ワインで副業 Rhone/Le Gramenon 1998'/Domaine Gramenon

2020年10月4日日曜日

Wine雑学

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バックヴィンテージ1998年は、自然派の巨匠「フィリップ・ローラン」の最後の作品です。

2000'4/20に飲んだワインラベル

ワインの副業については、いつの間にか世間相場があがっていたというような軽い感じで考えるべきだと思っています。とは言うものの、銘柄選びを間違えなければ相当の利回りを期待できます。

ワインを投機の対象にしてはいけません。楽しく飲むものです。之を忘れるとワインの神様に怒られしっぺ返しがきますよ😀😀😀😁😃😄


ワイン投資の考え方

  • ワイン投資は財産保全策の一つと考える。
  • 投機的な投資行動は慎みます。
  • ワイン購入時は同銘柄を最低3本以上購入してください。理由は一本は購入時に飲む、数年後にもう一本飲む。その時点で残りを熟成するか否か、何年熟成するか判断する。
  • 個人の熟成は保存方法の信用が問題になりますので信用の於ける倉庫業者に預けるべきです。

ワインはデリケートな生き物で飲む時の温度が大事です。そして、素晴らしい味を表現させるためにも保管する温度や湿度などに気を配ることが必要です。
とは言うものの高額のワインセラーを購入し個人で熟成させるにはやはりリスクが伴います。
私は1〜2年の保管用に大型のワインセラーを使用していますが本気で長期熟成(5~10年)を試みるワインは実績のある寺田倉庫やエノテカのレンタルセラーを利用しています。あらゆるリスクとコストを考えてみても割安感があります。

Wineは保存状態が良ければ投資対象になります。その場合、保存を如何にしていたかが大事な要素になります。個人の保存では信頼が薄いです。やはり実績の有る専門業者に預けるのがベストです。
 参考▶https://longstay-wine.blogspot.com/2020/09/blog-post_8.html

ワインの保管保存の記事 https://longstay-wine.blogspot.com/2020/09/blog-post_8.html 

ミニ情報

【種類/格付け】AOCワイン/Cotes du Rhone
【地 域】Southen Rhone
【地 区】Cotes du Rhone
【生産者】ローヌ自然派の巨匠「フィリップ・ローラン」
【Cepages】Grenache
【Cuvee】
  • 化学肥料、農薬、機械は一切使わず全てのキュヴェに対してテロワール、セパージュ、ミレジムを反映させることを基本にワインを造っています。
  • 収穫は全て手作業で行われ、ブドウの実に自然に付いた自然酵母100%で発酵させます。
  • 農薬を使っていないので、土の中で眠っていた酵母がブドウの実に付着し発酵します。酵母は毎年同じものとは限らず、そのことがグラムノンの味を形成している要因とも言え、味わい深いワインを生み出しています。
  • フィルターや、清澄も行っておりません。
【詳細情報】
アルコール度数: 13%
スタイル:フルボディー
サービス温度: 16°
容量:1700000ヘクトリットル
優勢なアロマ:ブラックフルーツ
飲み頃:ピーク
アルコール度数: 13%
国/地域:  Rhône
アペラシオン/ワイン:コート・デュ・ローヌ
ヴィンテージ: 1998’

【Domaine Gramenon】

南ローヌの傑出した生産者です。
有機栽培を基本に、できるだけ加工処理をしない、土壌に誠実な、典型的なローヌ・ワインを生産している。樹齢100年余りに達する古木の区画もあります。そして、そこからできるワインも一般的なワインも、すべて共通して優れた品質を保っています。

フィリップ・ローランは、ギガルの醸造長を務めていましたが、Domaine Gramenonを妻のミッシェルと共に設立しファーストヴィンテージを1979年にだしています。

当初は無名だったので、ギガルなどのネゴシアンにワインを売っていましたが、1990年から自家瓶詰めを開始しています。
雑草とブドウ樹が共生する畑

こぼれ話

不幸にも1999年11月フィリップは趣味の狩猟に出かけ、誤って転び自らの銃で亡くなりました。
Domaine Gramenonは、彼とともにワインづくりにいそしんできた妻・ミシェルと息子に受け継がれてます。息子、マキシム=フランソワ・ローランのワインは父親と共通するスタイルを持つ質の高い逸品です。 
バックヴィンテージ1998年はローヌ自然派の巨匠、グラムノンの前当主フィリップ最後の作品。

著名評論家評

Rhoneの最高の理解者ロバート・パーカー評

フィリップ・ローランとミッシェル・ローラン夫婦が有機的手法でつくる、ローヌ南部で最も偉大なぶどう園の一つである。                すべてが極めて成熟した葡萄で造られており、瓶詰めは手作業で澱下げや濾過はせず硫黄(酸化防止剤)のレベルも極めて低い。 本当の芸術家の手によるワインである。                                私は客にブラインドで供したことがあるが、彼らは偉大なブルゴーニュのグランクリュものか、6倍の価格で売られている最高のローヌワインの一つを飲んでいるものだと思っていた。                         コート・デュ・ローヌでこれほど素晴らしいワインが生産されるのか考察をしてみた。低収量、葡萄の木は信じられないほど樹齢が高く、グルナッシュの大きな区画の樹齢は100年強なのである。                   この素晴らしい葡萄園を訪れると老木のブドウ樹があることだけでなく、一家が自給自足できるよう専心している事です。自家用の農作物を育てているばかりか鶏やアヒルまでかっています。湿度の多い伝統的なセラーにハイテク設備はない。実質的にあらゆることが重力の力を借り手行われている。瓶詰め時に使われているきわめて微量なのもは別だが、硫黄は事実上使われていない。     控えめな価格の偉大なワインを探しているなら、ドメーヌ・グラムノン以外のところを考える必要はない。


価格推移表


グラムノンのワインは、澱がたっぷり!!
グラムノンのワインは、どれも通常のものより、澱が多めです。お飲みになる最低でも4~5日前には、ビンを立てて澱を沈め、デキャンタをつかってお召し上がり下さい。

ヴィテージ情報

<フランスワイン>
1998年はボルドーでは、4⽉以降に周期的に天候が変化し、開花が遅れましたが、8⽉の⾬量が平年の25%という、例年にない暑い乾燥した夏になったことで、ブドウが良く熟しました。 
9⽉後半に⾬に⾒舞われましたが、ボルドー右岸(ポムロール、サンテミリオン)の早摘みのメルロは既に収穫済で、特に素晴らしいワインに仕上がりました。
⼀⽅でブルゴーニュは冷害と酷暑に⾒舞われ、ワインの⽣産量に影響しました。品質は地域によってバラつきが⾒られますが、全体的には平均点よりは良好です。
そしてこの1998年のワインで特に偉⼤と⾔われるのが、ローヌのワインです。理想的な天候で⾚⽩ワインともポテンシャルの⾼い、⻑期熟成に向いたワインに仕上がりました。評論家からの評価も⾼く、⼤当たり年とされています。

大胆予測

既にピークを迎えています。ここ数年で下り坂を迎えると考えられます。早めの処分をお考えになるべきでしょう。

Le Gramenonの別記事▶https://longstay-wine.blogspot.com/2016/12/le-gramenon-1998.html

ワインで副業のサイトマップ
https://longstay-wine.blogspot.com/2020/10/blog-post_30.html

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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