フランスChampagne  Pol Roger Extra Cuvee de Reserve SEC

2021年10月17日日曜日

Champagne Cremant Franciacorta Cava

t f B! P L


この地域で最も人気のあるワインの1つです。  #Champagneワイン  #ふだん飲みワイン   現在は Pol Roger Brut Reserve とラベリングされています。

フランスChampagne Pol Roger Extra Cuvee de Reserve
 

Pol Roger Extra Cuvee de Reserve

  • 【生産者】Pol Roger 
  • 【Hierarchy/Region・Appellation】Champagne Brut > Champagne> France
  • 【ワインスタイル】Sparkling - Complex and Traditional  / Dry
  • 【Grape / Blend】Champagne Blend 
  • 【平均価格】¥6000 / 750ml 
  • 【おすすめ料理】Shellfish, Crab, Lobster


  • ボルドーではシャトー名、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランド名が重要。

 Wine Style Characteristics(特徴)
※ Sparkling-Complex and Traditional 
  • バターから焼きりんごやトーストまで、このスタイルはヴィンテージのシャンパンやその他の世界中の熟成スパークリングワインに共通しています。

  • Brioche
  • Yeasty
  • Hazelnut
  • Fine bead
  • Baked apple
  • Butter
  • Vanilla

 
※ Champagne Blend
  • Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier から造られた  sparkling wine を指します。フランス北部の Champagne 地方が最も有名です。
  • Champagne AOCは Pinot Noir, Chardonnay, Pinot Meunier, Pinot Gris, Pinot Blanc, Petit Meslier,  Arbane の7種類が許可されていますが、後者の4種類は使用されていません。
  • 新世界では、ほぼ同じ量の Pinot Noir, Chardonnay で生産します。
  • Champagne での栽培に選ばれたブドウは、フランス北部の涼しい大陸気候で熟す可能性が最も高いブドウです。北緯49度の Champagne は、世界で最も北にあり、最も寒いブドウ栽培地域の1つです。その成長期の平均気温は、California, Tasmania, Marlborough, Western Cape 地域よりも数度低くなっています。
  • Champagne の寒い秋は、ブドウを完全に熟成させ、発酵を完全に完了することを困難にします。
  • Pinot Noir は structure を加え、特定のベリーフルーツの香りをブレンドにもたらし、Chardonnay はワインを肉付けし、特にベースワインをオークで熟成する場合に必要な要素をもたらします。
  • Champagne の vineyard において、より広く植栽されている Pinot Meunier は、ワインの重要な構成要素というよりは霜害のリスクを回避する手段です。早期に芽と花を咲かせ熟します。これは Pinot Meunier の風味の欠如を補う以上の利点です。これが、新世界の温暖な地域の「 Champagne Blend」に Pinot Meunier を必要としない理由です。
  • Champagne blend は、Alsace と Burgundy の crémant wine、 Italy の Franciacorta、スペインの Cava など世界中で採用されています。

  Chardonnay のフードマッチング
  1. Smoked salmon terrine
  2. Pork and prawn dumplings
  3. Fried chicken with chilli mayo 

用語解説
  • Remuageとは、瓶内二次発酵の後に瓶の底に沈んでいる滓を瓶の口に集める作業。熟成時に横に寝かされていたボトルを少しずつ左右に回しながら瓶口を下にして倒立させ、澱を瓶口の栓の近くに集める工程。
  • disgorgement とは、Remuage によって瓶口に集められた澱を取り除く作業。
  • dosage とは、disgorgement の後に目減りした液量を補うとともに糖度の調整を目的としてリキュールを加えること。
  • RM(レコルタン・マニピエラン)は、自社畑のブドウだけでその畑の特徴を活かした Champagne を造り出生地の村名を冠して販売している。

      structure の意味合い
      • 甘味、酸味、タンニン(渋み)、アルコールなどの要素で造られる、ワインの味わいの骨格の事。 
      • アルコールや酸味等がバランス良く、多く存在していると、骨格=ストラクチャーがしっかりしている、と表現される。
      note の意味合い
      •  例えるならば、花に直接鼻をつけた時の香りではなく、お花畑で全体的に香る『花の香り』の様な柔らかい香りを表現する時に使われます。
      • 白ワインでよく使われる表現です。
      nose の意味合い
      • テイスティングの際に鼻で感じた香りの事。

      生産者 Pol Roger 

      • Epernay を拠点とする著名な Champagne producer です。Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunierを同じ比率で作ったエレガントでバランスの取れたスタイルで知られています。
      • 1849年に正式に設立されましたが、Pol Roger 以前は少なくとも2世代がシャンパン産業に携わっていました。 1850年代半ばに、輸出が重要な焦点となり、シャンパンの伝統的な甘さを避け、英国の好みに合わせたより Dry なスタイルを生み出しました。
      • 19世紀から20世紀にかけて成長し、アメリカの禁酒法とロシア革命の期間中も力強く成長を続けています。現在、Pol Roger は年間約180万本のボトルを生産しています。
      • ポートフォリオには、non vintage brut, vintage brut, demi sec, brut nature,  rosé、blanc de blancsが含まれます。
      • Pol Rogerは、Valee de la marn に所有する89ha(220a)の vineyard の半分強を栽培しています。 残りは、会社が長期的な関係を持っている契約栽培者によって栽培されています。
      • すべてはワイナリーで手作業で行われます。
      • Champagne 最大の remuage チームを持ち、地下セラーは、Epernay で最も深いセラーの1つです。 ワイナリーは過去10年間にかなりの投資をしてきました。
      • Odette Pol Roger は、親しい友人であった Sir Winston Churchill を称える為「Cuvée Sir Winston Churchill Champagne」を 1975年にリリースしました。ブレンドは門外不出の極秘ですが、構造と強さのために Pinot Noir を主とし、優雅さのためにChardonnayで仕上げられています。
      • モエ/ヴ―ヴ/クリュッグ/ボランジェ/アグラパール/ロデレール/マム/ランソンらと並んで2004年に英国王室御用達に任命されています。


