バス停に着くや否やno.260のバスが来る。行先表示は陽明山となっている、お~ラッキーこれに乗ろう。しなくても良かったのに念のため運転手に行先確認、「中山楼へ行きますか? チー、チュンサンロー、マ」「前のバスが行くんだよ、座りなさい私が前のバスを追いかけてやる」。少し日本語を喋る親切な運転手さん。
15~6分走り、私の目的地「中山楼」が見えたので降りる準備をする。「ここじゃない、座っていなさい」降ろしてくれない、私の頭は???????。前を行くバスが次のバス停「陽明山」で止まる。そのバスに横付けし窓を開け運転手同士で話をする。推測するに「君のバスの客が乗り間違えて私の車に乗ってきた。××まで乗せてやってくれ」と交渉してくれたようだ。
私はこの辺を散策するつもりなので、このバス停でも良いのだが・・・・・・・・???????(>-<)。親切な運転手さんは、どうあっても私を横のバス(皇家客運)に乗せるつもりだ。「こうなっては引っ込みがつかない、ええいままよ、親切な運転手さんの好意?にあまえようとバスを乗換える。トホホホ、俺はどこへ行くんや!」
バスに乗換え路線図をみて初めて事の次第に気づく。遅いでオッサン。終点が「金山」になっている。中山(チュンサン)が金山(チンサン)に聞こえたようだ。いつもはメモ書きを見せるのだが、生意気にも発音の悪い中国語で喋ってしまった。しかし、まあいいか、サンは通じたようだ(あきれるほどのボケ男)。
結局、金山まで行き金包里老街で昼飯を食べて帰る事にしたのだが、帰りのバスでも親切な運転手さんに助けられる。乗り込み時に悠遊カード(ICカード乗車券)を機械にあてる、料金不足の表示。しょうがない現金払いにしよう「陽明山までいくらですか」、「105元です」、60元を機械に入れる。「あと45元」、えっ???、再確認「陽明山までいくらですか」、「105元」、あちゃ聞き間違えた。100元札を運転手に渡す。「多すぎる、小銭はないか?」、ポケットを探すと10元が出てきた。運転手さんに見せるとOKOK。35元もまけてもらった。これでバスでまけてもらった回数が3回もあります。感謝感謝。
少しの過信が大きな間違い、失敗は成功のもと、瓢箪から駒、などなど。この皇家客運バスの1717金山行きに乗れば「陽明山水温泉会館」「天籟温泉会館」「馬槽花芸村」「日月農荘」と私の好きな温泉に行ける事が分かった。
雨に煙る金包里老街の写真↴
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