フランスふだん飲み赤ワイン Ch.Moulin Haut Laroque

2021年5月7日金曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
ボルドーワインLa Fleur saint Georges

 この記事は以下のような人におすすめ!
  • ワイン購入に失敗くない人
  • 背景を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

Fronsac村


Ch.Moulin Haut Laroqueの基礎知識

【種 類】AOCワイン / Chateau Wine
格付けAC Fronsac
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】Fronsac
【Cepages】80/ME  15/CF  5/CS
【所有者】 Hervé 家  Fronsac村のリーダー的存在
【セカンドラベル】Ch.Hervé-Laroque
【スタイル】フルボディ

ワインラベル

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Ch.Moulin Haut Laroque



私はこの1995’ヴィンテージを 2000’7/28 に宅飲みしています。
評価は★★★でした。

参考2021’相場価格

  • ヴィンテージ2019'/¥2300
  • ヴィンテージ2018'/¥2400
  • ヴィンテージ2016'/¥2600
  • ヴィンテージ2015'/¥2900
  • ヴィンテージ2014'/¥3400

味わい/香り/合わせる食材

2004’ヴィンテージ 味わい

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□□■□強い
  • 甘み:   ドライ□■□□□甘い
  • 酸味:  まろやか□■□□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□■□□□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)

  • 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
  • プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワインはプルーンのような個性を帯びる。
  • 樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。バニラ香
  • なめし皮:タンニンの多い赤ワインに出る香り。
  • 黒コショウの香り:1ha当たりの収穫量を抑えて、テロワールの個性が表れた赤ワインに生ずる香り。

Food Suggestion

このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
添え物、おかず、ソースも考慮する。

Ch.Moulin Haut Laroqueの追記

  • ボルドーのフロンサックの原産地で最も有名なワイナリーです。
  • シャトーは1977年以来  Hervé 家によって所有されています。
  • 1890年代からワイン製造が行われていた様で、いくつかのボトルが未だエルベ家のセラーに残っています。
  • 粘土と石灰岩の土壌に植えられた16ha(40a)のブドウ園があります。
  • ブドウの木は平均樹齢45年で、マルベックに至ってはは1世紀以上前に植えられました。
  • 収穫と選別は完全に手作業で行われ、果実は除梗され、重力流システムを使用して大桶に移されます。
  • フランス産のオーク樽でグランヴァンとセカンドワインの両方が熟成されます。
  • Ch.Moulin Haut Laroqueはオークで約18ヶ月を過ごします(新樽使用率35%)。

ワイナリーはワイン製造による環境への影響を軽減することを目的とし「C.I.V.B.」と協力してプロセスを評価および管理しています。
※C.I.V.B.(Conseil Interprofessionnel du Vin de Bordeaux)=ボルドーワイン委員会

フランスワインAOCとは?

概要

1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。


Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Libournais地区

  • Libourneの街は、ドルドーニュ川に面し、古くから、ボルドーを経由せず、直接ガロンヌ河を通って北方の国々と交易をしてきた。そのため、アングロ・サクソン系の人々はこのあたりを「右岸」とよんで区別していた。
  • ボルドーが英国との結びつきが強いのに比べ、この地域のワインは英国以外の北方諸国との結びつきが強く、 ワイン生産とその交易は自立して発展してきた。
  • 中世の巡礼路にありボルドーとは異なる歴史的背景を持っているので、自然条件の違いと共に、ユニークな性格のワインを生んでいる。
  • 粘土質を含んだ軟質砂岩の土壌とドルドーニュ川が造った変化に富んだ地形、それに、ガロンヌ河左岸に較べ、それ程強くない海洋性の気候とが相俟って、ボルドーワインの中でも得意な性格を形造くっている。
  • メルローの柔らかさを特徴とするそのワインは、ボルドーの中でも最もアルコールがしっかりとしていて豊満である。長期熟成も可能だが、若い内からも楽しむことが出来る。

Fronsac村

サンテミリオンの東にわずか数マイルのところにあるフロンサックには、森と丘で構成された絵のように美しい風景があり数百年前はフランスの貴族が愛した歴史があります。
このアペラシオンはメドック、ポムロール、サンテミリオンの高価格ワインに代わる手頃な価格のワインを提供しています。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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