2014年10月29日水曜日

イタリアワイン  葡萄品種

 自分の好みのワインを探す時にセパージュを知っておくことは役にたちますよ(^_^)
『赤ワイン用の葡萄品種』
Sangiovese(サンジョヴェーゼ)
トスカーナが故郷のイタリアで最も広範囲に栽培されている品種。トスカーナの粘土質や石灰質の土壌が最適だが、栽培地の選り好みの少ない多産品種なので、近年カリフォルニアほか世界各地でも栽培されている。
濃いルビー色の骨格に優れた晩熟型で時に高酸のワインを生む。熟成すると酸味が弱まりエステルの香りが強...くなる。キャンティの主品種。プラムの香りを持つバランスのいいワインを造る。
改良品種の「グロッソ」はブルネッロ・ディ・モンタルチーノやヴィーノ・ノービレ・モンテプルチャーノなど濃密な長熟ワインを造る。

 Nebbiolo(ネッピオーロ)
ピエモンテ州の高貴種で長熟ワインを造る。ピノ・ノワールに似て土壌と立地の好みが難しく、テロワールを極めて忠実に現す。バローロとバルパレスコの主品種。強いバラやスミレの香りを持つ。
Barbera(バルベーラ)
バルベーラ種は、ピエモンテ州とロンバルディア州で多く栽培されている品種。サンジョヴェーゼに次いで多く栽培されている。顕著な酸の有る軽いビター・チェリー風味のワインを造る。
収穫量を抑えた樽熟成のものは香り豊かな奥深いワインを造る。ネッピオーロとの混醸は最高。

Dolcetto(ドルチェツト)
ピエモンテ州の重要な黒ブドウの一種。ルビー色が若々しく、果実の香りがあり、ベースに苦みを含みながら適度の厚みとコクをもつワインに仕上がる。一般的に若いうちに飲まれるワイン。
Aglianico(アリアニコ)
ルビー色で独特の香りを持ち力強い長熟ワインを造る。


『白ワイン用の葡萄品種』
     

イタリアワイン  エチケット(ラベル)の読み方

ワインは、産地の気候・地形・土壌、それと風土がワインの性格を作っている以上、産地情報を知る事が大事です。
イタリア半島は葡萄栽培の長い歴史を持っており驚く程の数の品種があり、それらをラベルから読み取らなければいけない。ラベルから産地 、収穫年、生産者などの情報を読み取りワインを買います。というもののイタリアワインのラベルは、そのデザインが様々で非常に多様ですので難儀です。
イタリアワインに於いては個人主義的なイタリア人気質がワイン造りに反映していますので銘柄以上に生産者を知る事が大事です。

イタリア半島は日本の緯度に当てはめれば、樺太南部から金沢に相当する位置にあり、日本同様、地方によって気候、風土は大きく変化します。
この半島はローマ帝国崩壊以降長い間、権力が地方に分散されていた事により地域によって歴史が大きく異なります。
この多様な風土と歴史を持つ半島の総ての地域でワインが造られておりワインの種類は驚くほど多いです。

この多様性がイタリア・ワインの特徴であり、悪く言うとイタリア・ワインを分かり難いものにしています。ワイン名も産地の地名であったり、品種名であったり、歴史や物語から取ったものだったりと、分かりにくさに拍車を掛けています。

地図↴
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「Riserva」この表示のないワインより上質の上級酒を意味する。
「Superiore」Riservaとほぼ同等の意味
「Classico」古くからそのワインを生産していた特定の地域を表します。これの付かないワインより一般的には上質と捉えることができる。
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「Passito」収穫したブドウを陰干しにして糖度を高めてから醸造するワイン。
「Recioto」Passito同様
「Vin Santo」ブドウを収穫した後、ワラの上で数カ月乾燥させ、糖度が高まったところで果汁を搾り発酵させ密閉した樽で熟成させたワイン。
「Liquoroso」アロマティックなブドウの品種にアルコールorブドウの蒸留液、凝縮したモスト(ブドウ果汁)などを加えて造る。
「Chlaretto」赤ワインと同様の醸造工程で発酵の途中で果皮を取り除いて造られるロゼワイン。
「Aromatizzato」ワインにアルコール、砂糖やハーブ類を加えたもの。アルコール度数は21度。
「Novello」「Vino Glovane」「Vino Nouvo」イタリアにおけるヌーヴォーワイン(新酒)。フランスより10日ほど早い11月6日解禁。炭酸ガス浸漬法と低温発酵法がある。

