Ch.Montrose 1999'概要
【種類・格付け】AOCワイン / Chateau Wine / Medoc Seconds Cru Classe(第2級)
【Region / Appellation】St.-Estephe > Medoc > Bordeaux
【Wine Style】Savory and Classic
【Cepages】64/CS 4/CF 31/ME 1/PV
【Grape/Blend】Bordeaux Blend Red Wine
【Food Pairing】Beef and Venison
【生産者】Ch.Montrose
【平均価格】¥38,000/750ml
【直近のグレートヴィンテージ】70' 75' 82' 86' 89' 90' 96'
【consultant Enorogu】
【ETC.】直近のグレートヴィンテージ70' 75' 82' 86' 89' 90' 96' 「Latour」と並んで最も晩熟なワインのひとつとされ50年の熟成にも耐えるワインを造っています。
私達をワインの世界に導いたのが「Stags Leap Wine Cellars 1993'」ならば、ワインの世界に引きずり込んだのは紛れもなく「Ch.Montrose1982'」です。
【思い出】20060618 ワールドサッカー日本VSクロアチア戦観戦中。なんと日本選手の自主性の無さ、これでは点は取れまへん。いらいらが高じてワインも二本目になっちゃいました。
【思い出】20060930 2000’5/4、台北で購入した18年熟成のCh.Montrose1982’でファンになり今回の台北でも仏料理店に持ち込いただきました。実にうまい!!
1866年、Mathieu Dollfus(アルザスの事業家)所有。
【ETC.】直近のグレートヴィンテージ70' 75' 82' 86' 89' 90' 96' 「Latour」と並んで最も晩熟なワインのひとつとされ50年の熟成にも耐えるワインを造っています。
初めてCh.Montrose 1982’に出会ったのは2000’5/4です。18年の歳月を経ても私の中には素晴らしい強烈な印象が残っており、完熟したボルドーワインが演出する最高の世界を知ることが出来ました。
私達をワインの世界に導いたのが「Stags Leap Wine Cellars 1993'」ならば、ワインの世界に引きずり込んだのは紛れもなく「Ch.Montrose1982'」です。
エチケット
【思い出】20060320 「八戸工業大学遮音テスト」時の宿泊ホテルで
旅先まで持参するほど愛飲してました。33-3
33-4
【思い出】20060414 with喜多 Chateau Valentin⇒Ch.Palmer⇒Ch.Montrose
33-5
Chateau Valentin
Ch.Palmer
Ch.Montrose⇒Almaviva 33-6
Almaviva
20060624 セラーに後1本しか残ってない 33-7
33-8
当日の新聞の切抜き、ワインとの関連性は何も無(^-^)
「ゴッホの寝室」
【歴 史】
その昔、この丘一帯にヒースが茂っていて、春になると丘全体がピンク色に染まっていたことから、『Montrose(バラ色の丘)』という名前がつけられた、と言われている。
もともとMontroseの土地は「Latour」「Lafit」「Mouton」「Calon Segur 」 を含む広大な葡萄園を所有していたNicolas Alexandre de Segur侯爵(葡萄公)の所有地でした。
1866年、Mathieu Dollfus(アルザスの事業家)所有。
シャトーの改築・増築、設備の近代化、新しい栽培・醸造技術の取り入れを行いMontroseを畑からワイナリーまで、当時最も素晴らしい技術を持ったシャトーへと進化させます。
1896年~2006年、Charmolue家の所有。
2006年、Martin and Olivier Bouygues兄弟(フランスの建設・通信産業の大手)がシャトーを購入する。現在は、Martin Bouygues氏の妻Melissa Bouygues氏が代表の座に就いています。
(2006年から2011年はCh.Haut Brionの元支配人のJean Bernard Delmas氏が社長を努め、2012年からはCh.Mouton Rothschildの元社長のElve Berlan氏が社長を務めています。
セラーマスターはVincent Decup氏。ヴィンヤードマネージャーはPatricia Teynac氏が務めています)
Chateau System
- ボルドーの特有の制度として「シャトー名をラベルに表示」したワインを市場に出すための条件を決めた制度が「シャトー・システム」です。
ボルドーワインは「シャトー・ワイン」と「ゼネリック・ワイン」に分けられる。
- 「Chateau Wine」の中でも常に高品質ワインを造っているシャトーには公的「格付け」がなされておりラベルには「Cru Classe」と表示し区別している。
- 「シャトー名をラベルに表示」できる条件。
- *自己の葡萄畑で栽培した葡萄のみを使用する
- *自分の醸造所でワインに仕込む
- *自分のところで樽貯蔵する
- *自分のところで瓶詰めを行う
- *畑や醸造所の設備などへの条件はありません。
- シャトー名を表示できないので一般的には、地域・地区・村のAOCの名前が大きくラベルに表示されている。
- ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、混醸したワインを言う。 当然ながら他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ません。
- ワインはその地区や村の性格を反映し、AOCの規定に従った一定の水準以上のものでなければならない。
- ラベル表示はAOCにのっとって3種類に分けられる。
- ボルドー全域のもの「Bordeaux」
- 地区のもの「Medocや Graves・・・・」
- 村のもの「MargauxやSt-Emilion・・・・」 これはセミ・ゼネリックとワンランク上の呼び方をする。
Ch.Montrose 記事
- フランスワイン これだけ知っていれば大丈夫
- ワイン生産地の詳解 / フランス
- French Wine Label Information(概略)
- フランスワイン AOP法と格付け
- フランス ワインにAOPの表示?
- フランスワイン AOC と AC の使い分け
- ボルドーワインとは❓ 基礎知識(生産地区の特徴と制度)
- ◎ボルドーPauillac村の格付けシャトー/サイトマップ
- ボルドー St-Emilion / Pomerol の特徴と格付け
- ボルドーGravesの特徴と格付け
- ボルドー Entre de Mers地区の特徴とAOC
- ボルドー Blaye & Bourg地区の特徴とAOC
- ボルドーリブルネ地区の天才醸造家「Pierre Lurton」との再会を祝して。
この記事は以下のような人におすすめです!
- ワイン購入に失敗したくない人
- ワイナリーの物語を知って飲みたい人
- ワインの知識を深めたい人
my SNS