フランス・ワイン Chateau de Saint Cosme Little James' Basket Press Blanc

2022年1月1日土曜日

Vins de Pays&Table

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この地域で最も人気のある Vin de France - Vin de Table ワインで、さまざまな評論家から良い評価を獲得しています。 #Rhone #ふだん飲みワイン


フランスワイン Vin de France 


Chateau de Saint Cosme Little James' Basket Press Blanc


  • 【生産者】Chateau de Saint Cosme
  • 『オーナー』Louis Barruol
  • 【地域/Appellation】Vin de France - Vin de Table
  • 【Country Hierarchy】France
  • 【ワインスタイル】White - Tropical and Balanced 
  • 【Grape / Blend】Sauvignon Blanc – Viognier
  • 【平均価格】¥1600 / 750ml
  • 【おすすめ料理】Chicken and Turkey


Chateau de Saint Cosme


  • Château de Saint Cosme は、Southern Rhône の Gigondas 村のすぐ北に位置するワイン生産者です。
  • この地所は15世紀からワインを栽培しており、Gigondas のアペラシオンの下で作られた Grenache-based のワインは、この地域で最高のワインの1つと見なされています。
  • Grenache, Southern Rhone White Blend, Grenache - Syrah, Syrah, Sauvignon Blanc 種の多くのワインを製造しています。
  • この Estate は、Gigondas 周辺に合計15ha(37a)の3つの低収量のブドウ園を所有しています。これらの「Le Poste」「Le Claux」「Hominus Fides」は、Château de Saint Cosme の最高ランクの単一ブドウ園です。
  • これらのトップワインは、1回目、2回目、3回目のバリック(小型の樽)を組み合わせて熟成されます。いわゆる Solera System です。
  • これらのブドウ園からは、一般的な Gigondas ワインと、古いブドウの木から造られた Valbelle があります。「Le Poste」のブドウ園には、古いオーク樽で発酵および熟成された Clairette 種から造られた Côtes du Rhône Blanc もあります。
  • Wineryの歴史は、約500年間に渡り14世代の当主が Winery を引き継いでいます。
  • Saint Cosme は、この地域で最も古い土地で、Gallo-Roman 文化時代のおそらく独自のブドウ園を有する別荘の敷地内にあります。
  • さらに”ワイン造り”としての歴史はローマ時代にさかのぼり、Saint Cosme の敷地からは、当時ワインの発酵に使われていた樽などが遺跡として見つかっています。この土地でワインが栽培された最初の evidence は1416年です。
  • 現オーナーの Louis Barruol 氏は第14代目当主で、1992年に15haのブドウ畑を父より譲り受け現在はローヌ地域以外にも畑を所有しています。
  • 1997年以来、ネゴシアンとして Gigondas 村以外のさまざまなワインを製造してきました。これらは厳選されたパートナーワイナリーで醸造され、 Saint Cosme が選んだ樽で熟成されます。
  • 「Châteauneuf-du-Pape」「Côte Rôtie」「Saint-Joseph」「Crozes-Hermitage」「Condrieu」の他いくつかの「Côtes du Rhône」と Vin de France red、Vin de Pays d'Oc white の「Little James」が含まれます。

Solera System


    ノンヴィンテージの理由
    • シェリー酒の「樽から樽へ、新しいシェリーを古いシェリーとブレンドしながら熟成させていく」製法の Solera System を採用しているからです。
    • Solera System とは、三大酒精強化ワインの一つであるシェリーの伝統的なブレンド技術です。
    • 約100個の樽を1組にして木樽を3~4段に積み上げ、『ソレラ』と呼ばれる最下段の樽から3分の2くらいの原酒を抜き取り、瓶に詰めます。次に原酒の一部を詰めた瓶に、最上段の樽から原酒を抜き取り加えることでブレンド調整を行い、完成品として出荷となります。
    • こうして量の減った最下段の樽には下から2段目の樽からワインを補填し、その2段目以降の樽には上段から順々にワインを補填、最上段の樽には新酒を注ぐという永久熟成サイクルを構築することにより、収穫年や樽によるばらつきをなくして熟成と品質を均等化することができます。



    エチケット日記


    • 2002'7/1 宅飲みしました。
    • ちなみにLittle James Basket Press は息子さんの名前にちなんでいます。

    Chateau de Saint Cosme Little James' Basket Press Blanc


    Wine の要素




    Region or Appellation




    ワイン用語


    Remuage とは
    • 瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
    disgorgement とは
    • Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
    • dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
    RM(レコルタン・マニピエラン)
    • 自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。
    lees は2種類有ります
    1. Gross lees~~赤ワインの瓶底に沈殿する大きな澱。
    2. Fine lees~~シャンパンやブルゴーニュの白ワインのように瓶内熟成するときに登場するのが細かい粒子状の粕です。
    NV(Non-vintage)
    1. ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
    2. 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
    3. 甘口から辛口まである。
    4. 年号表示無し。
    structure とは
    • 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
    note とは
    • 白ワインでよく使われる表現で 例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
    nose とは
    • テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。
    Climats(クリマ)とlieux-dits(リュー・ディ)の定義
    • Climats とは、特定の地質および気候条件の恩恵を受ける明確に限定された土地の区画。Macro climate, mesoscale climate, micro climate気候、の3つがある。
    1. 例えばある地域が、盆地で大きな水源が近くにないということから大陸性の気候に近く夏は暑く冬は寒いといった特徴がある。これが Macro climate のサイズ感である。
    2. さらにここからある畑をピックアップして見てみると、南西向きの日当たりのいい斜面で、風も山間から吹き降ろしてくる。これが mesoscale climate、中程度のサイズ感での気候の特徴を示す。
    3. そしてその畑の一区画、もっと言えば1本の木単位、1つの房単位でみた時の気候の特徴が microclimate です。
        • Lieu-dit とは、フランスで土地台帳が創設されて以来、その名を地形学あるいは歴史的な特性に由来する土地の小さな区画を指します。
        Vielles Vignes  とは?
        • フランス語で「古いブドウの木」という意味です。
        • ブドウの樹というのは、約3年でワイン造りに使うことができるような実をつけます。そして、20年くらい経つとそれまで強かった木の樹勢が落ち着いてきます。
        • 「樹勢」とは、樹木の成長する勢いのことで、これが強すぎると、果実よりも樹木に栄養が回ってしまい、果実の品質が下がってしまいます。
        • つまり、20歳になると、やっと落ち着いて果実に優先的に栄養を送り込むようになるのです。これ以後、ブドウの樹は丁寧に手入れをすれば、100年以上も生き続けますが、古木になればなるほど、果実の数は少なくなります。
        • 収量は低下しますが、少ない果実には、太陽の光が十分に当たり、また、栄養も十分に行き渡ります。そして、木の根が地中に深く張り巡らされることで、地中の水分、栄養分をたっぷり吸い上げます。
        • ただし、若木でも剪定などによって果実の調整はされています。






        ワインのこぼれ話


        ワインの生産過程で得られる副産物で主要な2つが得られます。
        • ブドウの搾り粕は、文字どおり、ブドウを搾った後に残る果皮や種子などです。
        • 澱(オリ)は、発酵を終えた酵母や、ワインの熟成過程でたんぱく質やポリフェノール、タンニンなどの成分が樽やタンク内で結晶化したものを指します。
        • グラッパ/マール酒、家畜の飼料、有機肥料、化粧品、ロッシェル塩(レーダー軍事利用)などに利用されています。


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         この記事は以下のような人におすすめです!
        • ワイン購入に失敗したくない人
        • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
        • ワインの知識を深めたい人

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        趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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