連ねています。
特筆すべきは1855年の制定以来1度だけ見直しが行われ、1973年に第2級の Chateau Mouton-Rothschild が第1級に昇格したことです。しかし、それ以降見直しは一切行われず、今後も行われる様子はありません。
Sauternes ソーテルヌ格付け
1855年のパリ万国博覧会で白ワインも格付けされています。対象は Sauternes と Balzac 地区の甘口ワインとされました。
格付け等級は三つに分かれており、別格扱いの最高クラス Premier Cru Supérieur にChâteau d'Yquem 、第1級の Premier Cru に11シャトー、第2級の Deuxième Cruに15シャトーの合計27シャトーが格付けされています。
Graves グラーヴ格付け
Medoc の格付け制定から100年近く後の1953年に発表され、1959年に承認されています。
Graves の格付けに階級分けはなく、1987年に制定されたAOC.Pessac-Leognan に属するシャトーから赤ワインが7シャトー、白ワインが3シャトー、赤ワインと白ワインの両方で選出されたのが6シャトーの合計16シャトーが選ばれています。
もちろん、Medoc の格付けで第1級に選ばれた赤ワインの Ch.Haut Brion もこの格付けに入っています。しかし、白ワインは生産量があまりにも少なくオーナーが辞退したため、格付けに入っていません。
Cru Bourgeois クリュ・ブルジョワ
Cru Bourgeois の格付けは、常に問題提起され続け紆余曲折を繰り返して今日に至っており理解が難しいです。
1932年
1855年の Medoc 格付けに漏れたシャトーを対象として、1932年に Bordeaux 商工会議所と Gironde 県農業会議所の権威のもと発表されたのが Cru Bourgeois の格付けの始まりで、当初は444のシャトーが選定されました。
Medoc 格付けの次のクラスとしての位置付けでしたが、省庁の認可を受けたものではありませんでした。
2000年
農務省の省令で、Cru Bourgeois の上位階級として Cru Bourgeois Supérieur と最高位にあたる Cru Bourgeois Exceptionnel が設定された。
2003年
政府公認の新しい「Cru Bourgeois」の3つの等級リストが発表された。
*Cru Bourgeois Exceptionnel 9chateau
*Cru Bourgeois Superieurs 87chateau
*Crus bourgeois 151chateau
ラベルには、総てCru Bourgeoisと表示される。
2007年
*Cru Bourgeois Exceptionnel 9chateau
*Cru Bourgeois Superieurs 87chateau
*Crus bourgeois 151chateau
ラベルには、総てCru Bourgeoisと表示される。
2007年
審査の公正さに異論が噴出しBordeaux の行政控訴院はこの格付けを無効とする判決を下した。
2009年
3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance(認証)」になり格付けというより品質ラベルといった性質としての再出発となった。
が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた9つのシャトーが脱退する。
2009年
3つの等級に格付けされた等級を廃止し、序列のない「Cru Bourgeois reconaissance(認証)」になり格付けというより品質ラベルといった性質としての再出発となった。
が、これも問題がないわけではなく、これまでCru Bourgeois Exceptionnelに格付けされていた9つのシャトーが脱退する。
その後、シャトーのオーナーらは「Medoc Cru Bourgeois 連盟」を作り、格付けではなく、一つの認定としてクリュ・ブルジョワの名称復活を発表。
メドックの八つのAOC「Médoc、Haut-Médoc、Listrac、Moulis、Margaux、Saint-Julien、Pauillac、Saint-Estèphe」による官能検査の合格、第三者機関の訪問調査受け入れ諸条件を満たした場合にのみ、Cru Bourgeois の認定を与えることになりました。
審査は毎年行われ、2年前のヴィンテージの認定シャトーが、毎年9月に発表されることになりました。
2016年
無効となった上位階級のない格付け差別化を求める有力シャトーの多くが参加を見送り Cru Bourgeois 連盟は、「2020年までに3段階からなる新たな格付制度を導入する」と2016年に発表。
2018年
2018ヴィンテージから再び三つの等級に分かれる格付けになりました。
*Cru Bourgeois Exceptionnel
*Cru Bourgeois Supérieur
*Cru Bourgeois
2020年度の格付け
*Cru Bourgeois Exceptionnel(14シャトー)
*Cru Bourgeois Supérieur(56シャトー)
*Cru Bourgeois となりました。(249シャトー )
Saint-Émilion サン・テミリオン格付け
Saint-Émilion の格付けもグラーヴの格付け同様、1855年のメドックの格付けの約100年後に制定されました。
生産者主導で行われる Saint-Émilion の格付けは10年ごとに見直しが行われます。これまでに1969年、1986年、1996年、2006年、2012年の6回にわたって改訂されました。