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「発泡性ワイン」Frizzante  Spumante
弱発泡性ワインと発泡性のワインに分けられ、瓶内発酵〔シャンバーニュ法〕によるものとタンク内発酵〔シャルマー法〕によるものがある。
SECCO (セッコ) 辛口

ABBOCCATO(アッボッカート) 薄甘口
AMABILE(アマビレ) 中甘口

DOLCE (ドルチエ) 甘口

イタリアワイン  SOLAIA(スーパーIGT)


イタリアワインを知るうえで大事な事です。イタリアワイン法を飛び越し世界市場へ品質で勝負に出た生産者がいます。

『スーパーIGT』
IGTのカテゴリーのワインではあるが、尊敬と愛情を込めてスーパートスカーナ或はスーパータスカンと愛好家は呼んでいます。

1968年、トスカーナ中部の海岸に近い地域(Bolgherl)で国際品種を使い、DOCやDOCGの規定外の造り方をした
「サッシカイア」が生まれ、世に出ると、その品質の高さで、たちまち人気を博し、内外の市場で高い評価を受けた。以後この成功が一つの潮流となり「スパーIGT」と呼ばれる数多いワインを生み出していった。

「サッシカイヤ」の成功の陰には、フィレンツの名門・アンティノリ社の当主・ピエロ・アンティノリに負うところが大きい。1385年、フィレンツェのワイン・ギルドに加盟して以来600年以上に渡り、ワインを造り続けている名門中の名門である。
栽培と醸造の現場を担ったのがジャコモ・タキスで、彼はピエモンテで生まれ、トリノ、アルバで学び、1961年から30年以上もアンティノリ社で働いています。

これらのワインは、国際品種(赤ではカベルネ・ソーヴイニョン、ピノ・ネロ、メルロー、白ではシャルドネ、ソーヴイニヨン・ブラン)を使いDOCやDOCGの規定外の造り方で生産量を抑え小樽での熟成を行うものが殆どである。なかには地元の伝統品種とこれらのブドウを組み合わせたワインも造られている。

スーパートスカン➡Sassicaia  Solaia  Ornellaia  Grattamacco

三大スーパートスカンの一つSOLAIA↴





イタリアワインの格付け

「イタリアワイン法 DOC」
フランスのAOC(1935年制定)に倣って、1963年にワインを法的に特定整備し「DOC」を定めました。

 DOCG(統制保証原産地呼)
最上位のDOCGワインは、 ワインが持つ権威を国が保証するもので、必ずしも、一般的に言う「力強い偉大なワイン」 では有りません。「そのワインに歴史と伝統があり、自然と文化と結びついていて、かつ内外での評価が高い」と言うことが条件である。

2011年現在、73銘柄がDOCGに認定されている。DOCGワインには瓶の頭に検査に合格したことを示す公式シールが貼られています。
現在認められているDOCGワインは、同一DOCG内の比較あるいは各DOCGワイン間の比較においても、品質面での差が大きいという問題点が有る。

例として「キャンティ」は広大な地域が同一DOCGとして認められ、年間約1億本以上のワインが造られ、二千円前後のものから数万円のものまでが存在します。また「アステイ」はフランスにならい、イタリア独自のアロマティックな発泡性甘口ワインだが、工業的にタンク内で二次発酵させるもので、しかも大量に生産されており、このワインが果たしてイタリアを代表する最上位のDOCGのカテゴリーとして適切だろうか という問題もあります。

