ボルドー右岸の可能性を予見したムエックス家

2017年2月9日木曜日

Bordeaux Libournais

t f B! P L
Jean Pierre Moueixは、1937年にリブルヌのプリウラ河岸に自らの名を冠したワイン商を設立しました。
当時、ボルドーといえばメドック等の左岸のワインがもてはやされ、リブルヌを中心とする右岸のワインは、まだあまり知られていませんでした。しかし、ムエックス家はすでに、この土地のメルローが持つ魅惑的な個性と長期熟成する能力を予見していました。1947年、ポムロールの偉大なワインである「ペトリュス」の独占販売権を手に入れ、1964年にはマダム・リリー・ラコスト(1961年に死去するまでペトリュスの所有者であったマダム・ルバの姪)とともに共同所有者となりました。
それ以来、J.P.ムエックス社は、「メルローの達人」と呼ばれた醸造家ジャン・クロード・ベルーエを得て、ペトリュスの品質を高め、世界で最も希少で高価なワインへと昇華させます。
1950年代以降、J.P.ムエックス社は急速に発展を遂げますが、利益をブドウ畑に投資する方針を貫き、「ペトリュス」の他、右岸の代表的シャトーである「ラ・フルール・ペトリュス」「マグドレーヌ」「トロタノワ」等を買収します。
2008年にはサンテミリオンの「シャトー・ベレール」を買収しました。
(出典:日本リカー)

初代Jean Pierre Moueix
二代目Christian Moueix
三代目Edouard Moueix

ページビューの合計

Translate(翻譯)

台北の日貨専門店 瑞瑞

記事検索

国別ワイン記事検索

自己紹介

自分の写真
趣味として、Wineや台湾の紹介ブログを書いたり、台湾では大阪の食文化を紹介しながら「話せる日本語」を教えています。 30代前半で起業、60で引退、現在は大阪、南国台湾を往復しながらフリーランスな生活をしています。

QooQ