格付けは3階級にわかれています。 第1特別級 Premier Grand Cru Classé A・Premier Grand Cru Classé B と特別級 Grand Cru Classé です。10年ごとに見直しが行われますので格付けに興味を示さないシャトーや格付け辞退などが有り現在は約80シャトーが格付けに参加しています。
Bordeaux Grands Crus Classés of 1855
- 1級Chateau Lafite-Rothschild・PauillacChateau Latour・PauillacChateau Margaux・MargauxChateau Mouton-Rothschild・PauillacChateau Haut Brion・Pessac-Leognan
- 2級Chateau Rauzan-Segla・MargauxChateau Rauzan-Gassies・MargauxChateau Leoville-Las Cases・Saint-JulienChateau Leoville-Poyferre・Saint-JulienChateau Leoville-Barton・Saint-JulienChateau Durfort-Vivens・MargauxChateau Gruaud-Larose・Saint-JulienChateau Lascombes・MargauxChateau Brane-Cantenac・Cantenac(Margaux)Chateau Pichon-Longueville Baron・PauillacChateau-Pichon Longueville Comtesse de Lalande・PauillacChateau Ducru-Beaucaillou・Saint-JulienChateau Cos d'Estournel・Saint-EstepheChateau Montrose・Saint-Estephe
- 3級Chateau Kirwan・Cantenac(Margaux)Chateau d'Issan・Cantenac(Margaux)Chateau Lagrange・Saint-JulienChateau Langoa-Barton・Saint-JulienChateau Giscours・Labarde(Margaux)Chateau Malescot St-Exupery・MargauxChateau Boyd-Cantenac・Cantenac(Margaux)Chateau Cantenac-Brown・Cantenac(Margaux)Chateau Palmer・Cantenac(Margaux)Chateau La Lagune・Ludon(Haut-Medoc)Chateau desmirail・Cantenac(Margaux)Chateau Calon-Segur・Saint-EstepheChateau Ferriere・MargauxChateau Marquis d'Alesme-Becker・Margaux
- 4級Chateau Saint-Pierre・Saint-JulienChateau Talbot・Saint-JulienChateau Branaire-Ducru・Saint-JulienChateau Duhart-Milon-Rothschild・PauillacChateau Pouget・Cantenac(Margaux)Chateau La Tour-Carnet・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau Lafon-Rochet・Saint-EstepheChateau Beychevelle・Saint-JulienChateau Prieure-Lichine・Cantenac(Margaux)Chateau Marquis de Terme・Margaux
- 5級Chateau Pontet-Canet・PauillacChateau Batailley・PauillacChateau Haut-Batailley・PauillacChateau Grand-Puy-Lacoste・PauillacChateau Grand-Puy-Ducassas・PauillacChateau Lynch-Bages・PauillacChateau Lynch-Moussas・PauillacChateau Dauzac・Labarde(Margaux)Chateau d'Armailhac・PauillacChateau du Tertre・Arsac(Margaux)Chateau Haut-Bages-Liberal・PauillacChateau Pedesclaux・PauillacChateau Belgrave・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau de Camensac・Saint-Laurent(Haut-Medoc)Chateau Cos-Labory・Saint-EstepheChateau Clerc-Milon・PauillacChateau Croizet-Bages・PauillacChateau Cantemerle・Macau(Haut-Medoc)
French Wine 雑学
フランスAOC
- フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