DOC(統制原産地呼称)
DOCワインは、産地と使用品種が限定され、生産量も制限規定がある。醸造方法や熟成期間に加え、色調,香り,味わい,アルコール含有量,酸度,その他の基準が定められている。2011年現在、DOCは330銘柄。

VdT(テーブル・ワイン)
VdTは、瓶詰時において,その使用品種,収穫年,原産地の表示の必要のないのもで、 EUで認められた品種で、アルコール度が9%以上であれば、何処のブドウを使ってもいい。

IGT(限定産地表示テーブル・ワイン)
IGTは、テーブル・ワインの中の、特定の産地で特定の葡萄品種から造られるワインで、産地(州,県,地域)が特定出来、使用品種が明示されたワインである。同じ品種を85%以上使用すれば品種名も表示できる。2011年現在、IGTは118銘柄。


イタリアワイン法↴

EU加盟国には「EUワイン規則」というものがあります。
現在、イタリアワインの殆どは伝統的表示をしていますが、EU表示(DOP&LGP)をしている生産者もいます。
1.DOP(保護原産地呼称ワイン)=DOCG & DOC
2.LGP(保護地理表示ワイン)=IGT
3.VINO(ヴィーノ)=VdT



2014年10月27日月曜日

ドイツワイン Zwei Lowen 1993'

【大好き印】☆
【産 地】
【格付け】QbA
【A.P.Nr.】上質ワイン公認検査番号5 106 044 63 95
【Sepages】Riesling
【思い出】
【ETC.】halbtrocken(半辛口)
エチケット↴

ドイツワイン  Zeller 1995’

【大好き印】★
【産 地】Mosel-Saar-Ruwer
【格付け】「QmP」 Kabinett
【A.P.Nr.】上質ワイン公認検査番号2 907 021 237 96
【Sepages】Riesling
【思い出】アロマに富む軽めの辛口ワイン。
【ETC.】Schwarze Katz(黒猫)のエチケットで有名です。
「Kabinett(カビネット)」QmPクラスの中では収穫時の糖度が低い葡萄から造ったワインですが、熟した葡萄から造られておりエレガントでバランスの優れた高級ワインです。 
エチケット↴

ドイツワイン  Burgerspital zum Heiligen Geist 1995’

【大好き印】★
【産 地】Franken Wurzburger Stein
【格付け】「QmP」 Spatlese
【A.P.Nr.】上質ワイン公認検査番号3003-012-96
【Sepages】Silvaner
【思い出】クの有る辛口の白ワインでした。
【ETC.】「Kabinett」補糖なしの天然ワイン 「Trocken」辛口
エチケット↴

ドイツワイン  Schloss Schonborn 1986’

【大好き印】★
【産 地】Rheingau
【格付け】「QmP」 Spatlese
【A.P.Nr.】上質ワイン公認検査番号31 052 043 87
【Sepages】Riesling
【思い出】大満足
【ETC.】
Spatlese(シュペトレーゼ)
糖度を高くした葡萄から造られる高品質ワインです。現在のドイツの法律では収穫直前の葡萄の糖度検査の結果によって格付けが決定されます。
エチケット↴

ドイツワインの簡単早わかり

 【ドイツワインの話】
ドイツワインといえばエレガントな香りと力強さをもつ、気品あふれる高級白ワインが世界的に有名です。

北緯五十度、日本の地に置き変えると北海道より北の地でドイツ・ワインは造られています。緯度が高いドイツの葡萄畑は、太陽からの放射熱を効率よく受けるために川岸の急斜面に作られていることが多く大河ラインの周辺を始め支流のアール川、モーゼル川、マイン川、ネッカー川などに有ります。

フランスやイタリアなどでは、格付けは「畑」に対してなされるがドイツではワインに対する格付けの基準は「葡萄の成熟度」によります。
ぶどう産地としては北限に位置しており、フランスやイタリアと違ってぶどうを熟させること自体が困難であり糖度の高い葡萄から、補糖などしない「天然ワイン Naturwein」を作ることが最上とされています。