イタリアワイン Chiantiとは❓

2018年11月10日土曜日

Wine雑学

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イタリアワインを知らない人でもキャンティは知っている、飲んだことが有る、というぐらいキャンティーはイタリアワインの代名詞的存在です。
トスカーナ州のシエナを中心とする幅広い地域で造られており、この地域でのワイン造りの歴史は古く、700年代という中世の頃から多くの醸造家たちが手掛けてきた記録が残っています。

広く親しまれるワインとしての地位を確立した一方、安い価格で品質の低いキャンティが多く出回る時代が訪れます。そのことを危惧した一部の生産者がキャンティ・クラシコの組合を結成し、1996年にはキャンティD.O.C.Gから独立。品質にこだわって造られたキャンティ・クラシコが次々とワイン専門誌で高評価を獲得し、再びキャンティに注目が集まるようになりました。
キャンティの格付けは、最も歴史が古い伝統産地キャンティ・クラシコと、そのエリアを囲むように広がる広域エリアで造られるキャンティ。さらに、近年キャンティ・クラシコのうち最高峰格付けとして、グラン・セレツィオーネの3つに分類され、それぞれ使用出来るブドウ品種や熟成期間など細かい規定が定められています。
 
『D.O.C.G キャンティ』 
サンジョヴェーゼ 最低75%以上の使用義務
最低熟成期間は4ヶ月
『D.O.C.G キャンティ・クラシコ 』
サンジョヴェーゼ 最低80%以上の使用義務
最低熟成期間は11ヶ月
『D.O.C.G キャンティ・クラシコ・ リゼルヴァ』
最低熟成期間は24ヶ月、うち瓶内 熟成3ヶ月
『D.O.C.Gキャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ 』
サンジョヴェーゼ 最低80%以上の使用義務
すべて自社畑に限る
最低熟成期間は30ヶ月、うち瓶内 3ヶ月

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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