フランスこだわり赤ワイン Ch.Latour a Pomerol /フルボディ

2021年4月26日月曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
ボルドーワインCh.Latour a Pomerol

この記事は以下のような人におすすめ!
  • ワイン購入に失敗くない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人

非常に入手困難なワインです。店頭で見かけたらすかさず買ってください。



Ch.Latour a Pomerol の基礎知識

【種 類AOCワイン / Chateau Wine
格付けAC Pomerol
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】Pomerol
【Cepages】85/ME  15/CF
【所有者】マダム Lily Paul Lacoste(ペトリュスのマダムLouverの姪) 
【管理者】1962よりChristian Moueix(J-P Moueix)
【スタイル】フルボディ

ワインラベル

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Ch.Latour a Pomerol

私はこの1996’ヴィンテージを2004’9/18 に宅飲みしています。これが最後の一本。
かなりレア物でショップで探しても無く、大阪難波、南地の大和屋さんに行った時(2000'2/29)提供されたワインがこれで無理を言いわけてもらいました。
"もの凄く力強く濃いルビー色だった”とコメントしています。評価は★★★でした。

参考購入価格
 2000’購入/ヴィンテージ1996'/¥14000

参考2021’相場価格

  • ヴィンテージ2020'/¥65,000
  • ヴィンテージ2019'/¥8,300
  • ヴィンテージ2018'/¥10,000
  • ヴィンテージ2017'/¥10,000
  • ヴィンテージ2016'/¥10,000
  • ヴィンテージ2015'/¥12,000

味わい/香り/合わせる食材

1994’ヴィンテージ 味わい

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□■□□強い
  • 甘み:   ドライ□■□□□甘い
  • 酸味:  まろやか□□■□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)

黒系果実の香り:よく熟したしっかりめの味わい。
プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワイン
なめし皮:タンニンの多い赤ワインに出る香り。
腐葉土の香り:熟成のピークを迎えた赤ワイン。
コーヒーの香り:ポムロールやサンテミリオンの新樽熟成されたメルロによるワイン。
タバコの葉の香り:長期熟成した赤ワインに表れる香り。

Food Suggestion

このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
添え物、おかず、ソースも考慮する。

Ch.Latour a Pomerolに関連する事

『Pomerol』

その評判の大きさとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
ここのワインの評価が高まるのは新しく20世紀始めで、Jean Pierre Moueix社の功績が大きい。かっては<サン・テミリオン>と同一視され、その名は殆ど知られていなかった。
サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は、その土壌にある。太古の地層の侵食と中央山岳地帯からトルトニュー川が運んだ堆積土壌とで形成され、鉄分を多く含み肥沃。西側が砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質。
葡萄畑の総面積は約800haと小さく、ほぼ平坦な土地にある。栽培葡萄品種はメルロ種が主で、ほぼ80%を占める。残りも殆どがカルベネ・フラン種で、ソーヴィニヨン種は少ない。このため、出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。多くは、4~7年で飲み頃となる熟成の速いタイプ。極上ものは長寿。
総体的にバランス良く、高水準。「シャトー・ペトリュス」や「シャトー・ル・パン」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、生産量が少ないのでワインは総体的に高価格。

『Jean Pierre Moueix社』

あのペトリュスやトロタノワと言ったポムロールを代表する有名シャトーのオーナーであるが、同時に、ポムロール、サン・テミリオン、フロンサックなど、ボルドー右岸のワイン専門のネゴシアンでもある。

同社の歴史は、今日のその名声に比べると決して古いものではない。現在の当主クリスチャン・ムエックスの父親ジャン・ピエールがリブルヌで創業したのは1937年です。

1950年代以降、J.P.ムエックス社は利益をブドウ畑に投資する方針を貫き、ペトリュスの他、ポムロールのラ・フルール・ペト・リュス、マグドレーヌ、トロタノア等を次々に買収と共に、買い取れなかったシャトーについては、そのワインの独占販売権を獲得していき。急速な発展を遂げます。

2008年にはサンテミリオンのシャトー・ベレールを買収し、今日では11のシャトーを所有し、そのぶどう畑の総面積は100ヘクタールを超えています。

1947年以降、マダム・ルバが所有していたペトリュスもムエックス社が独占販売業者になっていたが、1964年、マダム・リリー・ラコストとともに共同所有者となりました。
Jメルローの達人"と呼ばれた醸造家ジャン・クロード・ペループを得て、ペトリュスの品質を高め、世界で最も希少で高価なワインへと変貌させると共に自身のネゴシアンとしての地位を確立した。

J.P.ムエックス社は、自社の所有するシャトーにおいて常に最新の技術を用い品質の向上や伝統的な価値を尊重することに努めています。
栽培担当者、醸造家、セラー・マスター、テクニカル・ディレクターは、ぶどう栽培から、醸造・熟成のあらゆる工程に、細心の注意を払い、ワインづくりを行っています。

メルロー主体のワインは、現代のワイン愛好家に高く評価され、世界的な注目が高まるとともに、畑への投資も拡大し、ワインの品質は年々高まっています。

ペトリュスとムエックス社の成功がポムロールの他の生産者のワインの品質向上に努めるきっかけとなった。その結果、ポムロールという小さなアペラシオン自体が注目され、ボルドーの右岸のポムロールを左岸のメドックに優るとも劣らぬ銘醸地として認知されるようになっていった。ジャン・ピエール・ムエックス社の功績は誰もが認めるところとなっています。

フランスワインとは?

概要
1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。


Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Medoc地区

1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。
唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。

水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

Pomerol村

  • 評判の大きさとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
  • 葡萄畑の総面積は約800haと小さく平坦な土地にある。
  • ここのワインの評価が高まるのは20世紀始めでJean-Pierre Moueix社の功績が大きい。
  • サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は土壌にある。
  • 太古の地層の侵食と中央山岳地帯からトルトニュー川が運んだ堆積土壌とで形成され鉄分を多く含み肥沃。西側が砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質。
  • 栽培葡萄品種はメルロ種が主でほぼ80%を占める。残りも殆どがカルベネ・フラン種で、ソーヴィニヨン種は少ない。
  • 出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。
  • 多くは、4~7年で飲み頃となる熟成の速いタイプ。極上ものは長寿である。
  • 総体的にバランス良く、高水準。
  • 「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、ポムロールの全生産量は34,850hlと少なくワインは総体的に高価格。
  • サン・テミリオンより平均的にシャトーワインの質が高いと言われていて、今やボルドーを代表する銘醸地の一つである。
  • 公的格付け(Crus Classés)はなされていない。


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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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