青田街・ 古き良き時代が感じ取れる郷愁を誘う街

2012年5月3日木曜日

台湾に残る明治大正ロマン

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古き良き時代が感じ取れる郷愁を誘う青田街   

現在 青田街とよばれているこの地域は日本時代は昭和町と呼ばれ多くの文化人がすんでいたところで今も25棟残されているという事でした。樹齢百年を超す街路樹に和風建築が昭和の趣きを添える閑静な住宅街となっております。

朽ち果て放置されている住宅もあるが、この一帯の和風住宅は生活の営みが続く家屋が多く、他地域に比べれば保存状態は良いほうです。
戦前に植えられた樹齢80年90年の巨木が街路を覆い、東側には広大(26ha)な大安森林公園がある緑溢れる自然環境抜群の住宅街だった。

残念ながら蓬莱米を作りだした磯栄吉博士の居住跡を確認する事は出来ませんでしたが台北帝国大学微生物学の足立仁教授の故宅は確認できました。現在は台湾大学の卒業生達が運営メンバーとなり、この街に残る日本建築や緑の多い住環境の発信基地として「青田七六」というレストランになっていました。

立替が進んだり廃屋となり崩壊した建物も有りますが未だに30を超す和風建築が残っており往時を偲べる最高の地域です。殆どが居住及び使用されておりますが高い塀に阻まれ全姿形を窺い 知る事の出来ないものは省いております。















【建物】1930年代 台北帝国大学、台北高商 の教授が建設
古跡指定されており、現在は台湾大学宿舎となり居住されています。
非常に保存状態の良い、台湾では珍しい2階建て家屋です。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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