- フランスのAOCとは、Appellation d'Origine Contrôlée の略で、日本語では「原産地統制呼称制度」と訳されます。これは、主にワインをはじめ、チーズやバターなどの特定の農産物・食品について、その原産地名を名乗るための厳しい品質基準を定めたフランスの法律に基づく制度です。
- 原産地の保護と品質の維持
- 有名な産地の名前を騙る偽物を防ぎ、伝統と個性を守り、一定以上の品質を保証するために導入されました。
- 生産地域(境界線)の限定
- 使用できるブドウ品種
- 栽培方法(剪定方法、最大収穫量など)
- 醸造方法
- 最低アルコール度数
- 熟成期間
- ラベル表記 AOCワインのラベルには、必ず「Appellation ○○ Contrôlée」と表記され、○○の部分に認定された原産地名 Bordeaux、Chablisなどが入ります。
Bourgogneの五大産地とAOC
Bourgogneの五大産地
格付け
全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である
ラベルには、Montrachet、Corton、Romanee-Conti 等、大きく畑名が記されている
- Chablis
- Cote d'Or / Cotes de Nuits地区・Cotes de Beaune地区
- Cote Chalonnaise
- Maconnais
- Beaujolais
- フランスのAOC制度の基盤はテロワールの概念がワインの個性を造ると考えられることで成立しています。
- ブルゴーニュでは、畑の区画が細かく、明確になされていて、それぞれが個別のAOC名を名乗っている。大きくは下記のように4つのカテゴリーに分類されていて、一般的に、これを「格付け」と言っています
全生産量の1%
非常に高名な畑で、多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑である
ラベルには、Montrachet、Corton、Romanee-Conti 等、大きく畑名が記されている
1級(AOC・Premieres Crus)
全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑
全生産量の11%
村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑
ラベルには、Vosne-Romanee(村名)+Les Buaux Monts(畑名)が記される
村名(AOC・Communales)
全生産量の23%
地区に限定される
村名(AOC・Communales)
全生産量の23%
上記2つの属さない、良質なワインを造る村(複数の村に跨る場合もある)の畑
行政上の単独の村の場合と周辺の村を含む場合がある
Vosne-RomaneやGeverey-Chambertin 等のように村名が表記される
地区(AOC・Sous-Region)地区に限定される
Beaujolais や Macon等
地域(AOC・Regionales)
ブルゴーニュ全域に渡るもの
ラベルには、Bourgogne Aligoteと表記される。
Chablis地区の格付け
- Chablisはブルゴーニュの最北端に位置し、葡萄畑は約20Kmに及ぶスラン川流域の小さな谷となだらかな丘陵にある。
- キメリジャン隆起と呼ばれる非常に珍しい瀝青質粘土地帯の上にありシャルドネ種からシャブリ独特のキレのある辛口ワインを生み出しています。
- 「牡蠣にはシャブリ」と言われるほど生き生きとした酸味の利いたワインは、辛口白の代名詞になっており同じ辛口白でも植物系の香りと風味を持つムルーソとは対照的にミネラル系の香りと風味は「火打石」などと鉱物系の表現をされる。
【格付け】1978年制定
- Chablis Grands Crus(特級)
- Chablis Premieres Crus (1級)
- Chablis
- Petit Chablis
- ブラン・クリュ(特級) は、シャブリの町の直ぐ近くの扇状地形の丘の傾斜地(標高200m以上)に畑が有りワインは品が良く繊細且つ優美です。
- 「牡蠣にはシャブリ」とよく言われるますが、手を加えた料理でないとクラン・クリュのワインの秀逸さは生かされません。長寿で10年は保存できる。
2.Bougros
3.Les Clos
4.Grenouilles
5.Preuses
6.Valmur
7.Vaudesir
2.Chablis Premieres Crus(1級)
- いい造リ手の物はカリフォルニアなど新世界のシャルドネとは、はっきりした違いがあり「流石ブルゴーニュ、やはり風土と伝統」と唸らせるものが有る。シャブリとその周辺の数ヶ村にあり、おおよそ40の畑がある。下記はその代表的なもの。
2.Montee de Tonnerre
3.Fourchaume
4.Vaillons
5.Montmains
6.Cote de Lechet
7.Beauroy
8.Vau Ligneau
9.Vau de Vey
10.Vaucoupin
11.Vosgros
12.Les Fourneaux
13.Cote de Vaubarousse
14.Berdiot
15.Chaume de Taivat
16.Cote de Jouan
17.Les Beauregards
3.Chablis
- Grands Crus、Premieres Crus 以外のもの。シャブリ全生産の60%がこのクラスの物です。
- ちなみにGrands Crusは5%、Premieres Crusは31%です。
- シャブリの指定範囲地区外の畑のもののカテゴリー














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