綿菓子おじさん(初代)
毎年の旧暦3月15日に大規模な祭典が有る「保安宮」を覘きにMRT「圓山」駅へ行った。このエリアには「圓山大飯店」「市立美術館」「圓山足球場」「2010台北花博会場」「孔子廟」などが有る。
その「孔子廟」の隣り合わせに「保安宮」が有る。今日の目的地だ。周辺には4/18~6/13開催「保生文化祭」のノボリが立っていた。
圓山駅前に昔懐かしい「綿菓子やさん」を見つけた。なかなか良い雰囲気を持ったオッサンだった。
林田桶店(台湾1有名な職人)の親父(第2代)「中山北路」と「長安西路」の交差点に、赤レンガ造り2階建ての年代を感じさせる、ノスタルジックな、いとおしくなるような素晴しい建物が有ります。看板から推察すると現在は喫茶店に使用されている建物だろう。
ボロボロに錆付いた看板に書かれている「林田桶店」の文字、ところ狭しと陳列された檜の桶・おひつ・せいろ・風呂桶・ひしやく・・・・・・・・。 これぞ、私が探している台湾に息づいている日本だ。
このシチュエーションでは台湾語で声を掛けるべきなのですが、悲しいかな出来ません。たどたどしい普通話(北京語)で話しかけると、それはそれは流暢な日本語が返ってきました。「看板は創業の昭和3年から架けている」「暖簾は長崎のファンクラブから送られた」「昔は30人ぐらい台湾に職人がいたが今は自分1人だ」「今は又、檜の桶が見直されている」「50代の息子をつかまえてマダマダ若造だ」等等。
最期の会話が気になった。今から5~6分のところに有る「旧・建成小学校」へ見学に行きますと言ったところ、”あの小学校は日本人がいく学校で我々、台湾人は「公学校」という学校に通った” この一言結構、重いです。
家に帰り林田桶店の話をすると台北の人間なら誰でも知っている店だといわれた。
竹トンボおじさん(第3代)
街角の昭和の香り。顔に刻まれた皺は男の紋章だ。”竹とんぼ~、竹とんぼ~”の売り声が懐かしかった。
尺八おじさん(第4代)
歌は世に連れ世は歌につれ、今日も奏でる昭和歌謡
けん玉おじさん(第5代)
電車内でパーフォーマンスをするオジサン出没。なんと、揺れの激しいMRT内でのけん玉だ。平地でも難しい技を電車内で見せてくれる。
それにしても、台湾の人の反応は優しい。技が成功すると電車内で拍手が沸き起こる。
靴磨きおじさん(第6代)
12才から61年間台中駅で靴を磨き続けている名物オジサンです。鉄道管理局からの感謝状や新聞の掲載記事を背に今日も元気にお客様の足元を磨いております。日本の読売新聞が採り上げた記事もありました。フアンレターを送るなら、台湾省台中駅「黄藤旺」先生で届きます。
靴修理おじさん(第7代)
7人目の昭和のオジサンを林森公園で発見。後姿に男の哀愁を感じるまさに昭和の男です。
散髪屋おじさん(第8代)
路上理髪店のご主人、場所は有名な「林家庭園」の横の路地でした。
鋸演奏おじさん(第9代)
関西人なら知っている横山ホットブラザーズの鋸演奏、同様の台湾版鋸演奏家が士林官邸にいました。
雑貨屋のおばさん(第10代)
10人目は「昭和のおじさん」ではなく「昭和のおばさん」でした。金山の老街(金包里)に懐かしい佇まいの御店が有りました。この店のご主人は美しい白髪の上品なオバサンです。なんでもこの雑貨店はおばさんの御父さんの代から100年以上続いている老舗と云う事です。日本語で懐かしそうに昔の話を聞かせてくれました。感謝感謝!
茶タマゴおじさん(第11代)
陽明山の鄙びた露天風呂「日月農荘」の入り口で自家製の野菜を売っているオジサン。オジサンの茶タマゴと焼き芋を食べたくて、この温泉に来ています。
地下鉄おじさん(第12代)
久しぶりに昭和の香りのするおじさん見つけました。MRT駅構内の壁に貼ってあった写真です。良い味だしてますよ。
臭豆腐おじさん(第13代)
臭豆腐は「好きな人、嫌いな人」と云うよりは「食べられる人、傍にも寄りたくない人」に分かれる「ザ台湾」食だ。
今日も元気でsuzukiの単車を改造した営業車であちこちの街角で臭気を撒き散らすオジサン、13人目に決定です。日本語で”食べるか”と聞かれた。
居眠りおじさん(第14代)
露天商のおじさん、ぽっかぽっかとした陽気にひと眠り、気持ち良さそう
胡椒餅おやじ(第15代)
ヒゲの似合うこだわりの胡椒餅親父です。炭火でじっくり焼いた皮、がっつり頬張れば中には満タンに包まれた肉からの旨味、一回味わえば病みつきになります。
完全予約制、30分に一回30個しか焼き上がらないので予約をして口に入るまで1時間は辛抱してくださいね。それでも良ければ淡水に行ったらどうぞ。
(^^)

膏薬おじさん(第16代)
ご自身が作られた漢方の膏薬を圓環の横で売っておられます。裸電球で膏薬を温めているところ。この感じ好いでしょう。
ITおじさん(第17代)
アジア最大のIT関係の展示会「COMPUTEX」にアメリカから参加されていました。
昭和歌謡おじさん(第18代)
日本語教育を受けたこの年代の人は昭和歌謡をよく知ってますね。
雑貨屋おじさん(第19代)
憂国の志士おじさん(第20代)
国を憂え行動を起こしている憂国の志士、顏に刻まれた皺は伊達じゃないよ。
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