2018年4月23日月曜日

フランスワイン(Champagne) Delamotte Brut

【思い出】2004'7/18    2004'8/1     blanc de blancsのスペシャリスト 、Chardonnay種の特質を十二分に引き出したChampagneづくりを得意とするDelamotteらしくキリッとした味わいの Brut(極辛口)だ。
【大好き印】★★★★
【種類・格付け】AOCワイン
【地 域】AC Champagne
【地 区】Cotes des Blancs
【村 名】Le Mesnil sur Oger 村(Grands Crus)
【Sepages】50/Chardonnay  30/Pinot Noir  20/Pinot Meunier
【所有者】Laurent-Perrier社ナンクール家)
【生産者】Maison de Champagne Delamotte
【ETC.】BordeauxではChateau、BourgogneではClimat(畑名)、Alsaceでは葡萄品種、Champagneではブランド(メーカー)が重要。と言う事であれば超一流品。
発泡酒いろいろ
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20040718 6-1
20040801 6-2


『Salonの姉妹メゾンDelamotte』
こだわりのシャンパーニュSalonと、同じ村で造られている姉妹メゾンDelamotte。
Salonと同じくChardonnayに強いこだわりを持って造られており、こちらの最もベーシックなキュヴェでさえ、Cotes des BlancsのGrands Crusのシャルドネを50%も使用しています。それに加え、ブズィとアンボネからのピノ・ノワール種を3割。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ産のピノ・ムニエ種2割から造られています。
Salonが造られなかった年のブドウは全てDelamotteに使用され、醸造家もSalonのチームが作業にあたります。キメ細かいクリーミーな泡立ち。グレープフルーツやピーチのフレッシュなアロマ。気品溢れるフィニッシュは、サロンとの近似性を感じずにはいられません
DelamotteのBrutは基本的に辛口の部類に入る。BrutといってもMaisonによってdosage(補糖)の割合はさまざまで、平均で1リットル当たり15グラムといったところ。ところがDelamotte社の場合はリットル当たり9グラムと少なく、これはChampagneのもとになるワインの質が高い事を示唆している。それほどでもない水準のChampagnedosageのパーセンテージを低めてみても、酒質がそのまま地の状態で現れてしまうため、いたずらに割合を下げることは出来ない。これらのことからもいかに同社が質の優れた原料ぶどうを用いているかが分かる。
『Salon』
1911年、ウジェーヌ・エメ・サロンという一介のChampagne愛飲家が造り上げたのがSalon。

複数のクリュやセパージュを組み合わせるAssemblage(調合)が王道のChampagneにおいて、サロンは異色を放ちました。Le Mesnil sur Oger村のChardonnayのみを用い、生粋のblanc de blancに仕立てられたからです。1つの村、1種のブドウ、1つの年、そんな唯一無二のChampagneがSalonなのです。
このChampagneは、パリきっての社交場MAXiM'Sで振る舞われ、当時の富裕層の心をたちまち掴む。『Salon』は独特の哲学に基づき、ブドウの出来の良い年にだけ造られています。これまでの100年で、販売されたのはたった37回、まさに幻のシャンパーニュです。シャルドネの聖地、Cotes des Blancsの中でもGrands CrusであるMesnil sur Oger 村で育ったブドウのみを使ったChampagneは、ミネラルを豊富に含み、比類なき複雑なフレーバーを与えられ、その熟成には最低10年をかけています。
『歴史』
Eperney近郊のキュミエールなどにぶどう畑を所有していたフランソワ・ドゥラモットが1760年、ヴァン・ド・シャンパーニュという会社をReimsに設立、これがドゥラモット社の前身となる。
その後長男のアレクサンドルが成人を迎えたのを機に、1786年、社名をドゥラモット・ペール・エ・フィス(ドゥラモット親子商会)に変更、現在に続くブランドが誕生する。
後にアレクサンドルの弟ニコラ・ルイが会社を引き継ぎ、共同経営者としてジャン=バティスト・ランソンを社に引き入れたが、1837年にニコラ・ルイが亡くなると、ジャン=バティストは社名をドゥラモットからランソンに変更、ドゥラモットのブランドは一時消滅することになる。
20世紀に入り、マリ=ルイーズ・ド・ナンクール=ランソンにより、両大戦の狭間1927年にドゥラモットの名が復活。そして1988年にはSalonとともに同じナンクール家が経営するLaurent-Perrierの傘下に入り、現在にいたっている。

