フランスふだん飲み赤ワイン Ch.D'Aiguilhe / フルボディ

2021年5月11日火曜日

Bordeaux Cotes de Blaye

t f B! P L
ボルドーワインCh.D'Aiguilhe

 この記事は以下のような人におすすめ!
  • ワイン購入に失敗くない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人




Ch.D'Aiguilheの簡単知識

概要

【種 類AOCワイン / Chateau Wine
【格付け】AC Cote de Castillon
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【Appellation】Castillon Cotes de Bordeaux
【Cepages】20/CF  80/ME  
【所有者】Stephan von Neipperg伯爵 
【コンサル】Stephane Derenoncourt
【セカンドワイン】Seigneurs d'Aiguilhe
【ジャンル】
【スタイル】フルボディ
【年間平均生産量】9000から10,000ケース

ワインラベル

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Ch.D'Aiguilhe

私はこの2001’ヴィンテージを2003’6/24に宅飲みしています。
”酸味が足りなく甘味が強くボケタ感じ”とコメントをしています。評価は★★でした。
 参考購入価格
 2003’購入/ヴィンテージ1996'/¥2800

参考2021’相場価格

  • ヴィンテージ2019'/¥2300
  • ヴィンテージ2018'/¥2900
  • ヴィンテージ2017'/¥3600
  • ヴィンテージ2016'/¥3600
  • ヴィンテージ2015'/¥3300

味わい/香り/合わせる食材

2016’ヴィンテージ 味わい

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□□■□強い
  • 甘み:   ドライ□■□□□甘い
  • 酸味:  まろやか□□■□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□□■□□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)

  • 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
  • プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワインはプルーンのような個性を帯びる。
  • 樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。バニラ香
  • レーズンの香り:収穫を遅らせてつくったワイン

Food Suggestion

このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
添え物、おかず、ソースも考慮する。

Ch.D'Aiguilheの追記

  • シャトーには、Leberthon家が所有していた1700年代にまでさかのぼる歴史があります。
  • 20世紀後半にStephan von Neipperg伯爵によって建物の改装、葡萄樹の植え替え、La Fleurd'Aiguilheから現在の名前に変更などの手が加えられた。
  • Stephan von Neipperg伯爵は他に「Ch.La Mondotte」「Ch.Canon La Gaffelie're」「Clos de L’Oratoire」 などを所有しています。
  • 所有シャトーのワインエチケットには家紋が記されています。
  • 敷地は110ha(272a)に及びますが、わずか50ha(124a)に 80%のメルローと20%のカベルネフランが植えられています。
  • 平均樹齢は28年です。
  • 50haの畑はコート・ド・カスティヨンとサン・テミリオンの境に位置し、片側が丘、もう一方が小さな谷間という岩の多い切立った高台の南向きにあります。
  • この高台まで、サン・テミリオンから続く石灰層が横たわっており、畑は丘上部の水はけがよい粘土質石灰岩と粘土ロームにのみ植えられています。
  • ボルドーでは少しマイナー的なコート・ド・カスティヨンにありながら理想的なテロワールである。
  • Ch.D'Aiguilheの「Aiguille」は針という意味で所有地の形状に関係があるようです。

【栽培方法】

ブドウはビオディナミの手法をもとに、堆肥や植物をベースとした調剤を使用するなど環境にやさしい栽培法を採用し月暦に合わせて作業を行う。

【醸造方法】

2015年に最新の醸造設備が整えられ、近代化が完了した。重力を利用した移送システムを取り入れ、新たに設置された9つの円錐型のコンクリートタンクを含む26のタンクでの発酵後、マロラクティック発酵とフレンチオーク樽を用い熟成させる。
新樽使用率は50%です。


フランスワインAOCとは?

概要

1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。


Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Libournais地区

  • Libourneの街は、ドルドーニュ川に面し、古くから、ボルドーを経由せず、直接ガロンヌ河を通って北方の国々と交易をしてきた。そのため、アングロ・サクソン系の人々はこのあたりを「右岸」とよんで区別していた。
  • ボルドーが英国との結びつきが強いのに比べ、この地域のワインは英国以外の北方諸国との結びつきが強く、 ワイン生産とその交易は自立して発展してきた。
  • 中世の巡礼路にありボルドーとは異なる歴史的背景を持っているので、自然条件の違いと共に、ユニークな性格のワインを生んでいる。
  • 粘土質を含んだ軟質砂岩の土壌とドルドーニュ川が造った変化に富んだ地形、それに、ガロンヌ河左岸に較べ、それ程強くない海洋性の気候とが相俟って、ボルドーワインの中でも得意な性格を形造くっている。
  • メルローの柔らかさを特徴とするそのワインは、ボルドーの中でも最もアルコールがしっかりとしていて豊満である。長期熟成も可能だが、若い内からも楽しむことが出来る。

AC.Cotes de Bordeaux Castillon 

  • ボルドーの最東端にあるカスティヨン地区で特別に作られたACです。 
  • 2009年まではCotes de Bordeaux Castillon として販売されていました。
  • Cotes de Bordeaux Castillon のワインはすべて赤で収穫量の約70パーセントのワインはメルローから作られています。
  • カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランも植栽されています。マルベック、プチヴェルド、カルメネールも使用が許可されています。
  • Côtes de Bordeauxのappellationは2003年後半に論議され2009年に創設されました。
Côtes de Bordeauxのappellation設立
  • 新世界での新興ワイン地域からのボルドースタイルのワインの人気の高まりに対抗する為に「Blaye」「Cadillac」「Castillon 」「Francs」は一つの旗の元に集まりました。
  • アイディアは全体的なボルドーのアペラシオン構造を簡素化しワインの市場性を改善することでした。


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Stephan von Neipperg伯爵の所有する他のシャトー

Ch.La Mondotte
Ch.La Mondotte

Ch.Canon La Gaffelie're
Ch.Canon La Gaffelie're

 Clos de L’Oratoire
Clos de L’Oratoire

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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