フランスこだわり赤ワイン Ch.Beauregard/フルボディ

2021年4月12日月曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
ボルドーワイン Ch.Beauregard
😁シャトーの顔が見えれば購入も飲む時も楽しいです😀

軽くて親しみやすいスタイルに仕上げられたワインですが入手困難なワインのひとつです。店頭で見かけたらすかさず買ってください。

Ch.Beauregard の基礎知識

【種 類AOCワイン / Chateau Wine
格付け / AC Pomerol
【地 域】Bordeaux
【地 区】Libournais
【村 名】Pomerol
【Cepages】40/CF  60/ME
【所有者】歴史欄を参照
【consultant   Enorogu】Michel Rolland
【Style】フルボディ
【second wine】Le Benjamin de Beauregard
【スタイル】フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディ

ワインラベル

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Ch.Beauregard

私はこの1997’ヴィンテージを 2004’4/3 に宅飲みしました。
Primeur97'/ヴィンテージ1997'/¥5300で購入しています。

参考購入価格(2001’相場)

  • ヴィンテージ2019'/¥6400
  • ヴィンテージ2018'/¥7600
  • ヴィンテージ2017'/¥7300
  • ヴィンテージ2016'/¥7900
  • ヴィンテージ1970'/¥6600

品種/味わい/香り/合わせる食材

ブドウ品種

メルロー/カベルネ・フラン/

2013’ヴィンテージ 

  • ボリューム: 軽い□□□■□重い
  • タンニン: 控えめ□□□■□強い
  • 甘み:   ドライ□■□□□甘い
  • 酸味:  まろやか□■□□□シャープ
  • 果実味:スパイシー□■□□□フルーティー

香り(アロマ/ブーケ)から分かること

  • 黒系果実(ブラックベリー カシスなど) プルーン レーズン 樽香 なめし皮
カシスの香り:日照量が多いブドウから造られた赤ワイン。
プルーンの香り:熟しすぎた葡萄から生産されたワイン
レーズンの香り:収穫を遅らせてつくったワイン
樽香:果実味と樽の個性が見事に融合したもの。
なめし皮:タンニンの多い赤ワインに出る香り。

Food Suggestion

このワインを赤身の肉に合わす場合には厚めのステーキが良いです。
添え物、おかず、ソースも考慮する。

Ch.Beauregardこぼれ話

ブドウ園は17.5ha(43a)にメルロー70%とカベルネフラン30%、 少量のカベルネ・ソーヴィニヨンとマルベックが植栽されています。

近隣にはPe'trusやPetit-Village、Vieux Chateau Certan、La Conseillanteなど錚々たるトップシャトーが集まっている、非常にポテンシャルの高いエリアにあります。

サンテミリオンとの境界線近くにあるため「ポムロール的Cheval Blanc」と評されることもあるポムロールでも特異なシャトーです。

植樹、土壌排水、メルロ種とカベルネ・フラン種のクローン選別や集団選別といった大規模な改修を行い、鉄の酸化物を下土に持つ粘土と砂が入り混じった砂利質土壌の持ち味を十分に発揮できるグラン・クリュにふさわしいテロワールになりました。

1992年から、
  • 若木や一部の古樹になる過剰ブドウを間引きしています。
  • ブドウの実のまわりに生えている葉を手で摘み取っていく緑の収穫『ヴァンダンジュ・ヴェール』が一般化されています。「青摘み」とよばれるこの技術により、ブドウの成熟や果皮に含まれるアロマやタンニンの凝縮が最高状態に達しテロワールの持ち味である上品さや複雑さがよりはっきりとワインに現れてきます。
  • ブドウは、大型で近代的な温度管理されたワイングラス型のセメントタンクで発酵されます。 これらは、ブドウ園のさまざまな区画に対応するようにサイズが異なります。 
  • ワインはフレンチオーク樽で18〜24ヶ月熟成されます。
  • 新樽使用率は約65%です。 

Ch.Beauregardの歴史

1677年に Bernard Beauregard によって設立され、1800年代に本格的にワインを生産します。 
1991年に Bernard Beauregard銀行に買収される。
2014年に Bernard Beauregard銀行は、Galleries Lafayette のオーナーMoulin family家とSmith Haut Lafitteの所有者 Cathiards に売却します。この売却には、BPCE銀行が2003年に買収したLalande-de-Pomerol のCh.Pavillon de Beauregard も含まれていました。

フランスワインについて

フランスワインは法律により厳しく管理されています。

AOCとは?

1935年に優れた産地のワインを保護、管理することを目的としてAOC(原産地統制呼称法)が制定されAOCを名乗るための規制が定められています。
全生産量の42%がこのカテゴリーに入ります。

詳細記事⇒△フランスワインとは❓ 産地とAOC制度

ボルドーワインについて

Bordeaux 地域

ボルドーはフランスのAOCワインの約4分の1に当たる膨大な量のワインを産出しています。
また質においても並酒から最高級ワインに至るまで有る幅広く多彩な銘醸地域であります。

Medoc地区

1855年、ナポレオン3世によって、この年に開催されるパリ万博の目玉商品として赤ワインはメドックのものが61選ばれ1級から5級までのランク付けがされた。
唯一の例外はグラーブの「オー・ブリオン」がメドック以外から1級に格付けされています。
白ワインはソーテルヌのものが26選ばれています。

水はけのよい砂礫層(小石、砂、砂利の混合土)の土壌は主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適です。これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

Pomerol村

  • 評判の大きさとは裏腹に小さな村である。歴史や文化の影を持つ建造物が見当たらず、平凡な田舎風景が起伏の少ない台地に広がっている。
  • 葡萄畑の総面積は約800haと小さく平坦な土地にある。
  • ここのワインの評価が高まるのは20世紀始めでJean-Pierre Moueix社の功績が大きい。
  • サン・テミリオンの隣にありながら、はっきり違うワインが生まれる理由は土壌にある。
  • 太古の地層の侵食と中央山岳地帯からトルトニュー川が運んだ堆積土壌とで形成され鉄分を多く含み肥沃。西側が砂質、サン・テミリオンに近い東は粘土質。
  • 栽培葡萄品種はメルロ種が主でほぼ80%を占める。残りも殆どがカルベネ・フラン種で、ソーヴィニヨン種は少ない。
  • 出来るワインはメドックのものよりタンニンが少なく、一般的に香り豊かで、輝かしいルビー色。アルコール分が多く、芳醇なコクを持ちながら、柔らかな口当たりが特色。
  • 多くは、4~7年で飲み頃となる熟成の速いタイプ。極上ものは長寿である。
  • 総体的にバランス良く、高水準。
  • 「ch.Pétrus」「Lafleur」「Le Pin」など揺ぎ無い名声を誇る銘柄があり、ポムロールの全生産量は34,850hlと少なくワインは総体的に高価格。
  • サン・テミリオンより平均的にシャトーワインの質が高いと言われていて、今やボルドーを代表する銘醸地の一つである。
  • 公的格付け(Crus Classés)はなされていない。

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自己紹介

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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