『Cote des Blancs』 blanc de blancs誕生の地
Reimsの南、Epernayの街の南に位置する地区。
日照に恵まれた東向きのぶどう畑は優れた石灰質土壌。栽培するぶどうのほとんどはChardonnayで、ミネラルを豊富に含む高品質なChampagneを生み出している。
Grands Crusの村
Avize村 アヴィズ
Chouilly村 シュイイ
Cramant村 クラマン
Les Mesnil-sur-Oger村 ル・メニル・シュル・オジェ
Oger村 オジェール
Oiry村 オイリ
地区中心に位置するCramant、Avize、Oger、Les Mesnil-sur-Oger特に名高い。
Premiers Crusの村
Bergere-les-Vertus村 ベルジェール・レ・ヴェルテュ
Chouilly村 シュイイ
Cuis村 キュイ
Etrechy村 エトレシィ
Grauves村 グローヴ
Vertus村 ヴェルテュ
Villeneuve-Renneville-Chevigny村 ヴィルヌーヴ・ルネヴィル・シェヴィニー
Voipreux村 ヴォワプルー
コート・デ・ブランの代表的な生産者
Salonサロン
毛皮商として成功したウジェーヌ・エメ・サロンが1900年代初頭にル・メニル・シュル・オジェ村に設立。「ぶどうが最良の年にしか造らない」がモットーで、ぶどうが不作だった年には生産を見合わせ、ヴィンテージが手に入った年にのみ最上質のシャルドネの一番搾り果汁だけを使用して生産する。現在JALのファースクラスで提供されているシャンパンとしても有名。
Deramotteドゥラモット
1760年創業。シャルドネの特性を引き出すことで評価が高いメゾン。Salonの姉妹メゾンという位置づけを担っており、サロンが造られない年のぶどうを使用して造られるのがこのDeramotteとなる。ラインナップは「Brut NV」「blanc de blancs NV」「blanc de blancs Millesime」「Rose」の4種。全てに共通するのはChardonnayのキャラクターからくるクリーンで上品な風味。
スタンダードなキュヴェのBrutでさえ、50パーセントと高い比率でChardonnayを用いる。(唯一の例外はPinot NoirChardonnayを8:2の割合でブレンドするRoseだけ)
他の多くのMaisonの場合、スタンダード・クラスに使用するChardonnay種の割合は30パーセント前後です。Le Mesnil sur Oger 村をはじめCotes des BlancsのGrands Crusで収穫されたChardonnayの、ピュアな風味がMaisonのアイデンティ。
瓶内熟成期間はBrut NVで30〜36ヶ月と長く、blanc de blanc NVでは4〜5年も澱と一緒に寝かせられる。
品種やクリュ、長期熟成など当然ながらSalonとの近似性が散見され、Mesnilメニル、Avizeアヴィーズ、Ogerオジェール、CramantクラマンのChardonnayがAssemblage(調合)されたblanc de blanc Millesimeに至っては、プチ・サロンと呼んでしまいたくなるほどの気品と複雑味が堪能できる。
Duval-Leroyデュヴァル・ルロワ
1859年にシャンパーニュ商人であったルロワ家と、ぶどう栽培家のデュヴァル家が共同でヴェルデュ村に設立。ぶどう栽培から醸造まで一貫した哲学を持って取り組むメゾン。
Montagne de ReimsとCotes des Blancsに200ヘクタールのPremiers CrusとGrands Crusを所有し、コート・デ・ブラン地区では最大級のPremiers Cru所有者のひとつとして知られる。

『Champagneの葡萄畑の格付け』
Champagne地方の全ブドウ栽培地は村単位で格付けされ分類されており、その格付けによってブドウの価格が決まる。
Grands Crus (特級の葡萄畑)
Premiers Crus (1級の葡萄畑)
Autres Crus (その他の葡萄畑)