フランスこだわり赤ワインCh.Rouget /フルボディ

2021年5月4日火曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
ボルドーワインCh.Rouget

 この記事は以下のような人におすすめ!
  • ワイン購入に失敗くない人
  • 背景を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人




Ch.Rougetの基礎知識

【種 類AOCワイン / Chateau Wine
格付けAC Pomerol
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】Pomerol
【Cepages】15/CF  85/ME 
【所有者】Jean Pierre Labruyere
【consultant Enorogu】Michel Rolland 
【セカンドラベル】Le Carillon de Rouget
【スタイル】フルボディ

ワインラベル

Ch.Rouget

私はこの1997’ヴィンテージを2005’12/16に宅飲みしています。
"古典的クラレットの感じ。ブラック・カラントやイチジクのジャム等のアロマから、使い古したレザーや杉の香りがあります。”とコメントしています。評価は★★でした。
参考購入価格
 2005’購入/ヴィンテージ1997'/¥4200

参考2021’相場価格

  • ヴィンテージ2019'/¥4700
  • ヴィンテージ2018'/¥6400
  • ヴィンテージ2017'/¥5500
  • ヴィンテージ2016'/¥7000
  • ヴィンテージ2015'/¥7300

味わい/香り/合わせる食材

2004’ヴィンテージ 味わい

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□□■□強い
  • 甘み:   ドライ□□■□□甘い
  • 酸味:  まろやか□■□□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□□■□□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)

    • 黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
    • プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワイン
    • 樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。バニラ香
    • 杉の香り:オーク樽でしっかり熟成した良質ワイン。
    • なめし皮:タンニンの多い赤ワインに出る香り。
    • 腐葉土の香り:熟成のピークを迎えた赤ワイン。

    Food Suggestion

    このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
    添え物、おかず、ソースも考慮する。

    Ch.Rougetの追記

    • ポムロール高原のの緩やかに傾斜した丘の中腹に17ha(42a)の敷地が有り、そこに85%のメルロー、15%のカベルネフランが植栽されています。
    • 近所には「Ch. Petit Village」「Ch.Le Pin」「Ch.Trotanoy」のそうそうたるメンバーが有ります。
    • この地所は1700年の土地登記にBayonne家の名前で記されています。
    • 19世紀の終わりには、ポムロールエステートの上位5つにランク付けされています。 
    • 1992年に、この地所はLabruyère家によって購入されます。
    • 葡萄樹は鉄分が豊富な砂岩の下層土と粘土、砂、砂利の上層部の土壌に植えられグランドヴィンは樹齢約40年のブドウから作られています。平均樹齢20年の若いブドウは、Le Carillon de Rougetに使われています。
    • 手作業でブドウを収穫しオークの大桶で発酵されます。オーク樽またはステンレス鋼の大桶で区画ごとに醸造され、その後オーク樽(33%新品)で18ヶ月間醸造されます。
    • Labruyère家は現在、有名なワインメーカーであるMichelRollandと相談してこの地所を管理しています。

    フランスワインAOCとは?

    概要

    1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
    全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。


    Bordeaux 地域

    ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
    また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

    Medoc地区

    1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。
    唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
    白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。

    水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

    Pomerol村

    • 評判の大きさとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
    • 葡萄畑の総面積は約800haと小さく平坦な土地にある。
    • ここのワインの評価が高まるのは20世紀始めでJean-Pierre Moueix社の功績が大きい。
    • サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は土壌にある。
    • 太古の地層の侵食と中央山岳地帯からトルトニュー川が運んだ堆積土壌とで形成され鉄分を多く含み肥沃。西側が砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質。
    • 栽培葡萄品種はメルロ種が主でほぼ80%を占める。残りも殆どがカルベネ・フラン種で、ソーヴィニヨン種は少ない。
    • 出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。
    • 多くは、4~7年で飲み頃となる熟成の速いタイプ。極上ものは長寿である。
    • 総体的にバランス良く、高水準。
    • 「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、ポムロールの全生産量は34,850hlと少なくワインは総体的に高価格。
    • サン・テミリオンより平均的にシャトーワインの質が高いと言われていて、今やボルドーを代表する銘醸地の一つである。
    • 公的格付け(Crus Classés)はなされていない。

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    趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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