ボルドーワイン Ch.Haut Brion 1992’

2018年4月7日土曜日

Bordeaux Les Graves

t f B! P L
【思い出】1999'8/6   絹のようなビロードのような感覚が有ります。不良年とはいえ、さすが、飲んで楽しくなりますね。
【Menu】
【大好き印】★★★
【種類・格付けAOCワイン / Chateau Wine  /  Medoc Premier Grande Cru Classe(第1級)
【地 域】Bordeaux
【地 区】Les Graves
【村 名】Pessac-Leognan
【Sepages】50/CS 20/CF  25/M
【ETC.】
【所有者】ディロン一族(1935年に購入)、米国人が所有する唯一の第一級シャトー
【管理者】ジャン・デルマ(ワインの世界における最も才能のある管理者の一人)
エチケット↴

【ETC.】長期間(最長30ヶ月)新樽で熟成させ、ポムロルのクリネと並んで、ワインを瓶詰めする時期が最も遅いシャトーの1つ。
 ダグラス・ディオンの娘であるジョアンがこの会社の代表取締役となった1975年のヴィンテージから再び、1966年以前には備わっていた、本来の土っぽい豊かさと凝縮味を取り戻した。最初の夫であるルクセンブルクのシャルル皇太子が亡くなった後、彼女は1978年にムシイ公爵と再婚した。これと同じくして、バーン=オー=ブリオンへまわされるブドウの量が増やされ、それにより、オー=ブリオンの品質が改善された。
 更に、ジャン・デルマに対し、このシャトーを運営する全権限が与えられた。彼はフランスにおける最も才能のある、また知識豊かなワインの造り手であり、管理者の一人なのである。最新技術を集結したクローン選別についての驚異的な研究では、フランスで彼の右に出る者はいない。1980年代に収穫が豊かになると、デルマは、ポムロルのシャトー・ペトリュスのクリスティアン・ムエックス同様に、ブドウの房を切り取ることで収穫制限した。この方法により優れた凝縮味と驚異的な質を備え、最高のヴィンテージにおいては、早熟であるにもかかわらず、このワインは30年かそれ以上熟成を続ける能力を持っており、ほかのいかなる第一級シャトーのワインよりも飲み頃である期間が長いものになった。
1978年以来、セカンド・ラベルのバアン=オー=ブリオンも質的向上をとげ、シャトー・ラトゥールのレ・フォール・ドゥ・ラトゥールとともにボルドーで最高のセカンド・ワインといわれている。
平均年間生産量:14.000~18.000ケース
畑 面積:43ha
平均樹齢:36年
育て方:収穫は手作業。発酵は温度調節された225hl入りのステンレス鋼の発酵槽で行われる。マストの温度によって、コンピューター制御でポンピング・オーバーし、温度調節する。
平均温度は30℃。熟成は新しいオーク樽で22ヶ月間。新鮮な卵白で清澄処理される。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロー37%、カベルネ・フラン18%
 
 白ワインはグラーヴ地方で最高のワインであると評価されているが生産量が非常にわずか。驚異的なモンラッシェのようにふくよかな舌触りのある白のグラーヴづくりを追求するジャン・デルマの指導のもと、この白ワインはまったく力強いものとなっている。
平均年間生産量:7.800本
セカンド:5.000本
畑 面積:2.7ha
平均樹齢:36年
植樹密度:8.000本
平均収量:35hl/h
育成:発酵と13~16ヶ月間の熟成はオークの新樽で行う。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:セミヨン63%、ソーヴィニョン・ブラン37%

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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