ブルゴーニューワイン  Maison Louis Latour Chablis La Chanfleure

2021年12月8日水曜日

Bourgogne

t f B! P L


シャブリの他の白ワインよりも手頃な価格。#Burgundy #ふだん飲みワイン

ブルゴーニュワインMaison Louis Latour Chablis La Chanfleure

Maison Louis Latour Chablis La Chanfleure


  • 【生産者】Louis Latour
  • 『オーナー』7代目 Louis Fabrice Latour
  • 【地域/Appellation】Chablis
  • 【Country Hierarchy】Burgundy, France
  • 【ワインスタイル】White - Green and Flinty 辛口 
  • 【Cepages】Chardonnay 
  • 【平均価格】¥2800/750ml
  • 【おすすめ料理】Shellfish, Crab and Lobster


Louis Latour 


  • ブルゴーニュの主な négociant でありワイン生産者です。ポートフォリオの大部分は、 Pinot Noir と Chardonnay から生産されています。
  • 1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
  • 1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、徐々に自社畑を広げていきます。
  • 17世紀から Aloxe-Corton でブドウを栽培をしてきたLatour家は、50ha(125a)のドメーヌを取得し、1834年に Corton Grancey ワイナリーを建設しました。
  • 1797年に設立された同社は、現在も家族経営で運営されています。
  • 成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させる。
  • こうした努力と成功を経て、Louis Latour は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。
  • ドメーヌは、ブルゴーニュのどの生産者よりも最大の Grand cru ブドウ園を所有しています。約48ha(118a)のブドウ園を所有する同社は、ブルゴーニュ全域、および南フランスのArdèche と Var 地方に多くの土地を所有しています。
  • Louis Latour が所有するブドウ園の大部分は  Aloxe-Corton にあり、これらのうち26エーカーは 「Corton-Charlemagne Grand Cru」のブドウ園にあります。
  • 同社はまた、「Le Montrachet」「Romanée-Saint-Vivant」などのいくつかの Grand cru や Premier cru のブドウ園でワインを製造しています。
  • ワイン生産は、各地域のテロワールとブドウ園の区画に基づいて生産されています。
  • 赤ワインはフレンチオークの大桶で発酵された後、樽で最大12か月間使用されます。
  • 一方、シャルドネの発酵は、オーク樽での熟成前にステンレス鋼で行われます。 
  • ブルゴーニュの偉大なワインの誕生は、熟成のため約12ヶ月もの時間をともにする樽の品質に大きく関わっています。「ルイ・ラトゥール」もその重要性を十分に認識し、自社で樽工場を所有しています。樽づくりは、今日でも決して機械化されることなく、熟練した職人によって手作業で行われており、その卓越した技術と知恵は、父から子へ脈々と受け継がれ、ワインの品質を支える財産となっています。
  • そしてその樽は、現在、毎年2,000丁以上も生産されており、半数が、品質の高さから、世界の名だたるワイナリーに輸出されています。
  • 同様にワインの顔となるラベルもワイナリーに併設された印刷所で、1世紀以上も、ほとんど変わることのないデザインで印刷されており、“商品に関わるものは自らで”というこだわりの哲学は、時代を超えて堅持されています。
  • 1979年、フランス中南部の Ardèche 地方で持ち株を取得し、より手頃な価格で Viognier と Chardonnay を生産しています。
  • また、フランス南東部の Var 地方の Pinot Noir でも同じことが行われています。


エチケット日記


  • この2001’ヴィンテージを 2001'7/16 宅飲みしました。
  • ”適当な酸味ですがChablis特有のキリッとする感じも有る★★★”
  • ボリューム: 軽い□□■□□重い
  • タンニン: 控えめ■□□□□強い
  • 甘み:   ドライ□■□□□甘い
  • 酸味:  まろやか□□□■□シャープ
  • 果実味:スパイシー□□□■□フルーティー
  • レモンの香り:酸味の強い、若い白ワインに強く現れる香り。
  • グレープフルーツの香り:1ha当たりの生産量が多く、涼しい地方で造られる白ワインに共通する香り。
  • アップルの香り:涼しい地方の白ワインに表れる香り。

絵柄をお覚えていると購入時に便利ですよ。
Maison Louis Latour Chablis La Chanfleure


Wine の要素




Region or Appellation

フランスのワイン生産地の詳解


ワイン用語


Remuage とは
  • 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
disgorgement とは
  • Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
  • dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
RM(レコルタン・マニピエラン)
  • 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
lees は2種類有ります
  1. Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
  2. Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
NV(Non-vintage)
  1. ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
  2. 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
  3. 甘口から辛口まである。
  4. 年号表示無し。
structure とは
  • 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
note とは
  • 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
nose とは
  • テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
Climats(クリマ)とlieux-dits(リュー・ディ)の定義
  • Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。
  • Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
Vielles Vignes  とは?
  • フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
  • ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
  • 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
  • つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
  • 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
  • ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。


フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。
ボルドーと共に銘醸地とされるブルゴーニュでは、生産地名が狭い範囲であるほど上級となっています。




 この記事は以下のような人におすすめです!
  • ワイン購入に失敗したくない人
  • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
  • ワインの知識を深めたい人


ワインのこぼれ話


ワインの生産過程で得られる副産物で主要な2つが得られます。
  • ブドウの搾り粕は、文字どおり、ブドウを搾った後に残る果皮や種子などです。
  • 澱(オリ)は、発酵を終えた酵母や、ワインの熟成過程でたんぱく質やポリフェノール、タンニンなどの成分が樽やタンク内で結晶化したものを指します。
  • グラッパ/マール酒、家畜の飼料、有機肥料、化粧品、ロッシェル塩(レーダー軍事利用)などに利用されています。

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趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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