記念日に飲む最高の赤辛口フランスワインCh.Mouton Rothschild 1991'

2018年4月9日月曜日

Bordeaux Le Medoc

t f B! P L
ムートンは、五大シャトーの中で最も“豪勢”“派手”と言われています。ラフィットの優雅さ、マルゴーの女性らしさ、ラトゥールの男性的な力強さなどとは一線を画し、濃厚で芳醇、ふくよかで肉づきがよくリッチな味わいです。更に深くてエキゾチックな魅力もあり、10~15年、じっくり瓶の中で熟成させていくと、獣肉のような艶めかしさが現れてくるという、とても魅惑的なワインなのです。
  

Ch.Mouton Rothschildの基礎知識

【種類・格付けAOCワイン / Chateau Wine / Medoc Premier Grande Cru Classe
【地 域】Bordeaux
【地 区】Medoc
【村 名】Pauillac
【Cepages】主/CS
【所有者】Rothschild家祖Mayer Amschelの三男ロンドンRothschild家祖Nathan  Mayer
の三男Nathanielが1853年に取得。
NathanielはパリRothschild家祖Jamesの長女Charlotteと結婚し叔父の銀行業を手伝う為パリに移住する。(家祖Mayer Amschelの五つの遺言の一つ:婚姻はRothschild一族内で行うこと)  
【運営主体】【醸造家】【管理者】Baron Philippe de Rothschild社
【ETC.】動画で語るワインレッドの心

こぼれ話/逸話 

  • 1991’のエチケットはSetsuko Balthus画伯による。
  • 1993’はご主人のMichel Balthus画伯の作品がエチケットになっています。
  • 100年以上も変更されることのなかった1855年のメドックの格付けがCh.Mouton Rothschild によって1973年唯一ひるがえされる。
  • ロンドンロスチャイルド家がこのシャトーを買収したのは、1853年。その2年後のメドックの格付けで残念なことに2級に格付けされてしまいました。以後1級になるために様々な努力と働きかけを行い、実に118年後の1973年、4世代にわたる努力の末、ムートンは悲願の昇格を果たす。
  • その時の有名な逸話に「われ1級になりぬ、かつて2級なりき、されどムートンは昔も今も変わらず」という名文句があります。 
  • 人気の一因にアート・エチケットの存在が挙げられます。1945年以降、毎年、著名なアーティストがエチケットを飾っています。ダリ(58年)、ミロ(69年)、シャガール(70年)、ウォーホル(75年)など、豪華なアーティストが描いたエチケットの数々は、見ているだけでもうっとりする美しさで、コレクターも多いのです。
  • このエチケット・コレクションの火付け役であるPhilippe de Rothschild男爵(1902~1988)は、1922年から、独創的なアイデアでシャトーの改革を続けた、大胆不敵なカリスマ的人物でした。

【Philippe de Rothschild男爵】(1902~1988)

1853年、Ch.Mouton Rothschildを取得したRothschild家祖Mayer Amschelの三男ロンドンRothschild家祖Nathan  Mayerの三男Nathanielから数え4代目。

エチケット日記

1999'10/13
参考価格(1998’購入)/1991'/¥25000
Setsuko Balthus画伯 19991013★★★★25-6
1993’ Michel Balthus画伯

【ユダヤの国際財閥Rothschild家】 
ドイツのフランクフルトで古物商兼両替商をしていたマイヤー・アムシェルは5人の息子をフランクフルト、ロンドン、パリ、ウイーン、ナポリの主要都市に分散し巨大な金融帝国を築き上げました。
1853年:Rothschild家祖 Mayer Amschelの三男ロンドンRothschild家祖Nathan Mayerの三男Nathaniel Mayerが「Ch.Mouton」を購入。
1868年 : Rothschild家祖 Mayer Amschelの五男パリRothschild家祖James Mayerが「Ch.Lafite」を購入。
https://longstay-wine.blogspot.com/2019/06/rothschild.html


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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