      Champagne Brut

      • フランス北部の Champagne 地方の辛口の  Sparkling wine です。白とロゼの両方で、Brut にすることができます。
      • 通常は Chardonnay, Pinot Noir, Pinot Meunier で造られています。その他、Pinot Blanc, Pinot Gris, Petit Meslier, Arbane を使う事も可能です。
      • フランス語の brut は「生」と訳され、この意味で dosage 時に甘さ投与量を大幅に追加せずに販売されたワインを示します。現在、「Brut Nature」「Zero Dosage」という用語は、投与量がまったくないシャンパンを示すために使用されています。
      • Brut wines は「non-vintage」「vintage Champagne」そして「Blanc de Noirs」「Blanc de Blancs」で可能です。そして、Brut バージョンが一般的です。
      • Champagne wine の法律では、Brut wines は、砂糖は 15g/1L 未満とされています。
      • Champagne house Perrier-Jouët が1846年のヴィンテージを無糖ワインにし、英国市場に出しました。このドライな無糖スタイルがすぐに人気を博し、今では  Brut Nature として定義されています。
      公式 Champagne の甘さレベル
      • Doux (最低50grams/Per liter)
      • Demi-sec (33–50g/L)
      • Sec (17–35g/L)
      • Extra-Sec / Extra Dry (12–20g/L)
      • Brut (0–12g/L)
      • Extra Brut (0–6g/L)
      • Brut Nature/Zero (0–3g/L)
      現在は[Brut][Extra Brut][Brut Nature]が人気があります。


      Champagne

      • Champagne 地方は、パリの北東約150Kmに位置し、フランスのワイン産地としては、最も北にある(北緯50度)。
      • 平均気温約10度Cで、葡萄栽培にとっては厳しい気象条件である。
      • この地方には北側に背の高い森林があり、冬の冷たい北風と霜を防ぎ、 マルヌ川から立ち昇る水蒸気の湿度がその厳しさを緩和している。とは言え、冷害や日照不足による影響は大きく、不作の年のワイン生産は4分の1になってしまうこともある。
      • 土壌は、シャブリと同質のキンメリジャンと呼ばれる石灰岩の混ざった泥土質で、 この水はけのいい白い土壌が、乏しい日光を反射、吸収し、葡萄の成育を促している。(シャンパーニュとは、白い土壌の平野を意味する)
      • 「シャンパン」とは、このシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された葡萄を使い、葡萄の品種や製法などワイン法に規定された条件を満たした「発泡ワイン」のみを言い、この条件を満たしていないものは「シャンパン」を名乗ることは出来ない。
      • この地方の中心地は、ランス市とエペルネ市。ランス市のノートルダム大聖堂はゴチック建築の傑作で世界遺産にも登録されている。現在は、発泡性ワインの産地だが、17世紀後半までは非発砲ワインのみの産地であった。
      • シャンパーニュのカーヴは、ブドウ畑の下層にあり、その下層土壌は石灰岩で、ワインの熟成にはうってつけの条件を備えている。
      • 深さ10~50mの石灰岩に掘られたカーヴの中は、光も音も届かず、8~12度の気温で湿度も一定である。
      • ランスとエペルネイの地下のカーヴは、端から端までで、ともに300km以上もの長さがあり、膨大なワインが熟成の時を過ごしている。
      • 大手メゾンの中には、数十キロに及ぶものもあって、カーヴの中を、電動車を使って移動している。
      • ランスの地下には、古代ローマ時代に道路や町の建設のために使ったチョークの採石場の跡のカーブが残っていて、それをそのまま使っている。歴史的記念物にも指定されている。
      ※ NV(Non-vintage)
      1. ワイン原料のブドウの収穫年のあるなし。
      2. 黒・白系の葡萄、異なる村、異なる年のものの混醸。
      3. 甘口から辛口まである。
      4. 年号表示無し。


      フランスには国で定められたワイン法があり、2008年までは「AOC法」、2009年からは「AOP法」で定められています。



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       この記事は以下のような人におすすめです!
      • ワイン購入に失敗したくない人
      • ワイナリーの物語を知って飲みたい人
      • ワインの知識を深めたい人

      エチケット日記


      Pol Roger Extra Cuvee de Reserve

       
      • このエチケットは 2001’2/25  リーガロイヤルホテルのレストラン「ガーデン」でロシア料理を食べた時のものです。 ”★★★★” 
      今日のコース
        1. 海の贈り物オードブル
        2. お肉のソーリャンカ
        3. チョウザメとマッシュルームのスコブリャンカ
        4. シェフ特製「牛肉ヒレ肉とフォアグラのステーキ」
        5. アイスクリームと苺のロシア風デザート
        6. 紅茶orコーヒー
        肉のソーリャンカとの相性は抜群でした。昼に食べたハンバーグで食あたりし、メインディシュの「牛ひれ肉とフォアグラのステーキ」は残念ながらパスしました。

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                  台北の日貨専門店 瑞瑞

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                  趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

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